震災などの思わぬ事情で飼い主さんとお別れした猫、心ない人に捨てられた猫、路上で事故にあった猫。いろいろな事情の猫たちを保護して、里親を探す取り組みをしている猫カフェがあります。家族になる猫に出会えるかもしれない、飼うことはできなくても会いに行けば支援になる、会って触れ合うと自分が癒される。そんな猫カフェに遊びに行きませんか？福岡市内の猫カフェ3店をご紹介します。

カフェランチをしながら猫とデート♪「猫カフェキューリグ」

地下鉄赤坂駅から徒歩7分、大名にある「Neko Cafe Keurig（猫カフェキューリグ）」。明るく居心地のいい店内に待っているのは里親募集中の約25匹の猫たち。
ブリーダーのところから来た猫もいれば、けがをして助けられた保護猫もいます。
伝染病予防のため、入り口でスリッパにはきかえて、荷物はロッカーに預け、手を消毒するのがルール。毎月10匹程度の猫たちが、新しい飼い主の下へ旅立っていきます。
砂が飛び散らないように、上から入る猫トイレや消臭スプレーなど、賢いオリジナルグッズも販売しています。野菜たっぷりのランチやスイーツを味わいながら、猫とまったり過ごしましょう。
料金は時間制で30分400円、以後10分ごとに150円加算。ドリンク・フードは別料金です。営業時間は平日13時～22時、土日祝日 11時30分～22時、定休日は火曜日です。

警護神社が見える屋根裏風猫カフェ「キューリグロフト天神店」

猫カフェキューリグの2号店「neko cafe keurig The LOFT（キューリグロフト天神店）」は西鉄福岡駅から徒歩1分。ビル4階にあって、大きな窓から警固神社が見えます。
ゆったりと外を眺める猫たちの姿は優雅ですが、実はみんな保護猫。心が傷ついている猫はそっと見守ってあげて。1号店同様こちらでも、面談を行ったうえで、里親になることができます。
入場料は30分380円で以後10分ごとに150円。ドリンク・フードは別料金です。営業時間は11時30分～21時。定休日は木曜日です。

キャットタワーで遊ぶ猫にほのぼの「猫カフェSO-SE-KI」

西鉄大橋駅東口から徒歩5分の「猫カフェSO-SE-KI」。お店の猫もいますが、保護猫も預かっていて里親探しを手伝う取り組みをしています。
今日はどんな猫がいるか、ホームページで確認できます。猫におやつ（1パック200円）もあげられますよ。譲渡前には、譲渡相談会や、2週間のトライアルもあります。
ワンドリンク制で 、30分ドリンクセット500円、ケーキセット800円、最初の30分以降の延長料金は15分ごとに200円です。営業時間は、平日11時～20時、土日祭日は10時～20時。定休日は月曜日です。

いろいろなストーリーを持った猫との出会いがある猫カフェ。猫を飼いたくなったら、里親募集のある猫カフェに遊びに行ってみてはいかがでしょうか。事情のある猫は手がかかるかもしれませんが、血統書付きの猫とはまた少し違った愛おしさがありますよ。