小学生の習い事ランキング、第1位は?費用は収入の〇%が目安
新学期から、子どもを習い事へ通わせようと考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、小学生に人気の習い事や学習塾について、またその予算などを調べてみました。
【2024年最新版】子どもが通っている習い事TOP10
学研教育総合研究所・2023年小学生白書Web版「小学生の日常生活・学習に関する調査」によると、学校以外に習い事に通っている子どもは77.1%。5人のうち4人は、習い事に通っていることになります。次に、2024年最新の子どもが通っている習い事ランキングを見てみましょう。
1位:水泳
2位:受験のための塾、補習のための塾
3位:英会話教室
4位:音楽教室
5位:通信教育
6位:習字、書道体操教室
7位:サッカー、フットサル
8位:体操教室
9位:そろばん
10位:ダンス
参照:2023年小学生白書Web版「小学生の日常生活・学習に関する調査」
2022年の同調査と比較すると、「水泳」は前回と同じく1位に。音楽教室や英会話は順位を下げ、「受験のための塾・学校校の補習のための塾」が2位になるなど、アフターコロナの学習への関心の高まりがうかがえます。
親が子どもにやらせたい習い事TOP10
次に、親が子供にやらせたいと思っている習い事のランキングを、「子どもに習わせたい習い事に関する調査」のデータから見てみましょう。
1位:英会話
2位:水泳
3位:野球
4位:ピアノ
5位:学習塾
6位:サッカー
7位:習字
同7位:プログラミング
9位:そろばん
10位:空手
参照:日本トレンドリサーチ「【2023年最新版】子どもに習わせたい習い事に関する調査」
1位は英会話ですが、2位3位はスポーツがランクインしました。特に野球は、2022年のランク外から3位にアップ。もしかすると、大谷選手の活躍に影響を受けているのかもしれませんね。ほか、アフターコロナで外出自粛の必要性がなくなったことにより、前回7位だった通信教育がランク外となりました。
小学生の習い事、いつスタートすべき?学習塾は?
音楽やスポーツなどの習い事は、就学前から始めている家庭も多いでしょう。しかし、就学してから新しく習い事を始める場合には、学校生活に慣れてきてからがおすすめです。学校生活に慣れないうちに習い事を始めると、どちらにも対応できなくなってしまう可能性があります。
また、スポーツ少年団への入団は、入学後数ヶ月経って募集されることがほとんどなので、募集が開始されるまで待ちましょう。
学習塾はいつスタートすべき?
中学受験をする場合、小学3年生の2月から学習塾に通うのがおすすめ。大手塾の多くは、中学受験カリキュラムが小学3年生の2月にスタートするためです。また、受験を目的としない補習塾や個人指導塾の場合は、本人の希望や特性、家庭の都合などに合わせてスタートすると良いでしょう。
習い事の予算の平均
文部科学省 「令和3年度子供の学習費調査」によると、小学校でかかる習い事、塾などの学校外活動費の年間平均は、公立24万8000円、私立平均66万1000円でした。月に換算すると公立2万667円、私立5万5083円となります。
私立小学校に通っている子どものほうが、習い事にお金をかけていることがうかがえますね。
習い事の費用目安
子どもの習い事の費用目安は、世帯の手取り月収の5%程度と言われています。家賃や光熱費などと同じように固定費として捉え、5%を目安に検討しましょう。手取り月50万円の家庭は約2万5000円、月30万円の家庭は約1万5000円が目安となります。
今回は、小学生に人気の習い事ランキングや予算目安についてご説明しました。子どもがやりがいを感じることができ、金銭的にも無理のない習い事をスタートできるといいですね。