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年会費、発行手数料無料もあり!編集部おすすめETCカード6選

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年会費、発行手数料無料もあり!編集部おすすめETCカード6選

有料道路で自動料金支払ができる「ETCカード」。機能自体に差はありません。だからこそ、発行費などのコストがかからないカード、ポイントの還元率が高くお得に使えるカードを選びたいですよね。

今回は数あるETCカードの中から、おすすめのカードをいくつか紹介していきます。各社のカードの特徴を理解し、最適な一枚を選びましょう。

ETCカードの機能はどれも同じ!ETCカードの選び方は?

地方の高速道路のETCレーン
【画像出典元】「MP_P- stock.adobe.com」

ETCカードでできることは同じ

各クレジットカード会社がETCカードを発行していますが、どの会社で発行したとしても、ETCカードの機能自体は同じです。

ETCカードを作ると、主に次のようなことができるようになります。

どうやって選ぶ?

ETCカードの機能自体はどこの会社でも変わりませんが、年会費、発行費、ポイント還元率などは各社で異なります。

ETCカードを利用した場合、有料道路の通行料金の0.5%が還元されるカードもあれば、倍の1%が還元されるカードもあります。また、ショッピング利用時のポイント還元や特典なども会社によって大きく変わります。

一般的に、クレジットカードを発行した上でETCカードを発行する形となりますので、選ぶ上ではクレジットカード、ETCカード両方の還元率や特典に注目することが大切です。

年会費&発行費無料で還元率1%以上のおすすめETCカード

クレジットカード3枚のアップ(マスターカード、VISA、JCBのロゴを強調)
【画像出典元】「charnsitr- stock.adobe.com」

ETCカードの中には年会費や発行費(発行手数料)が発生するタイプもありますが、それらが全くかからない完全に無料のカードも存在します。

JCB CARD W(39歳以下限定)

特徴:
・年会費 無料
・発行費 無料
・ETC還元率 1%
・ショッピング還元率 1%~10%(Amazonでは3%、スターバックスでは10%など高還元店舗も)
・39歳以下限定

クレジットカードの国際ブランド「JCB」が発行するETCカードであり、知名度、利用可能店舗ともに抜群。ETC利用では1%の還元が受けられ、ショッピングでは最大10%還元まで受けられます。

ただし発行するには18歳~39歳までと年齢制限があります。

JCB CARD W公式サイト

Tカード Prime

・年会費 初回無料(翌年度以降も年1回利用で無料、利用がないと通常 1375円(税込))
・発行費 無料
・ETC還元率 1%(日曜日は1.5%)
・ショッピング還元率 1%(日曜日は1.5%)
・Tポイント提携先店舗では、カード提示+カード支払いの両方のポイント還元が受け取れる
・加入は18歳以上から

「Tカード Prime」は、TSUTAYAが発行するクレジットカードであり、ポイントはTポイントとして受け取れます。

日曜日は1.5%還元になるのが魅力であり、かつTポイント提携先店舗ではポイントの2重取りができます。たとえば提携先となるENEOSでガソリン5000円分を給油した場合、カード提示分が22ポイント(ENEOSではカード提示で200円毎に1ポイント)+カード払い分の50ポイント、計72ポイントが受け取れます。

Tカード Prime​公式サイト

dカード

・年会費 初回無料(翌年度以降も年1回利用で無料、利用がないと通常 550円(税込))
・発行費 無料
・ETC還元率 1%
・ショッピング還元率 1%(dカード特約店やdポイント加盟店ではさらに加算)
・ドコモのケータイ/「ドコモ光」の利用料金でもポイント還元
・加入は18歳以上から

「dカード」の場合、dポイントとして常に1%の還元が受けられます。現在dポイントは様々な場所で利用できますのでポイントの使い勝手も良いです。

dカードはドコモユーザーでなくてもおすすめのカードですが、ドコモユーザーであればケータイ代などもポイント還元対象となるためよりお得です。

dカード公式サイト

ポイント還元率1%以上のカード

ETCカード3枚の連なったイラスト
【画像出典元】「umaruchan4678- stock.adobe.com」

楽天カード

・年会費 550円
・発行費 無料
・ETC還元率 1%
・ショッピング還元率 1%~3%(楽天市場で最大3%、楽天トラベルで最大2%など変動)
・加入は18歳以上から

