占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、2月上旬の暦占いをお届けします。

2月上旬は、二十四節気の【立春】がやってきます。
立春は春の始まりを意味し、つまり、2月からは暦上では春となります。まだまだ寒い日々も続きますが、夜が短くなり、あたたかい地方では梅も芽吹く頃、春の兆しも少しずつ感じられるかもしれませんね。

ちなみに、今年の立春は2月4日から。そして、その前日2月3日は節分です。
節分は毎年必ず立春の前日と決まっていますが、それは古来、季節の節目には邪気が付け入りやすいとされていたからです。

節分の豆には、邪気払いの効果があると信じられており、立春という節目がやってくる前日に、豆まきをして季節の節目の邪気を払い、福を呼び込もうとしたものなのです。皆さんも節分にはぜひ豆まきをして、福を呼び込んでみてくださいね。

さて、今月上旬、もっとも運気の良い日は、

◆2月10日◆

になります。

この日は、

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
・初午(はつうま)
・天一天上(てんいちてんじょう)

の三つの吉日が重なります。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒の種まきが、千にも万にもなるという意味をもつ日です。
小さなアクションを起こすだけで、そこを起点として物事が広がり、大きな収穫のある日となります。

あなたがこの日にお金のご縁を増やすような行動をすれば、お金は増えていくでしょうし、新しいことに挑戦すれば、それはぐんと発展し、あなたに実りをもたらしてくれます。

恋愛のことでもお金のことでも、あなたのやりたいこと、何か善きことを始めれば、それが小さな一歩であっても、素晴らしい結果に繫がっていく日になります。宝くじ売り場でも、この『一粒万倍日』にのぼりを出しているところもあり、ギャンブルのご縁の強い日でもあります。

・初午(はつうま)
五穀豊穣、商売繁盛など、現世利益をつかさどる稲荷神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)のお祝いの日です。現世利益、お金にまつわる運気、食べ物にまつわる運気を運んでくれます。この日に稲荷神社に参ると、良い運気をつかめますよ！

・天一天上(てんいちてんじょう）
天一天上とは、『どこにいっても吉となる時期』を意味します。
ちなみに、この天一天上の時期は、2月10日だけではありません。2月10日を含む、2月9日～2月24日までの全ての日がこの天一天上の時期に当たります。

この世には、天地をめぐり、四方をめぐる天一神(てんいちしん)という神様がいるとされています。この神様のいるほうに人間が向かうと凶、といういわれがあるのですが、天一天上の時期は、この神様が天にいて地上にはいないことから、全方位、どこへ行っても吉となるのです。

ただし、この天一神がいない時期は、代わりに日遊神(にちゆうしん)という神様が地上にいるとされています。この神様はきれいな場所が大好きで、汚い場所が大嫌い。掃除を怠ると災いを呼ぶとも言われています。天一天上の時期は、お掃除を怠らないことが大事です。

2月10日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎お金を引き寄せ、呼び込みたいあなたは

この日にお稲荷さんを食べるとお金が引き寄せられる予感です。
お寿司屋さんに行くもよし、スーパーやコンビニで買うもよし。ただお稲荷さんを食べるだけで、お金が引き寄せられるようになるので、ぜひ試してみてくださいね♪

◎好きな人との関係をより幸せなものにしたいあなたは

プレゼントに御利益あり。
この日にお相手が心から喜ぶもの、本心から欲しいものを与えることができれば、あなたとお相手の関係は、素晴らしく幸せなものになっていきます。お相手が本当に喜ぶものを選ぶというのは意外と難しいものです。チャレンジあるのみ！

◎部下、上司からの尊敬を得たいあなたは

仕事に関する場所の、共用部分を掃除してみましょう。
自分だけが使う場所を掃除するのではなく、必ずみんなと自分が使う共用部分を掃除することで、あなたの周りに尊敬が集まるという兆しです。お掃除するなら、雑にやらず、できるだけ丁寧に行うのが吉となります。

◎ポジティブな心でいたいあなたは

狐の模様、狐モチーフを取り入れると、明るさがやってくるという兆しです。意外と探してみると狐モチーフは多いもの。あなた好みのものをぜひ取り入れて、明るい気持ちを引き寄せましょう。

2月上旬、他に運気の良い日は？

2月5日
一粒万倍日(一粒の種まきで万の実りがある日、何かをスタートさせると吉)&大安(何事も吉となる日)

2月9日
巳の日(金運アップの日、お財布を買うと運気アップ)