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急な転勤辞令、引越し準備どうする⁉まず最初に確認すべき3つのこと

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急な転勤辞令、引越し準備どうする⁉まず最初に確認すべき3つのこと

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春は人事異動の季節。転勤の多い仕事ならともかく、会社の業務拡大などで急な転勤の辞令が出ると、慌てますよね。家庭の事情によっては家族全員で引っ越すか単身赴任するかの選択も迫られます。限られた時間の中で効率的に準備するため、転勤前にまず押さえたい3つのことと効率的な引越し計画のを立てる方法を紹介します。

急な転勤の辞令が出たら、最初に確認したい3つのこと


資料を確認する夫婦

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転勤が決まったら、単身赴任するかどうかの決断やToDoリスト作りの前に、まず状況をしっかり確認しましょう。

1) 転勤の期間について
転勤先でずっと働き続けることになるのか、数年後は元の住まいから通える部署に戻れるかなど、状況を見極めることが大切です。すでにマイホームを購入してローン返済がある場合、売却するか、賃貸に出すケースも。決定したら、その手順もリストにくわえます。

2) 転勤先の暮らしについて
社宅の有無、住宅手当や引越し関連の一時金の金額、転勤先の学校事情などを調べます。とくに海外の場合には暮らしぶりが大きく変わり、引越しの方法も変わるので十分なリサーチを。家族のパスポート取得や予防接種が必要になることもあります。

3) 引越し日について
海外赴任の場合、家族を呼び寄せるのは○カ月後など規定があることも。また、学校等の手続きの関係で、家族の引越しを遅らせることもあります。本人が赴任する期日、家族が引っ越す期日をはっきりさせます。

単身赴任する場合のTODO・タイムスケジュール

単身赴任イメージ

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1) 【辞令が出たら】今後の暮らしについて家族で話し合う
単身赴任では生活費が余計にかかります。単身赴任先での生活費はいくら必要か、どのくらいのペースで帰宅できるかなど、今後の生活設計について話し合います。

2) 【引越し1カ月前】転居先や引越し業者を決める
社宅が用意されていない場合、住む家を探します。家電製品付き単身者用アパートが便利です。インターネットを利用するなどで、なるべく早く物件を探しだしましょう。見積もリをとって引越し業者を決めます。

3) 【引越し2週間前】引越し荷物の準備
住まいが決まったら、必要な家具や生活必需品をリストアップ。ネットショップや現地で購入するか、引越し荷物に入れるかを決めて準備します。

4) 【引越し後】各種手続きを行う
引越ししたらガスや水道、インターネットの開設等を行います。インターネットの開設には時間がかかるので、手続き開始はなるべく早めがおすすめ。役所への転出届や転入届、各種の住所変更届が必要ですが、単身赴任では、住民票を妻子が住む家に残しておくケースが多いようです。

家族で引越す場合のTODO・タイムスケジュール

引越し 物件探しイメージ

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1) 【辞令が出たら】家族それぞれの手続きをリストアップ
引越し日が決まったら、ToDoリストを作りながらタイムスケジュールをたてます。解約や変更、引越し先で新規に開設など、手続きが必要な項目とタイミングをリストアップ。住居や駐車場の賃貸契約の解約、電話やインターネット等の移設、学校の転校手続き等が必要です。

持ち家を賃貸にする場合はリロケーション会社と契約します。郵便やヤマト運輸、金融機関等への住所変更届けもお忘れなく。家族が介護サービスを受けている場合は、引越し先でも同等の介護サービスを受けられるように調べておきます。

2) 【引越し1カ月前】引越し業者を決め、不用品を処分
転居先を決めて契約を済ませ、引越し業者を選びます。子どもの転校手続きをします。不要な家具等を処分します。ひとまず実家やトランクルーム等に預けるケースもあります。

3) 【引越し2週間前】転居先の準備
転居先を下見して、家具のレイアウトを決め、照明など必要なものがあれば準備します。電話やインターネットの移転手続きをします。

4) 【引越し1週間前】役所の手続きと挨拶
転出届け、印鑑登録の廃止、ガスや電気の解約や変更届等の手続きをします。タオル等の品を用意して、お世話になった人に挨拶をします。

5) 【引越し3日前】梱包・清掃
荷物を梱包し空いた部屋から清掃します。引越し当日の手荷物をまとめておきます。

6) 【引越し1日前】最終チェック
冷蔵庫と洗濯機のコンセントをはずし、水抜きをします。引越し荷物の数、手荷物を確認します。

7) 【引越し当日】引越し
ごみを処分し清掃します。引越し料金を精算。転居先の近所や管理人には、できれば当日のうちに挨拶をします。

8) 【引越し後2週間まで】各種手続き
学校の転入手続きをします。電気の使用開始手続きをします。転入届け、印鑑登録、国民年金の住所変更など、役所関係の手続きをまとめて行います。運転免許の住所変更や自家用車の登録住所の変更も必要です。


クレジットカードやショッピングサイトの会員情報など、住所変更が必要なものはたくさんあります。定期購入している通信販売なども連絡を忘れやすいので注意が必要です。タイムスケジュールに沿ってわが家用にカスタマイズしたToDoリストで、賢く転勤&引越しをクリアしてくださいね。