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20代で家を買うのはアリかナシか?適正な資金や住宅ローンの組み方は

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20代で家を買うのはアリかナシか?適正な資金や住宅ローンの組み方は

【画像出典元】「iStock.com/courtneyk」

住宅ローンの低金利化などから、頭金などの資金が少なくても20代で住宅購入する人も出てきているそうです。20代での住宅購入、実際のところどうなのでしょうか?

 

「20代で住宅購入」はアリ?ナシ?

住宅購入を考える
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住宅金融支援機構による「民間住宅ローンの実態調査2018年第1回」によると、20代での住宅ローン利用者は12.6%。最も多い世代は30代で58.0%となっています。多くの人は、結婚してすぐではなく、資金を貯めてから住宅購入を考えていることがわかります。

しかし、最近では住宅ローンの金利が下がっていることもあり、手持ちの資金が少なくてもローンが組めるようになってきました。そこで早いうちに住宅購入を、と考える人が出てきたというわけです。

住宅ローンは25年~35年と長期なものがほとんどです。もし、35歳で35年ローンを組むと、返済が終わるのは70歳の頃。前倒しに払う予定だったとしてもあくまでも予定、もし65歳を超えてもローンがあれば支払いに不安が残ります。一方27歳で35年ローンを組むと、返済が終わるのは62歳の頃。

こう考えると、早いうちにローンを借りて早めに返済するというのは、ひとつの方法としてアリなのかもしれません。

20代後半の平均年収から見る、適正な住宅購入資金って?

住宅ローンの返済額は、一般的に年収25%以内だと無理なく返済できる金額だといわれています。国税庁によると25~29歳の平均年収は373万円。この金額の25%は、年間で93万2500円、月々77700円ほどになります。

この計算で購入できる住宅の金額は約2500万円(金利1.5%、元利均等、ボーナス時加算なしで計算)。もし、3000万円の住宅を購入したいなら、準備したい購入資金は500万円になります。ライフプランでずっと共働きの予定なら、もう少し高い金額で設定しても支払い可能かもしれません。

20代で住宅ローンを組むメリット・デメリット

メリットとデメリットを比較検討
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ここまで「20代でも住宅購入は可能」と書いてきましたが、若いうちに大きなローンを組むのにはデメリットもあります。ここでは20代で住宅購入する際のメリット・デメリットをまとめてみました。

【メリット】
・年齢的に早い段階で返済できる可能性が高い
・賃貸に支払う家賃負担を減らせる
・収入、資金が少ないうちにローンを組むため、借入可能額が膨らまない

【デメリット】
・若いうちは収入が安定しないことがある
・出産や転勤など、ライフプランに不確定要素が多い

これらをしっかり踏まえ、無理なく計画的に購入するのであれば、20代での住宅購入もグッと近づいてきます。「絶対に一軒家!」という人は、早めの購入もぜひ考慮に入れてみてください。