くらし

クラフトならではの風合いと機能性が共存した大人のツールホルダー

僕らの愛用品 mario

監修・ライター

-徒然なるままに、その日暮らし-

「春はあけぼの、ようようしろくなりゆく山ぎは…」

4月ともなり、文頭の決まり文句の後にオリジナルの枕草子が頭に浮かんできたので、久しぶりに現代語訳を調べてみたあけぼのどき(夜明け)。「しろく」って著しくという意味だったのですね。

そんな、新年度・新学期には仕事などに使うツールを一新される方もいらっしゃるのではということで今回はKUNITACHI SHOWTENダブルファスナーペンケース」をご紹介。

見てくださいこの無骨な雰囲気。風合い、手触り、ツヤ感など、非の打ち所のないクオリティーを待ち合わせたブリティッシュレザー(英国のブライドルレザー)のシックかつワイルドな外観。

国立商店では、皮職人によるハンドメイドの商品を制作しておりMacBook・iPadスリーブやスマートフォンケースなどのデジタルガジェット向けの商品をはじめ、ポーチやウォレットなどもラインナップされています。

内側のスナップを開くと、こちらも男子が大好きな多収納な機能性を感じるデザイン。左右で5つのペンポケットに、真ん中はapple pencil専用のポケットとのことで、少し細身なものもしっかりホールドしてくれる仕様に。

一軍のコレクションであるお気に入りのツールが整然と並ぶ様。うっとりですよね。
(僕の相棒達は大体福岡の野間にある「PLASESTORE」で仕入れてます。)

左右にあるポケットは思いのほか大容量で、片側に5~7本程度のペンが収納できそう。
(ビジュアルを考えると、全体で10本程度のペンとそのほかステイショナリーツールを入れてジャストって感じかなと。)

また、この絶妙に考えられたペンポケットの配置はそれぞれのペンが重なり合わないように互い違いになるような設計になっているのもニクいポイント

ファスナーは皆様ご存知、安心の「YKK」の中でもトップクラスの滑らかなすべりと、金属の重厚さを兼ね備えたエクセラを起用。
(洋服屋さんでブルゾンのジップとかがエクセラ使っていると、このブランド流石だなって思っていました。)

表面の白い粉のようなテクスチャーはレザー製造の際のロウとのことで、使うほどに自然とツヤ感が出てくる変化があるとのこと。

パッケージもシックでナイスです。
(こだわりを感じれば感じるほど男
心がくすぐられる。神は細部に宿りますね。)

一点一点、革職人による手作りで作られ、レザーの風合いもそれぞれで異なるという唯一無二のこちらのペンケース。使い込むほどに、皮と共に自分も育てられるような気がしますよね。
(国立商店の商品はハンドメイド商品であるため、
今回制作完成待ちで注文しました。

個人的には、国立商店のノートPC用レザーホルダーも気になります。皆様是非ともチェックを。

 

【アイテム詳細
KUNITACHI SHOWTENダブルファスナーペンケース / 12,800(税込)

オンラインショップ

■サイズ
折りたたんだ時:約190 x 85 x 36mm(横幅x高x厚み)
コンパートメントサイズ(片側):約195 x 80mm(横幅x高)
※入り口開口部はファスナーパーツがあるため、最大165mm程度に開きます
内側一本差しペンホルダー部分(左側2本):37 x 138mm
内側一本差しペンホルダー部分(右側3本):25 x 138mm
サイズは外寸です

■素材
表側:革
中側:帆布
その他:YKK社製エクセラファスナー、ボタン