福岡出身4ピースバンド「yonawo」の素顔に迫る!!
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福岡出身4ピースバンド「yonawo」の素顔に迫る!!

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荒谷翔大(Vo.)、斉藤雄哉(Gt.)、野元喬文(Dr.)、田中慧(Ba.)による福岡出身の4ピースバンド、yonawo(ヨナヲ)。2018年に活動開始するや否や、Apple Musicの「今週のNEW ARTIST」に選ばれ、「ゲスの極み乙女。」川谷絵音氏のSNSにも取り上げられるなど注目を集める存在に。また、糸島の音楽フェスティバル「Sunset Live」や、横浜「Local Green Festival」、長野「りんご音楽祭」といったフェスにも登場し、活動の幅を全国区に広げている。聴く人の年齢やスタイルを問わない、メロウで心地いい独特のサウンドはどうやって作られるのか? 次世代を担うアーティスト、yonawoの素顔を覗いてみたい。

Q. どんなきっかけで4人は出会い、yonawoを結成したのでしょうか?

Q. どんなきっかけで4人は出会い、yonawoを結成したのでしょうか?

荒谷(Vo./写真手前):僕と斉藤(写真右)は、中学時代のサッカークラブのチームメイトで、プライベートでも仲が良くて。斉藤の実家に楽器がいっぱいあったので、遊びに行ったついでにギターを教えてもらったり、2人でバンドしたいねと話したりして、ゆるい感じでyonawoを結成。ちょこちょこ曲作りもやっていました。

斉藤(Gt./写真右):両親がピアノやギターをやっていたので、幼い頃から楽器に囲まれて過ごしていました。荒谷とは別の高校に進学したんですけど、「うちの高校に面白いヤツがいるから(荒谷に)会わせたい」と、田中と野元を紹介したんです。と言ってもバンドを組むためにじゃなくて、普通に友達として、4人で遊んでた感じだよね。

田中(Ba./写真中央奥):自分は高校時代、別で文化祭用のバンドを組んでいて、ボーカル&ギターをやっていました。その頃から荒谷が作る曲が好きで。それで、高校卒業後の2016年だったかな。斉藤と僕と2人で食事しているときに、「yonawoにベーシストがいないなら、俺が担当するからメンバーに入れてほしい」と立候補しました。当時荒谷はワーキングホリデーでカナダに行ってたので、彼にTV電話で直談判したという思い出(笑)。

野元(Dr./写真左奥):僕は「ドラムがいないから」って誘ってもらいましたね。2017年の冬、荒谷がカナダから帰国してから4人で本格的に活動を始めました。よくいろんな人からバンド名について「yonawoって“世直し”の“よなお”?」とか、「深い意味があるんでしょ?」なんて聞かれますが、バンド名の由来は斉藤の幼馴染の苗字です。同じ小・中学校に通っていた子で、サッカーチームも一緒だったから荒谷も友達だよね。

斉藤:うん。なぜか妙に、彼の苗字がしっくりきたんです(笑)。

Q. メロウな雰囲気が漂う、独特のサウンドですよね。曲づくりでこだわる部分は?

Q. メロウな雰囲気が漂う、独特のサウンドですよね。曲づくりでこだわる部分は?

斉藤:基本的に作詞作曲を荒谷、アレンジ(編曲)はみんなでやっています。一つの曲に対して誰が何の担当、というルールは特に決めていません。それぞれインスピレーションやアイデアが湧いたら、みんなで集まり、話し合いながら進めます。

田中:その時におのおのハマッてる曲の雰囲気とか、好きなアーティストの影響を少なからず受けているよね。4人それぞれの視点と感性が交わって、それがyonawo流のアレンジになっていくという感じ。

荒谷:『矜羯羅(こんがら)がる』が入ったセカンドEP『SHRIMP(シュリンプ)』の楽曲は、パソコンではなくiPadでアレンジしました。まさに“遊び”のような感覚。『しあわせ』は、全員でアイデアを出し合って、斉藤の実家で宅録しました。僕らっぽいゆるい感じが音楽に表れていると思います。

矜羯羅がる(kongaragaru)MV

野元:ライヴの遠征以外で、普段メンバーに会う頻度は週2回程度。斉藤の家に集まることが多くて、ご飯を食べながら「こんな感じの曲がいいよね」と話したり、アレンジについて詰めたり、リラックスした雰囲気で制作しています。僕はジャケットのイラストなどアートワークも担当していますが、iPadを使って黙々と作業するのが好きですね。

