毎年猛暑、酷暑と右肩上がりに最高気温を更新する日本の夏。冷たい飲み物が、砂漠でみつけたオアシスのようにありがたい季節でもあります。とはいえ、気温が高いのですからそのキンキンの冷たさをキープするのにも知恵をしぼる必要があります。そこで、とっておきのドリンククールキープ大作戦を伝授します。

100年を超える歴史に裏打ちされた画期的な実力

今や死語にカテゴライズされそうな「魔法びん」。しかし、そのネーミングは温度を長時間キープするという機能が、いかに画期的だったかを表す秀逸なネーミングですよね。
この魔法びんを生み出したのがドイツのメーカー「サーモス」です。魔法のしくみは二層構造の本体の間に真空断熱層を作ることで、外気温の影響を受けにくくするというもの。
このサーモスから発売された画期的な製品が、真空断熱タンブラーです。その実力は、密閉されていない形状でありながら「氷が6時間溶けない」というもの。
さらにステンレスならではのつややかなシルバーカラーと、持ちやすいカーブを施したフォルムは、思わず見とれてしまう機能的な美しさです。

家でも外でも大活躍、その実力を使い倒そう

一番の特徴は、もちろん保温・保冷に優れているということですが、他にもメリットがたくさんあります。
まずは何といっても割れないこと。氷を入れてガラガラ回しても、下に落としても、お子さんに持たせても安心です。さらに、傷もつきにくいのでいつまでもその美しさをキープできます。
そして携帯性に優れているというのも大きなポイントです。夏のアウトドアの定番、BBQに持っていけば、紙コップを使うより数段グレードアップしたテーブルに大変身。
風で飛びにくいという利点もありますし、使い捨てしないのでゴミも減らせてエコですよね。
さらにもう一つの大きな特徴が、真空断熱のおかげで結露が出ないこと。
キンキンに冷えた飲み物を入れたコップは外側が結露してテーブルを濡らしてしまうのでコースターが必要ですが、真空断熱タンブラーならそんな心配も無用です。

カスタマイズもできるオプションいろいろ

そのままでも美しく使い勝手の良い真空断熱タンブラーですが、別売りのオプションをつけることでさらに使い勝手がよくなります。
専用のふたはホコリよけや炭酸キープ、水気厳禁なPCデスクに重宝します（密閉構造ではないので、携帯はしないでくださいね）。
さらにテーブルの傷防止やすべり止めになる底カバーもあり、それぞれピンク、イエロー、グリーン、ブルー、ブラックの5色が用意されています。
家族一人ひとりのカラーを決めるのも楽しいもの。パーティーでのマイカップの目印にもなりますね。

ジョッキ代わりからちょい飲みまで、多彩なラインアップ

サーモスの真空断熱タンブラーは、カーブが美しいトールタイプは容量別に3種類、マットな仕上がりのほかにも、光沢が美しいミラータイプもあります。
また、ロックグラスのようなフォルムの製品もあり、好みや用途によって選べます。
気になるお値段は、中くらいの大きさの420mlタイプのものは、同社のオンラインショップで2160円（税込）。
シンプルなガラスのタンブラーに比べて少々お値段は張りますが、ほぼ一生ものと思えば、かなりリーズナブルですよね。
サーモスオンラインショップ

夏に大活躍しそうなサーモスの真空断熱タンブラーですが、もちろん冬に暖かい飲み物をキープするのにもバッチリです。非常持ち出し袋に入れておくのもおススメですよ。