新婚で義実家へ初帰省!好印象を持ってもらうためには?
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監修・ライター
今年結婚したワタシ。年末に初めて義実家へ帰省することになりました。訪問するのは、結婚前のご挨拶以来。その時は「お客様」だったけど、今はもう身内です。どんな風にしたら、義両親に失礼がなく、嫁として相応しい振る舞いができるでしょうか。賢人、教えてください!
Q1 義実家には帰省することを連絡しましたが、他に何をすればいいのか不安です。
A1 義実家への帰省の連絡はお済みですね。先方も人を迎えるための準備が必要ですから、いつ帰省して何日間滞在するかを早めに知らせておくことはとても大切です。その上で、より具体的な交通手段などが決まり、到着時間などが分かってきたら、そのことを細かく報告しておくのがよいでしょう。
帰省先が田舎の場合、都会のように飲食店や交通機関が十分でないことがあります。そんな場合は、食事や移動ひとつにしても義実家にお世話になることになりますから、どこにいつ到着するかを正確に伝えておき、食事やお迎えの準備をしてもらいやすいようにしておきます。
Q2 どんな服がいいのか分かりません。好感を持たれる服装を教えてください。
A2 好きな色や流行のファッションに身を包むよりも、お嫁さん1年目は親しみやすさと清潔感を持ってもらえるような身だしなみを心掛けます。ベースになる色は、優しい印象をもってもらえるベージュやブラウンなどの暖色系がおすすめです。
年末年始は何かと台所仕事でお嫁さんとして活躍しておきたい場でもあります。動きやすさと品の良さを兼ね備えたニットのアンサンブルなら、きちんとした印象も持たれる上に動きやすく、着回しもできますので数日間滞在する場合は非常に便利です。ボトムはひざ丈のスカートがいいでしょう。
パンツはカジュアルな印象になる場合があります。初めての帰省では義実家のようすを見て、大丈夫なようでしたら次回からパンツでもいいと思いますが、1年目の場合はスカートがベターです。
また、ヘアスタイルも清潔感を大切にしましょう。お辞儀をして垂れるような前髪はNG。ピンで留めておきます。ロングヘアの場合は、ひとつに束ねるか、ハーフアップに。いつもきちんと顔がみえるヘアスタイルを心掛けましょう。
Q3 お土産って難しい。両親世代はどんなお土産を喜んでくれますか?
A3 手土産は日持ちすることが大切です。お仏壇のあるご家庭なら、お供えすることも念頭にいれておきましょう。カステラ・羊羹・最中などの和菓子はやはりお土産の定番です。コーヒーやお茶、お酒なども来客が多い年末年始は重宝するので喜ばれます。
義両親により喜んでいただくためには、やはり事前のリサーチが必要です。普段の会話から、甘いものがお好きかどうか、お酒のお好みなどをさり気なく聞いておくと、お土産を選ぶ際も迷わずにすみます。
私のおすすめは、ナッツやドライフルーツです。日持ちもしますし、お茶請けにも、お酒のあてにもぴったりです。そのほかには、最近ブームの甘酒も喜ばれます。いずれも健康食品ですので、義両親の健康を気遣ってお贈りするといいでしょう。
Q4 義実家ではどのように振る舞ったらいいの。手伝うべき?座っておくべき?
A4 年末年始はただでさえ忙しい時期です。初めはお客様として迎えられると思いますが、時をみて「なにかお手伝いすることはありませんか?」と尋ねます。
お願いごとをされればそれを引き受けて問題ありませんが、迷うのは「手伝わなくていい」と言われた時ですよね。「いいのよ、疲れているでしょう。座っていて」などと優しく言われたら…。ここは素直に「すみません、ありがとうございます」と甘えておくのがいいでしょう。そして、お義母様がひと仕事終えて席に着かれたら「ありがとうございます」と一言、お礼の言葉を忘れないことが大切です。
キッチンは女性の大切なテリトリーでもあります。自分以外が入ることに抵抗がある人も少なくありません。キッチンに入るのは様子をみながら。まずは、配膳や食器の片づけなど、その周囲の手伝いから始めていきます。
Q5 ほかに気を付けておくべきポイントがあれば教えください!
A5 最も大切なのは最初と最後のご挨拶です。到着したときは「お世話になります」、帰る際は「お世話になりました」ときちんとご挨拶をします。
そして帰宅したら、できだけ早いタイミングでお礼のお便りを。言葉にできなかった感謝の気持ちをしたためましょう。このお手紙ひとつで心がとても近付きますし、次の帰省が楽になります。
義実家への帰省は、新妻にとっては大イベントです。緊張もするし、不安もあると思いますが、笑顔があれば大丈夫! 可愛らしく素直なお嫁さんでいることを忘れないでくださいね。
皆さんがお嫁さん1年生であるように、ご両親にとっても義両親1年生です。気を遣いすぎると、相手にもそれが伝わってしまうものです。素直な気持ちで、何かしていただいたら「ありがとうございます」とお伝えすれば、気持ちはきちんと伝わります。
初めから100点を目指すことはないのです。リラックスして笑顔で過ごしてきてくださいね。
アドバイスを受けた感想
いろいろ不安でいっぱいでしたが、義両親も同じような気持ちかもしれないと思うと、少し楽になりました。初めから100点は目指さないで、少しずつ信頼を積み上げていくような気持ちを持って、笑顔で過ごしてこようと思います!