人吉のひなまつりと絶品うなぎ
監修・ライター
どーもー「夢(む)計画のススメ 」、上田アニです!
さあ今年もあっという間に明日から3月に入り、年度末の慌ただしい時期がやって来ますね~
が、しかし女性陣にとっては、3月と言えばやっぱり、3月3日の〝桃の節句〟『ひなまつり』ですかね~っと言うことでわたくし、この時期ひなまつり一色に染まる人吉市へ行って参りました。
まだまだ私が子供の頃は、女の子がいる家庭では、2月になると押し入れからひな人形をひっぱり出してきては居間や仏間に飾って、約1ヶ月の間楽しんだもんでした。
小学校では、ときには女子同士の間で『ウチは五段飾りよ』『ウチなんか豪華七段飾りなんだから』と、どうでもいいみにくい争いが起こることもありました・・・ええ、ウチはもちろん豪華七段飾りでしたけどね(笑)
この時期、色んな雛飾りが所狭しと飾られている人吉市九日町、五日町地区と鍛冶屋町。
見るとあの頃の我が家にタイムスリップするかのような懐かしい感じのひな段飾りもあれば、懐かしいを通り越して、江戸、明治、大正、昭和と、それぞれの時代につくられたひな人形もあり、見応えは十分。
特に江戸時代や明治時代の人形なんて、人形博物館にでも行かない限りなかなか見られるもんじゃないからね~
ぜひぜひこの機会に行ってみてくださーい!(人吉球磨のひなまつり 3月21日(水・祝)まで)
ところで、ひなまつり、桃の節句に付き物の食べ物といえば・・・
ちらし寿司とハマグリのお吸い物ですよね~
誰だ?桃の節句なだけに自信満々に〝桃〟って答えたのは(笑)
っというわけで、今回はうなぎを食べに『上村うなぎ屋』に行ってきました(っというわけでじゃないわ!相変わらず〝ノーつながり〟の強引グマイウェイなんだから・・・)
熊本で人吉の上村うなぎ屋と言えば、かなりの人が知っている超が付く有名店。
創業100年以上の老舗は県内外にたくさんのファンを持ち、食べログでも常に高い評価を取り続けている人気店。それだけにお昼時はいつ行っても行列が・・・と思ったらやっぱり長蛇の列。
〝このお店のうなぎ食べたいんなら当然〟とでも言わんばかりに並んでる人たちの列に並び、待つこと約50分。何とか席に通された。
迷わず『うな重』(2900円 吸物付)をオーダー。
ところで皆さんは「うな丼」と「うな重」の違いってご存知ですか?
答えはいたってシンプルで、器がどんぶりか重箱かの違い。どちらとも器に入れた御飯の上にうなぎの蒲焼が乗ってるスタイル。それなのにどうしてうな重の方がお高いのか?
うなぎの量が多いんです!うな重の方が・・・
さらにお店によっては、うな丼にもうな重にも「並」と「上」がありますが、基本的には並と上の違いは、量の違いではなく、質が違うということなんです。
頭に近い部分や尻尾に近い部分よりも胴体の部分の方が身が厚くて、幅も広いと・・・ということで、値段に違いが出てくるわけです。お店によっても多少違いますがね・・・
食べた・・・
美味い!
炭の香りをまとったうなぎは香ばしく、しかも脂がのってる。うなぎにタレがいい具合に絡まってるんだけど、決してタレは濃すぎず、うなぎの旨みをダイレクトに味わえる。
こりゃ絶品です!良いうなぎといい炭を使ってるんだろうけど、 この蒲焼の焼き具合が絶妙!職人の技が光りますね~
人吉球磨に春の訪れを告げるひなまつり。
色々な表情のひな人形に癒された後は、絶品うなぎを食べてパワーチャージ!
最後に球磨川を眺めながら、湯煙りが立ち上る温泉に浸かれたら最高だったんだけどね~
【上村うなぎ屋 熊本県人吉市紺屋町129 TEL0966-22-3312】