くらし

Rassurer 頑張ってます!~がんばろう熊本~

上田アニの夢(む)計画のススメ 〝上田アニ〟こと上田啓介(うえだけいすけ)

Rassurer 頑張ってます!~がんばろう熊本~

どーもー「夢(む)計画のススメ 」の上田アニです!

さあ11月も残り1週間余り、いよいよ師走に入りますぞよ。
師走に入ると「流行語大賞」やら「今年の漢字」やらが発表されて、いやおうなしに年の瀬モードに入っていくもんですが…それにしてもホント1年ってあっという間ですよね~ 

な~んてありきたりのこと言ってるけど…

今日ご紹介するレストランは、熊本地震でお店を失い、地震後1年経ってようやく南阿蘇復興市場の仮設店舗で営業を再開した「RASSURER(ラシュレ)」さんです。

オーナーの松田さんにとって、震災からの1年は決して「あっという間でしたね~」ではなく、色んな意味で大変な1年であったわけです。

ラシュレ外観
震災前のお店は、熊本の素材をふんだんに使い、素材本来の旨みを余すところなく引き出す料理で、熊本でも指折りのフレンチレストランでした。

それだけにファンが多く、営業再開のメドが立たない時期の〝ラシュレファン〟は、その動向にさぞややきもきしていたことでしょう…

そんなラシュレのランチに行って来ました!

予想を裏切られたね~いい意味で…

店内
まずお店に入ると、とても仮設の建物とは思えない店内。
そこは一気にフレンチレストランのたたずまい。
美味しそうなモノが出てくるオーラを感じる…

一気にお腹がへってきた。

オードブル
メインディッシュを頼むとスープとミニオードブルと食後の飲み物が付いてくるということで、
最初にいただいたのは「豆乳仕立てのキノコとお野菜のスープ」。
キノコの風味と野菜の甘みが口の中いっぱいに広がる優しいお味。

う~ん幸せ。
しかもお団子が入ってるというのもうれしいポイント…

美味しい!
楽しい!
 

スープ


そしてオードブルの中の一品、春巻きの皮で包まれた料理を食べてみたら、中から出てきたのはキノコのリゾット。

美味い!
外側の皮がパリッ!
中のリゾットがジュワッ!  

ほぉ~リゾットを包んで揚げるかぁ~これはやられたわ。

春巻き

そしてメインディッシュは『熊本県産スペアリブのバルサミコ煮』(1,950円)と
『赤牛スネ肉の煮込みパイ包み焼き』(2,000円)。

すね肉煮込み
【熊本県産スペアリブのバルサミコ煮 1,950円】


骨付きのスペアリブがバルサミコ酢などで煮込まれてて、見た目と違ってさっぱり。
甘みと酸味のバランスが、コマネチの平均台のバランス感覚よりやや上かな(笑)

しかもお肉が柔らかくて、口の中でホロホロっとほどける。
くぅ~極上…

それもそのはず3時間ぐらい煮込んでるって!
それ以上煮込むと崩れるらしいんだけど…それにしても手間ひまかかってるね~

この時点ですでにノックアウト寸前のわたくしにとどめを刺したのは、
ラシュレの〝伝家の宝刀〟『赤牛スネ肉の煮込みパイ包み焼き』。
これ食べて幸せな気分にならない人がいるだろうか…いやいない。
ってぐらい美味しい。

スペアリブ
【赤牛スネ肉の煮込みパイ包み焼き 2,000円】


こんがりと焼かれたパイの色に食欲をそそられながら、中を開いてみると…
赤牛がゴロゴロっと出てきたね~熊本の美味しい赤牛が惜しげもなく…
どうりでパイがパンパンに膨らんでると思ったわ。

すね肉煮込みオープン

くりぃむしちゅー…じゃなかった(笑)、ビーフシチューをパイで包んだって感じの料理なんだけど、このビーフシチューのソースがたまらん。
鍋に残ってるソースを容器に入れて帰ろうかと2時間ほど悩んだぐらい(笑)

いやはやそれにしても仮設の建物の中で、こんなに贅沢なフレンチがいただけるとは…

スープからデザートのガトーショコラ(追加でオーダー350円)まで、いっさい手を抜かない仕事ぶりは以前と変わらずさすがのひと言。

ビバ!ラシュレ!
ビバ!マツダ!

デザート
コーヒー

そんなラシュレさんは、現在はランチタイムのみの営業ですが(11:30~14:00 L.O)、
南阿蘇方面にお越しの際は、阿蘇の雄大な景色を眺めながらちょっと贅沢なランチを味わって、至福の休日を過ごしてみるのもいいもんですよ。

RASSURER