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年末の掃除、まずここから始めれば超効率的!

0円でかなうコト 野田 房江

年末の掃除、まずここから始めれば超効率的!

Jevtic/iStock/Thinkstock

年末大掃除の季節。やるべきところや気になるところはいろいろありますが、どこから取りかかるのが効率的ですか?定期的にやった方がいいのはわかっていますが、なかなかできていないこともあって、1年分の汚れがたまっているところも・・・。大掃除でしっかり汚れを落としたいです。

Q1 ズバリ、どこから取りかかればいいですか?効率的な掃除の順番を教えてください。

冷蔵庫の中

 

A1 まずは最終仕上げを何日にするのか、大掃除の計画を立てることです。クリスマスやお正月に備えることを考えると、せめてクリスマス前には仕上げたいところですね。そうすると11月末から取りかかるのがいいでしょう。特に年末の食材が増える前に取りかかりたいのが、冷蔵庫です。そしてやはり年末に最も使う台所の水回りは、気持ちよく使うためにも早めにやっておきたいですね。一気にやろうとせずに、「この日は○○をする」と日にちを決めて進めるのが、大掃除を成功させる秘訣です。

今回は、冷蔵庫の掃除のやり方についてポイントをお教えしますね。冷蔵庫はパートごとに進めるのがコツ!まずは中身を全部出して空っぽにします。食品は賞味期限を確認して、処理していきましょう。奥から拭いていきます。こびり付いた汚れは、ブラシを水や湯に浸して取ります。

冷蔵庫のドアポケットを洗う

 

その後、ドアポケットなど外せるものは全部外しますが、一気に外すとどこのものかわからなくなるので、扉の片側だけなど一部分ずつ。ドアポケットは1つずつ洗って拭いて、取り付けていきます。だいたい2時間くらいでできると思いますが、まとまった時間を取れない場合は、引き出しごとなど、何日か分けてやってもいいと思います。

Q2 「これがあれば役立つ!」という掃除のプロが重宝する便利グッズはありますか?

ブラシ

 

A2 100円ショップ『セリア』のブラシです!2本買って、1本は毛を半分くらいに自分でカット。毛足が長い方は、溝など届きにくい部分を掃除する時に、毛をカットするとブラシが強くなるので、場所によって使い分けています。これはどこを掃除するにも必須のアイテムです!

Q3 台所で意外と掃除が行き届いていない場所やポイントってありますか?

排水口の掃除

 

A3 例えば排水溝。シンクは頻繁に磨いても、排水溝のトラップのカバーを外して掃除することはなかなかしないのではないでしょうか。台所の中では一番汚れているので、大掃除ではぜひやっておきたい場所です。カバーに付いた汚れはブラシで、中はスポンジで水洗いします。キッチンハイターを使うとさらにきれいになります。溝の掃除に活躍するのが、先ほど紹介した毛足の長いブラシ!歯ブラシより早く汚れが落ちます。

そしてシンクも、普段の掃除で行き届きにくいのが縁の裏、蛇口の溝やつなぎ目、根元などです。溜まっている汚れをブラシで搔き出しましょう。ステンレス部分は乾拭きするとツヤが出ます。そういった細かい部分を掃除してあげることで、垢抜けして、キッチンが数段美しくなりますよ!

シンクの縁の掃除

 


年末大掃除というと、1日中かけて何日かやるものと思っていて、そうするとエンジンが切れて、諦めてしまう部分もあったのですが・・・計画を立てて日常の中で少しずつ進めるのがコツなんですね。