ドローン操縦士という新しい働き方  - 濱田純輝さん -
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ドローン操縦士という新しい働き方 - 濱田純輝さん -

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ここ数年でYouTuberやInstagramerが急増したり、脱サラしてスタートアップする人も身近に増えたりして、仕事の幅が広がったなぁと感じる今日この頃。「自分だったらどうする?」なんて想像すること、たまにありませんか?

そこで、今の時代にマッチした新しい働き方を切り開く人々に密着! 今回は、2015年の航空法改正により日本中で飛ばせるようになったドローンを仕事にする人を取材。TVやYouTubeでよく目にする「ドローン操縦士」って、いったいどんな働き方をしているの!?

ドローンという新しい道具を手に入れた…!

ドローンという新しい道具を手に入れた…!

お話を伺ったのは、もともとスチール撮影(静止画)専門のカメラマンとして活躍していた濱田純輝さん、29歳。

「独立後、『ドローン撮影できますか?』とクライアントから聞かれることが多くなり、そういった要望がドローンを導入するきっかけになりました」と話します。

例えば、不動産関係の撮影では、建築物のビフォー・アフターの空撮を求められます。高く遠い位置から撮影する際、ヘリコプターを使うと何十万円もかかるけれど、ドローンの空撮なら低コストかつ短時間でできるし、フレキシブルに撮り直しも可能。需要が高まるわけです。

人間の限界を超えるアングル! その面白さに魅了されて!!

「ドローンを使えば今まで想像できなかった、まず不可能だと思っていた場所から撮れるんですよ!」

ドローンを飛ばす際、空港周辺と人口密着区域を避けなければなりませんが、申請済みの場所や私有地内であれば高さ149m(マンションなら地上45階くらい)まで飛ばせます。

さらに高さだけではなく、川の真上や海の向こう、断崖絶壁など人間が踏み込めない場所から撮影できるところも、カメラマンの創造欲求を刺激するのだとか。

「ドローン操縦士」になる方法は?

基本的にドローンを飛ばすのは誰でもできますが、商業利用の場合は、国交省など関係省庁への申請が必要ですし、それにともなうスキルも必要です。

必須ではありませんが、「ドローン操縦士協会」が認定する空撮の操縦技術と航空の安全保全を目的に設けられた資格があるので、仕事目的なら取っておいたほうが良さそう。

濱田さんは福岡市和白にある「ドローンスクールジャパン福岡東校」に週1回・2ヵ月間通って「ドローン操縦士回転翼3級」を取得したそうです。

「ドローンを飛ばすことで人を傷つける可能性があり、落下して機材を壊すこともありえます。こういった事故を防ぐために知識とテクニックが必要不可欠ですし、これは独学ではまかなえない部分が多いと思います」

ドローンスクールジャパン福岡東校

ドローン操縦士になるのに必要な資金は約50万円

ドローン操縦士になるのに必要な資金は約50万円

濱田さんが通ったドローンスクールの学費は約20万円(一般的な平均価格は20〜30万円)。ドローン本体価格が約20万円(商品によって異なります)、バッテリーなどの機材でプラス10万円ほど。つまり、本格的にやるなら準備資金は50万円くらい見積もっていた方が良さそう。

カメラマンとして仕事の幅がぐんと広がった!

カメラマンとして仕事の幅がぐんと広がった!

ドローン撮影を行うようになったことで仕事と人脈の輪が広がり、クライアントも増えたという濱田さん。

今まで繋がりがなかった工場関係の記録撮影(空撮)の依頼も入るようになりました。

「ドローン業界全体を見てもビジネスの可能性が広がっています。これからはドローンを使った農薬散布の仕事(要免許)が増えるのではないかなと。あと、老朽化が進むトンネルや橋など、土木建築の現地調査撮影の需要も増えそうですよ」

濱田さんは、カメラマンとしても新しい働き方を検討中。9月にカメラスタジオを設けたばかりで、同じカメラマンの奥さまと一緒に子育てをしながら働ける環境にしようと考えています。

ドローン操縦士 濱田 純輝

ドローン操縦士 濱田 純輝

九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、営業写真館に入社。2015年に結婚、翌年からフリーランス活動をスタート。同じくカメラマンとして活躍する奥さまと「HARELU photo」を立ち上げる。2018年スタジオを設け、「独自の写真工房として展開したい」と意気込む。
HARELU photo(ハレルフォト)

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