くらし

一度食べたらもうやみつき みやべのちゃんぽん

夢(む)計画のススメ 〝上田アニ〟こと上田啓介(うえだけいすけ)

一度食べたらもうやみつき みやべのちゃんぽん

どーもー「夢(む)計画のススメ 」、上田アニです!
3月に入って2週間が経ち、気象庁の発表だとあと1週間もすると熊本の桜が開花するとのこと。

そういうことで何だか心落ち着かない日々を送っているわけで・・・だってわたくしこう見えて(?)お花見大好き人間なのでありまーす。もちろん〝花より団子〟派ですが・・・

ライトアップされた夜桜を眺めながら、気の合う仲間と飲めや、歌えや、騒げやと・・・買い込んで来たおでんや焼き鳥なんかをつまみに、ビールに焼酎、日本酒を酌み交わすというのがお決まりでして・・・今年もそんな楽しい夜がもうすぐ来るかと思うと、身も心もワクワクソワソワなんでございます。

ビールに焼酎、日本酒・・・そんなに〝ちゃんぽん〟したら悪酔いしちゃうよ・・・
ってことで、今回は熊本の〝ちゃんぽん〟の名店『みやべ食堂』に行って来ました(笑)

外観    

ところで皆さんは〝ちゃんぽん〟は好きですか?それとも・・・大好きですか?(笑)
わたくしちゃんぽん大好きなんですよ~っとそんなこと言いながら、まあ無類の麺好きなんで、ラーメンもうどんも、蕎麦もパスタも大好きなんだけど・・・

ここに来たら〝これ頼まなきゃでしょ!〟と、ちゃんぽん(並)と肉めし(小)を注文。運ばれて来たちゃんぽんは、豚肉、キャベツ、もやし、青ネギ、ちくわにカマボコが器からはみ出す程の勢いで盛られていて、麺やスープが全く見えない。相変わらずのボリューム。

キャベツはしんなりとした食感で甘~い(ハンバーグ師匠風に)もやしはみずみずしくてシャキシャキの歯ごたえ。もうこの時点ですでに楽しいんだよねー
小気味いいテンポで食べ進めると、ようやく見えて来た麺とスープ。麺はスタンダードなちゃんぽん麺でモチモチッとした食感。歯で噛んだ時に少しだけ押し返してくるこの弾力がいいね~

ちゃんぽん
【ちゃんぽん(並)600円  肉めし(小)480円 】
 

ちゃんぽん

ちゃんぽん

一般的にちゃんぽんと言えば・・・長崎ちゃんぽん。長崎ちゃんぽんは全国的に知られたご当地料理で、太い麺と具材の多さが特徴。特に九州各地のちゃんぽんは、スープや具材など、長崎ちゃんぽんの特徴を強く引き継いでるもんね~

ここ、みやべ食堂のちゃんぽんも太い麺と具材の多さが特徴なのは長崎ちゃんぽんと同じ・・・しかしながら長崎ちゃんぽんと明らかに違うのが・・・スープ!
ちゃんぽんのスープと言えば白湯(パイタン)の〝白〟で決まり!と思いきや・・・      

ちょっとこの色見てよ!ここのちゃんぽんのスープは何と〝黒〟!
醤油ラーメンのスープとはまた違う、この独特の黒っぽいスープなんです。
そしてこのスープが、ちゃんぽん麺と絶妙に絡むのよね~

スープ

このスープの秘密についてご主人に聞いてみた。〝なぜちゃんぽんなのに白いスープじゃないのか?〟と・・・そうしたら出てきましたよスゴイ秘密が!

ご主人はこのお店の3代目なんだけど、このスープは、初代のおじいちゃんの時代から60年以上継ぎ足し継ぎ足しの出汁をベースに数種類の醤油を合わせて作ってるんですって! 
 
そうでしょうそうでしょう、この味には食べただけではわからない秘密があると思いましたよ・・・その後調子に乗った私はその秘伝のダシの作り方を聞いてみた・・・もちろんあえなく玉砕(笑)

肉めし

ちゃんぽんと一緒に頼んだ〝肉めし〟は、ごはんの上に乗ってる具はお肉のみという、いたってシンプルな・・・っと侮るなかれ。醤油と砂糖で甘く煮た牛肉の肩ロースは、昔ながらの何とも懐かしい感じでほっこりする美味さ。またこれがちゃんぽんと相性抜群!

個人的には肉を二口食べたら、ごはんを一口食べるというスタイルがお気に入りで、こうして食べると、肉が先になくなって、ごはんだけが残るんだけど・・・そのごはんがまためっちゃ美味い!肉汁をまとった米粒の食感が何とも絶妙。しみ込んでるという程の水分多めの状態ではなく、いい塩梅なのでございます。

ごはん

うーん食った、食った・・・余は満足じゃ!と、殿様気分でお店を出て、1時間ちょっと
クルマをとばして自宅に着いた時に思い出した・・・そういえば前回も昼時にこの組合せを食べたらお腹いっぱいになって、夜の8時を過ぎてもお腹空かなかったなぁ・・・と。

今日もお腹パンパンだけど何時頃にお腹すくのかなぁ・・・と思っていたら、夜の10時ちょっと前にお腹が〝グゥ〟と1回鳴りました・・・デヘヘ

みやべ食堂