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話題の「スキレット」で、熱々のおいしい家ごはん!

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話題の「スキレット」で、熱々のおいしい家ごはん!

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最近お料理好きの間で人気の「スキレット」。スキレットとは「鋳鉄製のフライパン」のこと。インスタグラムなどでじわじわと人気が広がり、一気にブレイク!熱々でほくほくのおいしいメニューが自宅で楽しめる「スキレット」をご紹介します。

これがスキレット!厚みと重さがおいしさの秘訣。

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「鋳鉄」のフライパンは、普通の「鉄のフライパン」とどうちがうのでしょうか?製造工程の違いで、鋳鉄は普通の鉄に比べると炭素が30倍も多く含まれます。多く出回っているテフロン加工の26cmのフライパンで900g~1Kgなのに対して、鋳鉄は2kg~3Kg。約2~3倍も重くなりますね。鉄製に比べると多少もろいという弱点もあるのですが、その分蓄熱性がぐんと高いというのが、最大のポイント。温度ムラも少なく、高温の調理にぴったりです。しかも鋳鉄表面の炭素が水分や油分を浸透させるため、油なじみが抜群。つまりこの厚みと重さが、食材の旨味を芯から引き出してくれるというわけです。

スキレットを育てるためのメンテナンス!

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鋳鉄製のスキレットの取り扱いには、いくつか注意点があります。まずは熱したときに水をかけるのはNG。割れの原因になります。次にさびを避けるためにシーズニングという作業が必要だということ。シーズニングとは、料理後の汚れを洗剤を使わずお湯で浮かしてたわしなどでこそげとり、火にかけて乾かしてから、薄く食用油を塗り弱火で5分なじませること。このひと手間でスキレットはさび知らず。どんどん油なじみがよくなって、さらにおいしく旨味を引きだす調理器具に!育てるつもりでメンテナンスしましょう。製品によっては使用前にシーズニングが必要なものもあります。取扱説明書をよくご覧ください。

まずは簡単料理から始めましょう

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まずいちばん活躍するのが朝ごはんかもしれません。目玉焼きとカリカリベーコンも、焼けたらそのままテーブルへ。余熱で温かく美味しくいただけます。フレンチトーストや今話題のダッチベイビーにもぴったり。ホットケーキミックスを60g、卵1個、牛乳60㏄をよく混ぜ、210度のオーブンで15分焼いたら完成。家ごはんが楽しくなりそうですね。

ハンバーグやステーキこそ本領発揮!スキレットの実力。

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食材を入れても温度が下がらず、焼きムラも少ないスキレットの実力はやはりお肉料理で実感。ハンバーグやステーキ、ローストビーフなど高温でおいしさを閉じこめ、じっくりと火を入れるメニューに向いています。家族の食事の時間がそれぞれ違う家庭では、あらかじめ1人分ずつセッティングしておけば、できたて熱々を食卓へ。洗いものも少なく、しかもカフェ風おしゃれごはん。料理を作るモチベーションも上がりますね。


ちなみに「ニトスキ」とは、ニトリが販売しているスキレットのこと。498円(税込み)というプチプラで、現在入荷まで2か月待ちという人気ぶりです。スキレットのある食卓を、始めてみてはいかがでしょう。