「楽天カード」は、ETC還元だけでなく、ショッピング面の還元率に強みがあります。楽天市場では最大3%もの還元となるため、楽天ユーザーとの相性が良いです。

貯めたポイントは各種楽天サービスで再利用できる他、楽天EdyやANAマイレージに交換することも可能です。

楽天カード​公式サイト

三井住友カード デビュープラス(学生限定)

・年会費 初回無料(翌年度以降も年1回利用で無料、利用がないと通常 1375円(税込))
・発行費 無料
・ETC還元率 1%
・ショッピング還元率 1%
・「ポイントモール」経由でのショッピングは、ポイントが2~20倍貯まる
・合計5万円(税込)以上利用すると、ボーナスポイント加算
・18歳~25歳までの学生(高校生は除く)

「三井住友カード デビュープラス」は、常に1%還元されるだけでなく、ポイントモールなど様々なポイント加算サービスも用意されています。

こちらもお得なカードではありますが、その分、入会は大学生や専門学生などの学生限定になります。学生でない場合は、似たカードで「三井住友カード ナンバーレス」が用意されていますが、こちらはポイント還元率が0.5%となり半減します。

三井住友カード デビュープラス公式サイト

au PAYカード

・年会費 初回無料(翌年度以降も年1回利用で無料、利用がないと通常 1375円(税込))
・発行費 1100円(税込)、発行から1年以内にETCカードを利用すれば実質無料
・ETC還元率 1%
・ショッピング還元率 1%
・ポイントアップ店舗ならさらに+1%ポイント還元(出光でのガソリン給油も対象)
・auでんきに加入すると、でんき代支払い時に最大5%還元
・加入は18歳以上から

「au PAYカード」では、Pontaポイントとして還元されます。常時1%以上の還元が受けられるため、auユーザーでなくともメリットは十分あります。

ETCカードの発行には1100円(税込)が発生するのが難点ですが、こちらは年内に一度でもETCカードを利用すれば、発行手数料相当額を初回通行料支払いの翌月の請求額から差し引かれるルールのため、発行費は実質無料にできます。

au PAYカード公式サイト

ETCカードの申込方法

ETC車載器のイラスト
【画像出典元】「irise8- stock.adobe.com」

ETCカードを作る場合、一般的には次のようなステップを踏むことになります。

なお、既に契約しているクレジットカード会社でETCカードを作る場合は、ETCカードの追加発行手続きのみであり、審査などは発生しません。

クレジットカードを作りたくない場合は?

昼下がりの高速道路のサービスエリア
【画像出典元】「decoplus- stock.adobe.com」

「クレジットカードを作りたくない(作れない)」、「ETCカードのみ欲しい」といった人には、ETCパーソナルカードという選択肢もあります。ETCパーソナルカードはNEXCO東日本など全国の高速道路会社6社が運営しているETCカードであり、クレジットカードの発行は不要です。

ETCパーソナルカードでは、デポジットと呼ばれる保証金を事前に積む必要があり、また年会費が1257円(税込)発生します。

ETCパーソナルカードを作りたい場合は、WEB上の「ETCパソカ申込書作成」、もしくはサービスエリアなどに置かれている申込用紙を利用し、申込用紙に必要事項を記入して事務局に送付すれば発行されます。

詳細は以下公式サイトをご確認ください。
ETCパソカとは

 

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以上のように、ETCカードは各社でポイント還元率や特典が異なります。特に高速道路を頻繁に利用する人、もしくはクレジットカードで頻繁にショッピングなどをする人にとっては、積もり積もって大きな差となることもありますので、今一度カードの見直しをしてみてはいかがでしょう。