春真っ盛り。長崎の野山を彩るのは、県の花、雲仙つつじ（ミヤマキリシマ）やヒラドツツジ、ヤマツツジなどさまざまな品種のつつじたち。ゴールデンウィークはつつじ見物に出かけませんか？　県内のおすすめスポットを紹介します。

自生のミヤマキリシマが咲く「池の原園地」「宝原つつじ公園」

九州の高地に自生するミヤマキリシマを見るなら、やっぱり雲仙で。例年、4月下旬に温泉街に近い地獄付近からミツバツツジが咲き始め、5月上旬から中旬にかけて池の原や宝原（ほうばる）、少し遅れて仁田峠と、標高の高い場所へつつじ前線が上っていきます。紫紅色、桃色、薄紅色と色合いが違うミヤマキリシマを楽しめます。

おすすめスポットは宝原つつじ公園。公園内には展望台や休憩所があり、お弁当を持ってのハイキングにぴったり。駐車場やバリアフリーのトイレも完備されていますよ。池の原園地にも足を伸ばすと、整備された散策道を歩きながら、より自然に近い状態のミヤマキリシマが見られます。

開花情報はこちらで確認できます。
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おなかがすいたら、雲仙の新しいご当地グルメはいかが。雲仙ハヤシはデミグラスソースのかかったカツ丼。雲仙市内の各レストランで食べられます。
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ゴールデンウィークの一日はのんびりと「稲佐山つつじまつり」

長崎市随一のビュースポット、稲佐山。稲佐山公園では、4月上旬から5月上旬になると、約8万本のつつじが見事に咲き誇り、長崎の春を彩ってくれます。

毎年、ゴールデンウィーク期間中に開催される「稲佐山つつじまつり」では、民謡・カラオケ大会、ハタ揚げ、バンド演奏などのイベントが盛りだくさん。屋台も出てにぎわいます。今年は稲佐山遊歩道を工事中なので、迂回路などの情報はホームページで確認してくださいね。

稲佐山の注目グルメは、稲佐山山頂展望台「ひかりのレストラン」で食べる長崎和牛ステーキトルコライスセット2100円（限定20食）。トンカツの代わりにジューシーな和牛ステーキが載っています♪

北九十九島の海を背景につつじが咲き誇る「長串山公園」

佐世保市のつつじスポットといえば長串山公園。360度パノラマビューの山頂では、九十九島が浮かぶ紺碧の海と緑の山々、鮮やかなつつじに赤く彩られた斜面のコントラストが楽しめます。

長串山公園内には、100ｍもあるローラー滑り台やちびっこ広場、イベント広場など、身体を動かして遊べる場所がいっぱい。子どもと一緒に思いっきり遊べます!

4月7日から5月6日までつつじまつりを開催（期間中のみ入園料大人500円）。週末は、わんわんフェスティバル、フリーマーケットなどのイベントもあります。

おなかがすいたら公園内のビジターセンターへ。うどんやカツカレー、アイスクリームが人気です。つつじまつり期間中の限定メニューも好評ですよ。

「平戸つつじまつり」が開催される平戸市の崎方公園、伊万里湾を臨む松浦市の不老山総合公園も人気のつつじスポットです。お出かけ前には、開花情報を確認してくださいね。