お金

上手に貯める夫婦は共通点がある、お金で揉めない二人暮らしの家計管理術をFPが伝授 (2ページ目)

ためる 中村 賢司

2-3.二人の家計簿をつけよう~家計簿アプリ・wallet+アプリ
お金の管理をするのに家計簿は必要不可欠です。

家計簿と聞くと日々のお金の出入りをきちんと記帳していき大変そうなイメージがありますが、最近では家計簿アプリなど便利なサービスがあり、レシートの写真を撮るだけで自動的に家計簿を作成してくれます。

また、wallet+アプリなどを使うと銀行口座やデビットカードと連動しているので、毎月の家賃や水道光熱費、携帯電話など固定費の支出、デビットカードやクレジットカードを使った日々のやりくり費などの管理が一目瞭然です。さらに、目的別に応じた貯金をすることもできるのでとても便利です。

こういったアプリを使えば、紙の家計簿をつける必要はありませんので、二人暮らしのお金を管理する方法としておすすめです。

生活費で食料品を購入
【画像出典元】「iStock.com/CentralITAlliance」

3)お金の管理ができる人はやっている「具体的な貯金額など予算を立てる」

今まで見てきたように、支出の管理ができるようになったら、次は予算を立てる方法を検討しましょう。家計簿をつけていても予算を立てなければ、それは子どものお小遣い帳と同じです。

予算を立てる方法は、過去の支出を振り返り、どこかに無駄があればその無駄を省き、各費目ごとの予算を立てていきます。

3-1.将来に向けて具体的な貯金の目標を立てよう(住居)
お金の管理方法で大切なことは、収入からまず先取り貯金をするということです。二人暮らしで共働きの場合、お金が貯まりやすいのでしっかりと計画を立てましょう。

将来のマイホーム購入へ向けての頭金作りや、車の買い換え費用、海外旅行や趣味娯楽のお金など、何を目標にするか二人でよく話し合って決めてください。

その中でも、たくさんの方が取り組んでいるのが「マイホームの頭金」です。将来マイホームが欲しいという人は、物件価格の2割を目標に貯めていきましょう。理想は2割ですが、難しい場合はせめて1割は必ず貯めるようにしましょう。3000万円の物件なら300万円が目標ですね。

3-2.毎月の予算を立てよう(費目別がベスト)
予算を立てる時、費目別に計画することをおすすめします。食費、交通費、日用品、交際費、美容理容費、娯楽費などあまり多くの費目は作らず、簡潔にまとめていくことがベスト。

その予算を立てる際、もちろん先月の支出を振り返り、無駄を省いた金額で予算を立てていきましょう。

4)生活費を費目別に分ける、口座を用途別にするなど具体的なお金管理方法

では、具体的にどのようにお金を管理していくかFPがおすすめする方法を一つ提案します。これは、多くのご家庭で実践して上手くいったという声をよく聞きますので、ぜひ参考にしてください。

4-1.貯金と支出口座以外のお金が毎月の生活費
貯金と支出口座を分けた方がよいのは、先にも述べた通りです。まずは「先取り貯金用」の口座を作り、次に家賃・携帯電話・水道光熱費・生命保険や損害保険の保険料など毎月決まった額が引き落としとなる固定費の支出用の口座を作ります。この二つの口座に入れるお金以外が、毎月の生活費となります。

言い換えれば、このお金が今月の生活費の予算となるので、その範囲内でやりくりを上手にしていく必要があります。

4-2.費目別に封筒やお財布に分ける
その時に分かりやすく費目別に封筒を作り、その中にお金を入れておくことをおすすめします。予算を立ててその予算に応じた金額をその封筒に入れておくのです。そして、その封筒の中のお金が少なくなってきたら頑張って節約するようにしましょう。

費目別に分ける方法以外にも、週ごとに分けるという方法もあります。毎週いくら使うという予算を立てることで、1ヵ月のお金の流れを把握しやすくなります。

5)夫婦でお金管理する3つの方法(メリットとデメリット)

スマホで家計管理
【画像出典元】「iStock.com/AntonioGuillem」

何度でも言いますが、若い二人が将来へ向けてたくさん貯金するには夫婦別々にお金を管理する方法ではなく、お互いの収入をオープンにして夫婦共有の財産として管理していく方法がベストです。

5-1.共用口座で管理
外国では夫婦共同名義の口座を作ることが当たり前ですが、日本では連名の口座を作ることはできません。どちらかひとりの名義になりますので、その時は代理カードを発行して夫婦で共用の口座として管理していきましょう。

5-2.費目ごとに分担
その際、費目ごとに口座を分担されると良いでしょう。固定費が引き落とされる口座は夫名義、クレジットカード等の引き落としは妻名義など、上手に費目ごとに分けてみてください。

5-3.妻または夫が一括管理
次に口座の管理方法ですが、二人でお金の管理をするのではなく、妻または夫のいずれかが、二人の口座をまとめて管理をするようにしましょう。

二人で自分のお金をそれぞれ管理しているとお互いの数字が分かりにくくなり、またそれぞれの収支を定期的に集計するのも面倒です。よって、どちらか一方が一括管理することを強くおすすめします。