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何をしても消えない「将来のお金の不安」から解放される3つのステップ

そなえる

何をしても消えない「将来のお金の不安」から解放される3つのステップ

【画像出典元】「iStock.com/Masaru123」

「老後資金は2000万円貯蓄が必要」「人生100年時代」といったワードが盛んに語られる今、老後について不安を抱く人は多いでしょう。一方で、現在の暮らしには満足している人が多いとのデータも。家もあるし、貯蓄もそれなりにあるけれど消えない不安、どうしたら消えるのでしょう?

 

7割以上の人が老後に不安を感じている

海岸を歩く老カップル
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日本FP協会のデータによると、「現在のくらしに満足しているか」という質問に対し、全世代で63%の人が満足しているという結果があります。それなのに、老後の暮らしに不安を抱いている人はなんと、67%を超えるのだそう。

どんなことに不安を感じるか?については「老後の生活設計」がトップ、「家族や自分の健康」、「年金」などを挙げる人も多くいました。やはり、老後や年金に対し、不安な人が多いようです。

次の項目からは、お金の不安を消すためにやるべきことを紹介していきましょう。

(参考:世代別比較 くらしとお金に関する調査2018

その1 お金の不安をなくす方法とは

年金手帳
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不安というのは、予測がつかないからこそ起こる感情です。ですから、まずは不安を目に見える形=見える化してあげることが大切です。

老後資金や年金が心配という人は、まずは実際にどれくらいの資金が必要か計算してみることからはじめましょう。

公的年金がいくらもらえるかは、日本年金機構のねんきんネットを見ればわかります。それに退職金・貯蓄・投資などを足し、老後に受け取れるお金と、老後に使う生活費(現在の出費から教育費などをひいたもの)の差額が、老後に必要な金額となります。その金額を目指して貯蓄していくことで、不安の一部は消えるでしょう。

ねんきんネット

その2 計画的に貯蓄+投資も視野に入れよう

積立貯金のイメージ
【画像出典元】「Photo AC」

老後資金を貯蓄するには、まずは口座から引き落とされる定期預金などを活用し、一定の金額を貯める仕組みを作ります。

仮に老後資金を2000万と目標とし、30歳から30年毎月貯金すると一ヶ月あたり必要な貯蓄金額は約56000円弱。大きな金額ですので、かなりの節約が必要ですね。

しかも30代~40代は支出が多い世代ですので、節約してもこの金額は難しいでしょう。そんなときは、投資も視野に入れてみてください。ハイリスク・ハイリターンなものでなく、国債やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)、つみたてNISAなど比較的ローリスクで安定した運用ができるものがおすすめです。

その3 お金の制度について学ぼう

ライフプランのイメージ
【画像出典元】「Photo AC」

さらにお金の不安を減らすためには、怪我や病気、失業などの万が一のケースも、リスクマネジメントとして計画に組み込んでおきたいもの。行政の支援制度も確認し、いくらかかるのか考えておくのをおすすめします。

怪我や病気のときの制度
・高額療養費:一定以上の医療費を支払うと、医療費が戻ってくる
・自立支援給付:ヘルパー代や自立訓練などを支援

失業した場合の制度
・失業手当:一定期間、基本手当日額のお金が支給される
・求職者支援制度:再就職を援助
・生活福祉資金貸付制度:生活費を無利子もしくは低金利で貸し出してくれる
・住宅確保給付金:住居費を支援してくれる

あらかじめいろんなケースを考えておくことで、お金の不安を減らすことができますね。貯蓄するお金がうまく捻出できないとき、プランニングしても不安なときは、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法ですよ。