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なぜ?20代の生命保険加入率が高い!死亡保障や終身ってどう選ぶ? (3ページ目)

そなえる 中村 賢司

4-4 分かりやすい!生命保険選びのための種類一覧​
それではこれまでの情報を踏まえて、分かりやすく生命保険を選んでみましょう。

保障の目的により選ぶ保険が変わってきます。以前はあらゆる保障が一体になったパッケージ型の生命保険が主流でしたが、近年では死亡保障と医療保障を分けて必要なものだけを準備する方向に変わってきつつあります。

一般的には20代~30代の独身であれば、過剰な死亡保障は不要なことが多いと思います。医療保険と少額の死亡保障で十分ではないでしょうか?独身の間は県民共済やこくみん共済などの活用で保険料を抑えながら、余裕分は貯金や運用に使うと、給料の使い道としてのコストパフォーマンスが良くなると思います。

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5. まとめ

保険と貯金は車の両輪の関係で、どちらかが大き過ぎても真っすぐに進むことができません。経済的なリスクに備える保険は、安心な人生を歩むためには必要な金融商品です。生命保険は長い期間の支払いを伴うことが多く、トータルでの支払いが高額になりがちです。生命保険に加入するときは、何のために保険が必要なのかをよく考え、生命保険各社の比較をしながら選びましょう。また、加入後も年齢や家族状況を考えながら、その時々にあった保険の内容や契約期間などにリフォーム(見直し)することが重要です。

選択を間違えて高い買い物にならないように、生命保険だけでなく一般の共済や職場の福利厚生制度を活用しながら、何を目的に加入するかを十分に考えて選びましょう。

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