意外と起こる保険の請求漏れ…おすすめの保険管理アプリ6選
私たちは病気、事故、災害など毎日さまざまなリスクのなかで暮らしています。「万が一に備えて保険に入っているから大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、みなさんは自分がどんな契約内容の保険に加入しているか、管理・把握していますか?保険はいざという時に、使えるようにしておくことが大切です。把握できていないという方に便利なのが、保険管理アプリです。
今回はおすすめの保険管理アプリを、機能の比較と併せてご紹介します。
生命保険や損害保険は人によって契約内容が異なる上に、保険商品もたくさんあります。自分の加入保険だけではなく、家族それぞれが加入している保険まですべてを把握して管理することはなかなか難しいものです。そんな方におすすめしたいのが「保険アプリ」です。
保険アプリとは、自分や家族が加入している保険をひとまとめにして管理できるアプリです。実際、「加入したことを忘れていたために、請求し損なった。」という例もあるのです。そんなもったいないことをしないように、保険アプリを活用したいですね。
請求もれがよくある代表的な3つのケース
請求もれがよくある3つのケースは以下です。
- 日帰り入院で、入院という認識がなかった
- 日帰り手術で、手術という認識がなかった
- 家族が加入している保険を知らなかった
1)日帰り入院で、入院という認識がなかった
当日病院に行き、手術をしたがその日のうちに家に戻ってきた、という場合、宿泊をしていないので「入院」と認識していなかったというケースがあります。
通院と、日帰り入院の違いは医療機関と保険会社の定義によって決められます。
まず、医療機関に入院用のベッドがあるかどうか、また、日帰り入院の対象になる医療機関とは、病院あるいは有床の診療所になります。
最終的な判断は保険会社になりますが、「入院基本料(病室の利用料金)」が支払われているかどうかが入院と判断できるポイントとなります。領収書に記載されているので確認してみましょう。
2)日帰り手術で、手術という認識がなかった
日帰り手術を保障対象としている保険もあります。加入している保険会社がどんな保障内容なのかを知っておく必要があります。
3)家族が加入している保険を知らなかった
家族がどんな保険に加入しているのかが分からなかった、もしくは保険に加入していることすら知らなかったという場合に、請求漏れが起こります。
このようなうっかりミスで、せっかく加入した保険の給付金を受け取れないのはもったいないですよね。保険管理アプリを活用することで、「うっかり」をなくしていきましょう。
おすすめの保険管理アプリ6選
アプリの機能を比較しながら、いくつかご紹介します。自分にはどのような機能があると便利なのかを考えながら選びましょう。
保険証券のカメラ取り込みができると、保険内容のデータを自動的に読み取ってくれるので入力の手間が省けます。また加入内容のグラフ化ができると、加入状況の分析がしやすくなり契約内容の過不足を見直すのにも役立ちます。家族間で加入情報を共有できれば、家族がもしものときに保険請求の見落としを防げるでしょう。
(1)folder
・保険証券をカメラで撮影するだけで入力の手間なし
・家族の加入情報を共有できる機能あり
・人気の保険をランキング形式でチェックできる
(2)iChain保険ウォレット
・家族の加入情報を共有できる機能あり
・リスクを分類してわかりやすくグラフで表示
・保険証券はカメラでアップロード可能
(3)保険手帳
・保険の種類や保険料(月額・年額)を一括管理可能
・チャットで気軽に連絡・相談できる
・アプリ内にあるGPS機能を利用し、事故連絡がスムーズにできる
(4)miruho(ミルホ)
・保険の種類や保険料(月額・年額)を一括管理可能
・家族の加入情報を共有できる機能あり
・専門家によるセカンドオピニオンを受けられるので、見直しの必要があるかを知ることができる
(5)保険簿
・チャット機能でプロに相談できる
・保険証券を撮影すると保険情報がデータ化できる
・加入中の保険の中から請求できる可能性のあるものを調べることができる
(6)そなえるコンパス
・家計管理アプリ「おかねのコンパス」と連携できる
・家族の加入情報を共有できる機能あり
各アプリの機能は、どんどん進化していきます。バージョンアップ情報も踏まえて自分にとって欲しい機能のあるアプリを選ぶといいですね。
備えあれば憂いなし、と言いますが、保険に加入したことで安心してしまわないようにしましょう。必要なときにスムーズに使えるように、アプリを使って管理してみてはいかがでしょうか。