田中:日頃からグループラインで好きな曲や気になるアレンジを送り合っているので、ミーティングではそれについても話しています。あと、お笑いのコント動画や、うまい日本酒を見つけたよって、それぞれの趣味も共有しています。

Q. yonawoの曲を通して、どんなことを伝えたいですか?

荒谷:以前は「Chill(寛ぐ、落ちつく)っぽい感じでゆっくり聴いてほしい」と思いながら曲作りしていましたが、今はちょっと違うかな。聴く人の思うままに、自由に聴いてほしい。だから、僕らも何かテーマやメッセージを掲げるというより、自由に作り上げた曲をそのまま作品として仕上げるイメージ。より自然体で作っています。

斉藤:音楽もファッションみたいに、「これを聴くとオシャレ」という風潮があるじゃないですか。わがままな希望ですが、そういう類で選んでもらいたくなくて…。単純に、yonawoの音楽が好きだから聴く、という状況が一番うれしい。好きと感じてもらえて、その上で心地よくなってもらえたら、もっと最高です。

Q. 何をしている時に「音楽をやってよかった!」と感じますか?

Q. 何をしている時に「音楽をやってよかった!」と感じますか?

ライヴ写真 © SUNSET LIVE 2019

荒谷:一人で曲作りする時間も好きだけど、メンバーと一つの曲を作り上げて、みんなでライヴで披露することが純粋に楽しい。全員が同じ方向を目指して、リズムを合わせて、思いを込めて演奏する。いたってシンプルなことですが、なかなか人生で経験できることではないし、そんな僕らの音楽をお客さんが聴いてくれて、さらに誰かが感動してくれて…。この喜びをメンバーと共有することで感動も倍増しますし、バンドを組んでよかったなと感じる瞬間です。

斉藤:僕は作品が完成した瞬間がうれしいですね。レコーディング中って客観的に異様な光景だと思うんです。狭い空間で一曲のためにみんなが意見を言い合って、おのおのが集中して取り組む。僕ら4人じゃないと表現できない音楽が完成して形になった時に、達成感、喜び、感動、いろんな思いが入り混じって、今まで味わったことのない感情が「うおぉぉぉ!」とこみ上げます。バンド活動の醍醐味ですね。

田中:昔から音楽が大好きで、オールジャンルを聴いていた僕が、今音楽を生業にしているこの状況がうれしい。試行錯誤の末に曲のアレンジがしっくりハマッた瞬間、喜びがグッと募ります。

田中:あと、ライヴが本当に楽しくて。全国各地の音楽イベントでたくさんの人々と出会い、それによって音楽の幅が広がり、考え方など自分自身が成長できるので、いい刺激を受けていますね。

野元:ライヴやレコーディング中に、最高に気持ちいい瞬間があるんです。例えば、リズムを刻む時に目を合わせて笑い合うとか、音楽ならではのコミュニケーションを取れた瞬間。

ライヴ写真 © SUNSET LIVE 2019

野元:特にライヴは一曲一曲に気持ちが入るから、一体感やグルーヴ感が濃くなるんです。基本的に僕は会話が苦手な方ですが、演奏中は自分の内側が表に出てくることがあって、それがグループ内で重なり合い、音に表れ、形になって見える瞬間が気持ちいい。これは、バンドメンバーとお客さんがいるから味わえることだと思います。

Q. 今後も変えたくないこと、一方で新たに挑戦したいことは何ですか?

Q. 今後も変えたくないこと、一方で新たに挑戦したいことは何ですか?

荒谷:バンド内でもよく話しますが、「自分たちが好きな音楽を作る」というスタンスはこれからも変えたくないですね。求められる音楽を作ったり、流行りや売れ線に媚びることはしたくない。僕らの思うままに自由に音楽づくりができる環境が理想です。そんなyonawoの曲を好きになってくれる人が増えて、自由に聴いてもらえたらうれしいです。

田中:この4人だからできることを最大限に楽しみたい。楽しむためだったら何でもする! 大袈裟な例えですけど、曲によってはパートを入れ替えるとか、そんなチャレンジも面白いですよね。

