6月車検の人は要注意!クレカで自動車税払った場合の納税証明どうする?
目次
毎年5月になると送付されてくる自動車税の納付案内。今回は自動車税の納付方法やクレジットカードなどで決済した場合の注意点に関して解説します。
自動車税は何に使われている?
みなさんが納付している自動車税や軽自動車税。納めた税金は何に使われているかご存じですか?自動車税という名前がついているので、高速道路を作ったり、交通関係の維持・整備に使われたりするのだと思われがちですが、自動車税は地方税として各自治体が集めており、納税されたお金は自治体の一般財源になります。一般財源なので用途は限定されておらず、市民生活全般に使われています。
自動車税の納付はクレジットカードでもできる
自動車税の納付方法は、以前は現金納付が基本でしたが、現在は各種の納付方法を選ぶことができます。
*自治体により取り扱いがないものもあります。詳しくはお手元に届く納付書を確認してください。
クレジットカードや〇〇payで納税した時の納税証明書はどうなる?
県税事務所や金融機関の窓口で現金納付しなければ、自動車税の領収書は発行されません。クレジットカードやアプリ経由で税金を納付した場合は、2~3週間程度で自治体のデータベースに反映されますので、納税証明がなくても車検を受けられます。そのため6月に車検が満了する人を除けば困るケースは少ないでしょう。詳しくは後述します。
自動車税をキャッシュレス納付するメリットとデメリットは?
クレジットカードで自動車税を納付すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
メリット
・納付期間が終了するまでは24時間、いつでも納付ができる
・利用ポイントが付与される
・手元資金の移動が1カ月遅くなる
デメリット
・クレジットカードの手数料が必要
・納税データが反映するまで2~3週間程度の時間が必要(6月中に車検時期を迎える場合、納税データの反映が車検のタイミングに間に合わない可能性がある)
クレジットカードでの納付は、いつでも利用できる手軽さが最大のメリットといえるでしょう。デメリットは手数料が必要なことと、納税データが反映されるまで時間が必要なこと、クレジットカードの明細を納付証明に代えることはできないことです。このことから6月に車検を受ける人は基本的に現金納付が必要です。
*車検は満了日の1カ月前から受けられます。6月満了で5月に車検を受けるのであればクレジットカードでの納付も可能です。詳しくは販売会社や自動車整備工場にお尋ねください
自動車税の納付はいつまで?延滞した場合は?
自動車税の納付は一部の自治体を除き、毎年5月31日までです。期限を過ぎると手元にある納付書は使えなくなり、再発行が必要です。また納付せずに延滞が続くと督促状が届き、延滞金を加えた金額の納付が必要です。
まとめ
クレジットカードなら時間や場所に縛られずに手続きができます。契約内容によりますがクレジットカードの分割払いを利用したい人もいるでしょう。毎年のこととはいえ、ある程度まとまった金額を納付する必要がある自動車税。なるべく手軽に手続きができると嬉しいですね。