どこの業界が給料が高い!?業種別の年収発表、結果を覗いてみると
あなたが就職活動、転職活動をするとき、何を基準に選びますか。やりがい?働きやすい環境?その人によって求める基準はさまざまだと思いますが、気になる基準のひとつとして年収が挙げられます。
「でも、年収の多い業界ってどこなんだろう」。そんな人のために、今回は「業種別の平均年収ランキングベスト10」の結果を発表しましょう。
業種別の平均年収10位~6位 は?
メーカーなど、日本が得意とするものづくりの業界がランクインしました。これからのものづくりの継承のために、ある程度の年収は保たれてほしいですね。
10位 総合電機メーカー
平均年収:536万円
冷蔵庫やエアコンなどの家電から、発電所の発電機や工場の制御装置までつくるのが総合電機メーカーです。総合電機メーカーの多くは大手企業であり、年収も比較的高くなっています。
9位 家電/モバイル/ネットワーク機器/プリンタメーカー
平均年収:539万円
総合電機メーカーのようにひとつの企業で何でもつくるのでなく、家電やプリンターなど特定の製造に特化したメーカーです。大手企業から中小企業までさまざま、年収にバラつきもあります。
8位 トイレタリー
平均年収:552万円
トイレタリー業界とは、シャンプーや洗剤、歯磨き粉など肌や髪の清潔な状態を保つ製品一般をつくる業界のことです。多くは日用品なので景気に左右されないのが特徴です。
7位 医療機器メーカー
平均年収:554万円
CTなど大きな医療機器、注射針や包帯などの小さな部品まで、病院にまつわるさまざまな機器をつくるのが医療機器メーカーです。景気に左右されにくく、医療の発展にも関係する分野で発展ものぞめます。
6位 信託銀行
平均年収:561万円
信託銀行とは、預金・融資・為替といった銀行業務のほか、信託業務も行う銀行のこと。信託とは財産の運用を人に託し管理運用してもらう制度のことで、専門性の高いスキルを身につけたい人にはおすすめです。
業種別の平均年収5位~1位 結果発表
金融や医療、たばこなど新規参入が難しい業界がランクインしました。参入が難しい業界は競合他社が少なく、年収が上がる傾向にあります。
5位 財務/会計アドバイザリー(FAS)
平均年収:561万円
FASはファイナンシャルアドバイザリーサービスといって、財務のアドバイスを行う業界のことです。監査法人やコンサルティング会社などの一部門とされることが多く、高い専門性が求められます。
4位 診断薬/臨床検査機器/臨床検査試薬メーカー
平均年収:570万円
採血したものを分析する検体検査や、脳波を解析する生理検査などに使う薬や機器をつくる業界です。景気に左右されにくく、世界的な健康志向もあり発展がのぞめます。
3位 たばこ
平均年収:584万円
喫煙者の減少から「たばこ業界は将来性がないのでは」と思われがちなタバコ業界。しかし業界は加熱式たばこをはじめ多角的業務に舵を切っており、市場の拡大が見込めます。
2位 医薬品メーカー
平均年収:611万円
景気に左右されにくく医療技術の向上に寄与することも大きく、安定した業界ではありますが、多額の研究費をまかなうために新興国への開拓や業界再編などの動きもみられます。
1位 投信/投資顧問
平均年収:839万円
投資顧問会社や運用会社で働く業界を指します。顧問料が主な収入源になり、結果が出せる会社ほど年収が高くなります。また、同じ社内でも実力主義とされ年収に差が出る傾向にあります。
データ出典元:転職サービスdoda
平均年収の高い業種ランキングベスト10を見てきました。興味のある業界はありましたか。もし興味がある業界があったなら、しっかり業界研究をして試験や面接に挑んでください。みなさんの就職活動、転職活動がうまくいきますように!