野元:もともと個人的にテクノ系やエレクトリック系が好きで、iPhoneやiPadを使って遊びながら曲作りしているんです。そういった“遊び”を今後も楽しみつつ、いつかyonawoの作品にも活かしてみたいな。

斉藤:新しい楽器にチャレンジしたいですね。管楽器とかマンドリンとか。あと、メンバーみんなファッションが好きだから、もっとオリジナルグッズを増やしたいねって話しています。Tシャツにしてもソックスにしても、普段使いできるデザインとクオリティーが大前提。自分たちがリアルに欲しいと思えるグッズだけを作っていきたいです。

Q.  21歳のリアルな素顔も知りたい!個人的に今ハマッているものは?

Q. 21歳のリアルな素顔も知りたい!個人的に今ハマッているものは?

荒谷:現在進行形ではなく、ハマりたいと思うものでもいいですか? 好きなトランペット奏者がいて、僕もあんな風にトランペットを奏でたくて、マウスピースを使って練習しています。呼吸法や息のコントロールは歌にも繋がるものだから、勉強になることが多そうです。

野元:ハマッてるものは、ずばりサウナですね。メンバーからは「プロサウナー」と呼ばれています(笑)。高校時代から寺社仏閣や自然の景色に興味があり、よく見に行っていたんです。ある時、地元の古い温泉でサウナに目覚めました。今は時間を作ってでもサウナに通っていて、いろんなタイプのサウナを体験することが楽しいです。

斉藤:僕は日本酒と卓球。薬院にある角打ち『とどろき酒店 薬院Stand!』によく行くんですが、だいたい一人で飲んでます(笑)。今は甘口の冷やが好きで、銘柄にも詳しくなってきましたね。さらに最近はワインもおいしいと感じるようになってきて、いろんな種類を飲み比べながら勉強しています。

田中:自分はお笑いが好きで、特に「かが屋」の大ファン! 50本くらいあるコント動画を繰り返し観るくらいハマッてます。「かが屋」のネタは日常に関連するものが多くて、表情やリアクションも細かいから、無音でも楽しめるんですよ。ほっこり感や胸をギュッとさせる懐かしさも味わえて、それが僕のモチベーションに繋がっていますね。

Q. 最後に、11月15日(金)と12月20日(金)リリースの新曲について教えてください。

荒谷:2曲リリースするんですが、11月15日(金)発売の「ミルクチョコ」は、じんわり温かく心が解れるイメージ。レコーディングは今泉のミュージックスタンド『como es(コモエス)』で収録しました。曲中に合唱パートを設けているので、レコーディングの際もたくさんの人を集めて一斉に歌ってもらったことがいい思い出ですね。ライヴでお客さんに参加してもらえる曲になっています。

ミルクチョコ Teaser

斉藤:もう1曲、12月20日(金)発売の「Mademoiselle(マドモアゼル)」は、歌詞と世界観がちょっと奇妙な感じ。アレンジも独特で、ローズというビンテージキーボードのメロディーを取り入れています。とっても華やかで上品な最高の曲に仕上がりました。「ミルクチョコ」と「Mademoiselle」、それぞれ雰囲気がまったく異なるので乞うご期待!

【Digital Single「ミルクチョコ」ジャケット写真】

yonawo(ヨナヲ)

yonawo(ヨナヲ)

荒谷翔大(Vo)、田中慧(Ba)、斉藤雄哉(Gt)、野元喬文(Dr)による、福岡出身4人組バンド。2018年に自主制作した2枚のEP「ijo」、「SHRIMP」はCDパッケージが入荷即完売。地元のカレッジチャートにもランクインし、早耳リスナーの間で謎の新アーティストとして話題に。2019年11月にワーナーミュージック・ジャパン内Atlantic Japanよりメジャーデビュー。Digital Single「ミルクチョコ」、「Mademoiselle」を11月&12月に2ヵ月連続でリリースすることが決定。

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■ロケ地協力
『como es』
住所:福岡市中央区今泉2-1-75
Tel:092-516-3996
営業時間:11:00〜23:30(月・日曜〜18時、シネマ20:00〜)
定休日:火曜
築50年ほどの古民家をリノベーションしたミュージックスタンド。オーナーが所有する2万枚以上のレコードが並び、音響が整った空間でゆっくりカフェタイムを過ごせる。不定期で音楽イベントや映画上映会などを開催。コーヒー500円、ビール500円、おつまみ300円〜、ドーナツ190円〜
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