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飛んでイスタンブール。伊東忠太って、誰?

よくばりトットコライフ トコ

飛んでイスタンブール。伊東忠太って、誰?

目次

監修・ライター

こんにちは! 
【よくばりトットコライフ】のトコです。 

知人が「トコさん、この本、おもしろいのよ。

硬そうな題名だけど一気に読んだの」

と差し出した。

 

「明治の建築家 伊東忠太 オスマン帝国をゆく」

という本である。

「へー、おもしろそうですね」

と、手に取ったが、わ、わ、わ、重たい!!

 

それもそのはず、厚みが3.5センチ。

中をパラパラ見たら、字が小さい。

ううむ、高校では日本史を選択したから、

世界史にうといのよね。

オスマン帝国って、いったいどこにあるのだろう。

そして、伊東忠太って、だれ????

 

頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになったよ。

 

トコの戸惑いを無視して、知人が続ける。

「これを書いた、ジラルデッリ青木美由紀さんが知り合いなんだけど、

今、イスタンブールに暮らしているの」

 

「ほぉほぉ」とトコ。

 

「彼女がこの夏帰国して、講演会をするのよ。

で、トコさん小倉高校出身だったよね、青木さんも小倉高校であなたの後輩なの。

だから、同窓会で宣伝してあげて」

 

と本を渡され、頼まれてしまった。

 

宣伝するからには、本を読破しなければ。

それから、移動中は、ずっとこの本を持ち歩き読み進んだのだが。

 

これが、めっぽう面白かったのよ。

 

まず、内容は。

110年前、明治時代。日露戦争のちょっと前。

建築を研究するためだけにトルコを旅し、3年3カ月かけて世界一周をして

帰国した酔狂な男、伊東忠太の、その中の8か月半の道中記である。

 

当時の旅の方法や、費用なども興味深いわよ。

 

そして、建築、とさっき、書いたけど。

この「建築」という言葉を作ったのが、伊東忠太なんだって。

外国語を翻訳する時に、どのような言葉に置き換えようかと考えたときに

建築、という言い方を提案したそうよ。

 

建築の生みの親、ともいえるね。

 

で、帰国して成し遂げたのが、築地本願寺。

築地本願寺ってお寺なのに、インドの寺院みたいな外観よね。

なぜ、そんな設計になったのか、などなどもわかるわよ。

 

ジラルデッリ青木さんがこの本を書かなかったら、伊東忠太って、

私たちに知られることがなかったんじゃないかしら。

 

こんな楽しい人が、小倉高校の後輩にいたなんて!!

とうれしくなり、トコがしゃべっているラジオのゲストに来てもらったの。

 

ジラルデッリ青木さんと、トコ。

イスタンブールでは大学の先生をしているそうなんだけど。

 

「なぜ、イスタンブールに暮らすようになったのですか。

私たちは、イスタンブールって言えば、飛んでイスタンブール、って

庄野真代さんの唄で地名を知っているだけで、なんのイメージもないけど」

 

尋ねたら。

 

「そうなんですよね、私もあの唄を聞いたのがきっかけで、

いいかも、と思ってイスタンブールに行ったの」

 

と、まさかの、軽はずみな行動。

 

世界をひょいと股にかけられる人って、こんなタイプなのかもね。

 

青木さんが書いた「伊東忠太」。分厚い本だけど、売れるといいな。

そして、伊東忠太が、有名になったら、

「あ、もちろん、とっくに知ってるよん」

といばれるのになぁ。

 

トルコのお土産に、名物お菓子をいただきました。

名前は忘れたけど。

食べてみたら、あーこの味知ってる!!!

 

ボンタンアメに似てたわよ。

 

やっぱ、世界って、どこかでつながってるのよね。
 

 

暑い夏の昼間は、引きこもって読書もおすすめよ。

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