くらし

スーパーフードの「チアシード」NGな食べ方してない?

2000円でかなうコト

スーパーフードの「チアシード」NGな食べ方してない?

スーパーフード「チアシード」。ダイエットにイイ、美容にもイイという話はよく耳にしますが、実際どんな食べ物なのか知っていますか?チアシードはスーパーフードといわれるだけあって栄養価にとても優れていて、正しい食べ方をすることでその効果を高めることができるのです。今回はチアシードの魅力や、正しい食べ方をご紹介します。

こんなにスゴい!チアシードの持つチカラとは?

美容を気にする女性なら、一度は聞いたことがある「チアシード」。その名の通り、メキシコを原産とするシソ科の植物「チア」の種子をチアシードといいます。
見た目はゴマのような小さい粒ですが、この小さな粒の中には必要な栄養価がぎゅっとたくさん含まれています。

たんぱく質やカルシウム、亜鉛、マグネシウム、鉄分などのミネラルを始め、人間の生命維持や新陳代謝のために必要であるさまざまな栄養素が詰まっているのです。その中でも注目の成分として、αリノレン酸と食物繊維が含まれています。

オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸は必須脂肪酸のひとつで、人の体内で作り出すことができないために食品などから摂取する必要のある重要な栄養素です。
また、食物繊維の働きによって食欲を抑制する効果が期待できます。

一日の目安摂取量は10gほどで、だいたい大匙一杯程度ですので気軽に食べることができるのも人気の理由のひとつです。

新食感!美容に良い賢い食べ方

栄養価が高いのはよくわかったけれど、どうやって食べるの?
実際食べるとなるとその食べ方が気になりますよね。お店で見かけても、食べ方がわからなくて尻込みしてしまっていませんか?
そんな方のために、チアシードの食べ方をお教えします。

チアシードはそのまま種の状態で袋詰めで販売されています。まるでふりかけのようにも見えますが、ごま塩のようにご飯にそのままふりかけて食べるのはNGです。実はチアシードは水に浸すことで、ジェル状になり約10倍に膨れます。このときのゼリーのようなものがグルコマンナンという植物繊維なのです。マンナンといえばこんにゃくでも有名ですね。

このグルコマンナンがお腹のなかで膨れることで、食欲も抑制することができてしかも植物繊維なので便秘の解消にも役立ちます。
水に浸したチアシードはプチプチとした食感が良く、腹持ちも非常に良いので朝食などに混ぜて食べることでダイエット効果も期待できます。

混ぜて美味しく!チアシードの調理法は?

チアシードの食べ方で最もポピュラーなのは、食材に混ぜて食べる方法です。
ヨーグルトやスムージーに混ぜ込むほかにも、サラダのドレッシングやおかずのタレに混ぜ込むことで献立を彩ることもできます。

簡単に調理できて手軽に食べることができるので、忙しい方にもピッタリですね。
他にも、スープに混ぜたり、パンや卵に焼き込むなど、調理法はさまざまです。
しかしながら、チアシードの栄養素の一部には熱を加えることで損なわれてしまうものもありますので、生のまま摂取することをおすすめします。
アイデア次第でどんな料理にも活用できることも魅力のひとつです。

小粒でも栄養満点のスーパーフード、チアシード。日頃の食生活で摂取することが難しい栄養素を、簡単に摂取することができるスゴい食品ですね。簡単で美味しく食べるためのレシピをライフスタイルに合わせて考えてみるのも楽しいのではないでしょうか。