文房具やキッチン用品、アクセサリー。こまごました小物って、すぐ散らかるし、しまい込んでしまうと探しにくいですよね。見せる収納でおしゃれなインテリアを目指しませんか？　ペグボードはディスプレイでおしゃれ収納を実現するアイテム。ペグボードを手作りするときのテクを5つ紹介します。

1） 収納する物をイメージして設置場所を決める

 

ペグボードは等間隔に穴が開いている板。有孔ボードともいいます。ダボやフックを使って、棚を取り付けたり、物をかけたり、鉢を支えたり。アイデアしだいで、収納力をUPできるしとってもおしゃれ。小物の定位置を決めると、探す手間が省けて作業効率も上がりますよ。

おすすめの設置場所は、鍵や定期、時計やアクセサリーなどを置いておきたい玄関周り、文房具や雑貨で混雑しがちな机のそば、手の届くところにスパイス類や調理道具を置いておきたいキッチンなど。購入前に、どこに何があったら便利かイメージしながら、場所に合わせて収納する物をまずプランニングしてみてくださいね。

2）ペグボードの形や色を自由にカスタマイズ

ペグボードは、素材や色、穴の間隔や大きさに違いがあります。ダボを差して棚を作るなら、安定感のある太目のダボが入るように、穴も大き目がおすすめです。

場所に合わせてカットしたり、好みの色を塗るなどカスタマイズすると一層おしゃれに。実物が見られてカットも頼めるので、ホームセンターでの購入が便利です。

黒板塗料を塗ると、後からチョークで書き込めて、カフェ風なインテリアになります。穴にひもなどを通してクロスステッチ風に絵や文字を刺繍するのもおもしろいですよ。
 

3）壁との間に1cmくらいのすき間をあけて設置

小さいペグボードなら斜めに立てかけておくのもおしゃれ。机やチェストなど、家具の上で使いたいときは、壁に取り付けずに家具の上部にペグボードをねじ留めする方法もあります。

壁に取り付けるときは、フックがかけられるように、壁との間には1cmくらいのすき間をあけておきましょう。壁が石膏ボードの場合、モリーアンカーなど石膏ボード用のねじを使います。

amabroのペグボード「PEG WALL」には、石膏ボード用の画びょうと専用フックが付いています。画びょうでフックを付けて、ペグボードをかけるだけ。工具無しで簡単に設置できますよ。

4）　突っ張り棒を使って固定する方法

壁に直接取り付けられないとき、壁のない場所に設置するときは、突っ張り棒を使う方法があります。床から天井まで突っ張り棒を左右の柱になるように設置し、ペクボードを金具などで固定します。

突っ張り棒がインテリアとして物足りなかったら、2×4材を柱にしてはいかが。ディアウォールやピラーブラケットなどのグッズを使うと、突っ張り棒と同じ要領で天井や床を傷付けずに柱を立てることができます。柱にペグボードを取り付けられるのはもちろん、直接棚を付けたり、すのこを付けたりもできるので、さらにアイデアが広がります。
 

5）　豊富なフックを自由に使ってディスプレイ

ペグボードはフックの種類がとても豊富で多機能に使えます。同じ色のボードでもスチールのフックは都会的でスマート、木製のダボはナチュラルで温かな印象に。ワイヤーで自作したり結束バンドを使うと経済的です。

100均のワイヤーバスケットやかご、鉢などを組み合わせると雰囲気が変わって収納力UP。すっきりレイアウトを保つには、1つのかごに1アイテムだけをまとめるのがおすすめです。ゆとりをもたせて、植物や写真、小さいおもちゃなど、ちょっとしたアイテムをくわえると、壁がぐっとおしゃれになります。
 

収納する物、飾る物の配置が自由に変えられるのがペグボードのいいところ。機能的な収納＆おしゃれな壁になるように、いろいろ工夫してみてくださいね。