「我が家のお金ルール」 其の七: テストで100点取ったら1000円
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「我が家のお金ルール」 其の七: テストで100点取ったら1000円

我が家のお金ルール

これって普通? それともヘン? 大切なお金を有効に活用するための、我が家のローカルなお金ルール。よそのおウチを覗いてみると、お金のヒントが転がっているかも!?

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我が家のお金ルールは、「テストで100点取ったら1000円渡す」です。

うちの子どもは小学校5年の娘と小学校2年の息子の2人。難しさに差はあるもののあえて考慮せず、プリントされたテストの裏表両方100点で1000円です。

このルールを始めたのは、塾に行ってもほとんど自分から勉強する姿勢が身につかず悩んでいたのがきっかけです。これ以上塾を続けてもこの子たちにとって意味はないかな・・・、そう考えていたときに親戚からこの方法を聞き取り入れてみました。2人で塾代は月2万円以上、このお金をテスト100点で1000円に回したほうが実になるお金ではないかと思って。

結果、子どもたちは自分で考え、時間なども配分して勉強に取り組むようになってきました。下の息子は1ヵ月に6枚100点取ってきたことも。

毎日勉強するのは誰にとっても嫌なものなので、何か刺激が必要です。母親が「早く勉強しなさい!」と怒るのも刺激のひとつではありますが、できればあまりやりたくない方法ですよね。その刺激が、我が家では「100点取ったら1000円」なのです。「頑張った!」「できた」という体験も積め、さらに自分で得たお金なので、大切に使うというメリットもあります。

子どもたちにとってこのルールで大変なのは、テストがない時期があるということ。1学期なら6〜7月、2学期なら11〜12月というように決まった時期にまとめて行われるので、学期が始まったばかりの4月や9月、1月はテストがないんです。じゃあ、その時期はどうやってやりくりするのか?

子どもたちにはそれぞれ口座を持たせているので、100点を多く取った月のお金を貯金し、自分で入金したり下ろしたりして月々のやりくりをしています。お年玉もすべてその口座に入金して、やりくりで足りなくなったらお年玉を使うこともあります。

過去に息子はタブレットという大物を購入、ゲームをしたり、動画を見たり。娘は好きなアニメのグッズを買ったりしているようです。お金の使い方に関しては、ほとんど口を出していません。失敗したらそのときはそのとき。どうすればよかったのか振り返るチャンスでもあります。

自ら学ぶという姿勢、金銭感覚を身につけること、どちらも大切にしながら子どもたちには成長してほしいと思っています。

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