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山登りってお金がかかるイメージ。なにから準備したらいい?

1万円でかなうコト のぼろ編集部

山登りってお金がかかるイメージ。なにから準備したらいい?

季刊のぼろ編集部

目次

山登りを始めようと思っていざ山雑誌を開いてみると、いろんなウエア・ザック・登山靴・・・と必要なものが多く、一歩踏み出せずにいます。初心者の私がまず準備するべきものは? この疑問を解決すべく「季刊のぼろ」編集部の米村奈穂さんに聞いてきました!

Q1 上から下まで登山グッズを完璧に準備しないと登れない?

季刊のぼろ編集部

A1 そんなことはありませんよ! よく言われるのは、ザック・登山靴・雨具の「三種の神器」をまず準備すること。この中でも特に大切なのが雨具。山を選べばスニーカーでも大丈夫な場合もありますし、ザックも普段使っているもので代用可能。靴じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、雨具の代わりはないのです。

「晴れの日にしか登らないから雨具はいらない!」と言われそうですが、山の天気はとても変わりやすいもの。標高の高い所では、真夏でも20度以下だったり、晴れていても汗をかいた後に山頂で風に吹かれると寒く感じたりします。体温を奪うのは雨より風。雨具は風避けとしても使えます。雨避けだけとして使うのはもったいないですね。

アウトドア用の雨具はゴアテックスなどの防水性を保ちつつ、汗の湿気も出してくれる優れた素材を使っていたり、袖口やファスナー部分などの構造が、雨風が入りにくい仕様になっていたりします。コンパクトにもなるので、ちょっとした旅行に持っていくにも便利です。とはいっても、「最低限」も登る山や人によって異なるので、何を準備するべきかはお店の人に相談をすることが大切ですね!

Q2 アウトドアショップで登山グッズを買うときのコツは?

季刊のぼろ編集部

A2 実は昔、アウトドアショップに勤めていたことがあって、その経験から言うと、いつ、どこの山に行くのか細かく分かった方がアドバイスしやすいですね。山のことだけでなく不安なことや苦手なことなど、自分のニーズをしっかりお店の人に伝えた方が、よい買い物ができると思います。

「この装備で〇〇山に行くのですが、これで大丈夫?」と実際に手持ちの装備を一揃え持ってきたお客さんもいました。そういうのはすごく答えやすかったです! 美容院で「この髪形にしたいんですけど」とイメージ写真を出されるような感覚。それも一つの方法だと思います。わざわざ聞くのが恥ずかしいという方も多いようですが、お店の人は相談された方が嬉しいです! 逆に何も聞かれないほうが「必要ないもの買ってないかな?」と心配だったりします。

お店の人と楽しくおしゃべりをして仲良くなるのがよい山道具を手に入れるコツ。まずは気軽に相談をしてみてください。山登りのひとつの楽しみとして、ぜひショップに通ってほしいですね!

Q3 米村さんにとって一番愛着のある山道具は?

季刊のぼろ編集部

A3 1番最初に買った35リットルのザックですね。店員さんのアドバイスはもちろん、2色で迷って1回レジまで行ったけどやっぱり変えます! と言ったこととか(笑)すごく覚えています。昔、そのザックを友だちに貸したら壊れて帰ってきたことがあって。でも、ちゃんと修理しました。修理をしたから逆に愛着が湧いたのかも。

特にザックはなるべく同じものをメンテナンスしながら使うのがお勧めです。使えば使うほど、どこに何が入っているか身体が覚えて、使いやすくなるのです。緊急時にもサッと物が取り出せます。なんというか、いつも背中にいてくれる相棒みたいな感覚。アウトドアの道具は丈夫だから手入れや修理をすると長く使えます。昔、お客さんに「新しいのを買いたいけど、全然壊れないんだもん!」なんて言われたことも。

上手な買い物をすれば、長く相棒でいてくれるのがアウトドアグッズ。最初に買ったザックの相棒歴は15年目に突入。15年間同じもの使うってあまりないですよね。友人には「まだ持ってるの!?」と驚かれますが、一番愛着のある大切なザックです。


三種の神器! まずはそこから始めてみることが第一歩ですね。店員さんに相談しながら、自分に必要な道具から揃えていきたいと思います。

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