知って得する! FPが教える経済・マネー用語 「株」
こんにちは! FPの伊藤志保です。
ところでみなさん、「株」って興味ありますか?
今回の「知って得する!FPが教える経済・マネー用語解説」のテーマは「株」。
「株」は正式には「株式」といい、株式会社を作るときに資金を提供してくれた証として、発行するものです。
株を購入した投資家を株主といいます。株主は、会社の利益が上がったときには、その一部を受け取る権利が得られます。
株というと、「どこの株が儲かる?」なんて聞かれることがありますが、ぜひ、普段からニュースを見るようにしてください。
今年は、ソフトバンクグループの携帯事業会社ソフトバンクが、2018年中に東証一部に上場するとの情報が流れ、年始早々、市場を賑わせていましたが確定事項ではないそうですね。
東証一部とは、東京証券取引所第一部のことで、その他には、東証二部、東証マザーズやジャスダックなどがあり、それぞれ上場の基準が異なりますが、上場することでより多くの人から資金を集めて事業を成長させようというのが前提です。
ただし、ニュースを見てといわれても、最初のうちは何を見たら良いのか分からないですよね。
なので、ぜひ、上場企業の有名社長を追いかけてみることをおすすめします!
例えば、ソフトバンクの孫さん、ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井さん、楽天の三木谷さんは、よくニュースに出てくる経営者です。その方々が報道された次の日の株価がどう動いているか、アプリでも新聞の株式欄でもよいので、ぜひ、目を通すようにして見てください。
「投資教育」がされていない日本。
いきなり株式投資というのもハードルは高いものですが、まずは、気になる企業をウォッチしながら、例えば「確定拠出年金」の金融商品選びなどの参考にしてはいかがでしょう?
では、また。
ところで、株は企業が資金調達する手段ですが、昨年、VALU(バリュー)という、個人が資金調達できるサービスも誕生していますよ。
▼VALUについての記事はこちら
消費者のためのわかりやすいFinTech(フィンテック)~第8回「個人が株を発行できる時代が到来!! その仕組みとは?」~
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