30代で「イタイ格好」と思われない服装は?
監修・ライター
とうとう30代に突入。20代の頃と同じような格好をしていると、「イタイ人」と思われそう。もう大人の女性にシフトしていく年代ですよね。でも若々しくは見られたい。どう考えたらいいですか?
Q1 やっぱり膝が見える丈はNGですか?
A1 全く問題ないですよ!「私は何歳です」と看板を下げて歩いているわけではありませんから、似合えばOKなんです。実際の年齢を気にするよりも、着こなし方や美に対する意識、体のケアに気を配る方が大事だと思います。
膝が見えていても、落ち感のある素材やシルエットを選べば、キュート過ぎず大人っぽさを出すことができます。
Q2 レースやフリルが好きなんです。30代らしい着こなし方は?
A2 普段はかっこいい系の服を着ている人でも実はレースやフリルが好きだったり、何だかんだいって、女子にとって心が躍るアイテムなんですよね。
レースは柄が細かいものをチョイスすれば、繊細で大人っぽい印象になります。フリルは幅が短いものや、ボリュームを感じるデザインだと幼く見えてしまいます。写真のように、幅広でエレガントなデザインがおすすめです。
トップにこうした甘めのアイテムを持って来たらボトムをパンツにしたり、ダークな色を選んだり、全体のバランスを考えましょう。
Q3 30代になったらハイブランドに挑戦したい!でもファッションにかけられる金額にも限りがあります。
A3 以前なら絶対セールをやらなかったブランドも、セールを行うところが増えてきました。ですから、春夏物から秋冬物に切り替わる今の時期は、ハイブランドのアイテムをゲットするいいチャンス。
まずは、靴やピアス(イヤリング)、スカーフなどから取り入れてみてはいかがでしょう。実は、小物って目線が行きやすいんです。そこにお金をかけることで、ファッション全体のクォリティーがぐっとアップしますよ。小物は服に比べて季節感が薄いので、長い期間使えるのも利点です。
Q4 大人の女性らしいトレンドの取り入れ方は?
A4 最近は、いっせいにトレンドを追う傾向が薄まり、自分に似合うものを上手にセレクトする方が多いように感じています。そうした自分のスタイルにトレンドをプラスすれば、「若作りでなく若々しく見えるファッション」になると思います。
オフショルダーのトップスなど、30代以降は肩を全部出すのではなく、写真のように肩の一部だけが見えるデザインがおすすめです。気になる二の腕をカバーしつながらセクシーさもあり、一石二鳥です。ショート丈のトップスもありますし、それに合わせた、ハイウエストのボトムスもあります。ハイウエストなら大人世代も取り入れやすそうですね。
忘れてはいけないのが髪型とメイク。服と同じくらい大事です。ファッションはトレンドを押さえているのに、髪型とメイクが昭和のままなんていう残念なことにならないよう気を付けましょう。年齢を重ねると、「自分が似合うのはコレ」と思い込みがち。コスメショップの店員さんや美容師さんに、トレンドを取り入れつつ自分に似合うメイクや髪型を提案してもらうといいですよ。
今までは、「これを着たら若作りって思われるかな」と気にしながら服を選んでいました。トレンドアイテムの取り入れ方がよく分かり、明日からコーディネートが楽しくなりそうです。メイクや髪型までトータルで考えるのもポイントなんですね。プロの意見を取り入れて、若々しさと大人の魅力をあわせ持つ女性を目指します!