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超低金利の今、ずぼらな私もできる資産運用は?

ふやす 白浜 仁子

超低金利の今、ずぼらな私もできる資産運用は?

Poike/iStock/Thinkstock

目次

"資産運用”と聞いても「私には関係ない」とずっと思っていましたが、将来の年金も期待できず、銀行へ預けている普通預金だけでは不十分だと感じています。未来が楽しみになる資産運用が私にもできるでしょうか!?

Q1  資産運用って一口に言うけど、どんな種類があるの?

A1 資産運用は、大きく分けると「貯める」運用と「殖やす」運用の2つ。
「貯める」運用は、誰もが経験のある銀行の預貯金や、積立タイプの保険など。元本割れはないけれど、今の金利ではまったく増えません。そこで最近は、株式や債券、投資信託、不動産投資、ETF、REITなどの「殖やす」運用を取り入れる人が増えています。これらは価格が変動するのが特徴で、だからこそ大きく増やすことが期待でき、反対に元本割れの可能性もあります。あなたが「どのくらい増やしたいか」「どのくらいの下落なら我慢できるか」によって運用の方法はそれぞれ。自分サイズの資産運用を見つけて、プチリッチな生活を目指しましょう。

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Q2 余裕のお金があまりない人は、資産運用はできませんか?

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A2 「殖やす」運用は、しばらく使う予定がなく、中長期の運用に回せるお金で始めるのが基本。でも、大金がないとできないワケではありません。例えば、給料から貯めているお金のうち5千円とか1万円だけ投資信託に切り替えるなど、少しずつ始めることもできます。また、積み立てのいいところは、一気に高値づかみする心配がなく、下落している局面では割安な価格で投資できること。コツコツ投資の積立ては、リスクを抑えながら運用できます。

Q3  両親は「安全な貯金が一番」と言うけど、増えませんよね?

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A3 マイナス金利の影響で、預金金利は更に低下。100万円を普通預金に預けても、1年でたったの10円(税引き前)しか増えてくれません。また、高齢化が進み、社会保険料や消費税の負担は増加する一方。しかも年金の受取額は、だんだん下がっていく仕組みが始まっています。こんな時代に預貯金だけで大丈夫・・?疑問を感じたら即実行です。預貯金以外の選択肢も含め作戦を練り直してみましょう。

Q4  友人には「リスクをとってFXだ!」って言われたんですけど、わたしにはむりですよね?

A4 殖やす運用は、「投資」と「投機」に分けられます。「投資」は“資金を投じる”ことですが、「投機」は“機会(チャンス)に投じる”こと。 つまりタイミングなどに大きく左右されます。FXは後者。手持ち資金の25倍までのお金を動かせるので、 タイミングが良ければ大儲けしますが、反対に外れたら一気にお金を失います。 また、仕組みが複雑なため初心者向きではありません。FXに興味がある人は、お小遣い程度、趣味の範囲にしておきましょう。

Q5  人によって、向き不向きがありますか?

A5 投資は、「向いている人=儲かる」「向いていない人=損をする」のではありません。投資した時より下がった時に手放せば損をし、上がった時に手放せば、誰でも儲かるのです。・・とはいえ、苦手意識があるなら無理は禁物。それなら、多くの人が加入している生命保険を通して運用と付き合うのもひとつです。例えば、米ドルで入る終身保険。アメリカは日本より金利が高い国なので保険料が割安で加入でき、為替レートによっては、死亡保険金や途中解約したときの解約返戻金を増やすことが期待できます。詳しくは、銀行の担当者に聞いてみましょう。

Q6  資産運用を続けるコツはありますか?

A6 資産運用は、長期的な目線で始めるのが鉄則。日々の価格の変動に一喜一憂せず、ノンビリ付き合います。そこで、忘れてはならないのが投資の基本である「分散投資」。例えば、株式だけに投資をするなど偏らないこと。彩りが綺麗でバランスの取れたお弁当のように、株や債券、国内や外国、不動産や金など組み合わせましょう。運用の良し悪しをカバーし合う効果があります。

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【相談者の感想】
「NISA(ニーサ)」という言葉、TVCMで聞いたことはありましたが今までは気にも留めていませんでした。これって、資産運用して得た利益や配当などに税金がかからない制度のことなんですね。この制度が施行されてから資産運用を始めた人も多いのだそうです。私も老後を国に任せるのではなく、自分や家族の未来を生み出すために少しずつ、自分サイズの資産運用を始めてみようと思います。

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