くらし

○○を新調することが成功を呼ぶ！【4月前半のお金・恋愛・仕事占い】

カルロッタのハピリズム暦占いマリ・カルロッタ・フォルトナータ

2022.4.1 06:00 更新

監修・ライター

イタリア仕込みのタロット占い師

マリ・カルロッタ・フォルトナータ

占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、4月上旬の暦占いをお届けします。

4月上旬は、二十四節気の【清明（せいめい）】の頃です。
清明とは、清浄明潔（しょうじょうめいけつ）の略だと言われています。この清浄明潔とは、桜をはじめとした植物に花が咲き、空気が澄み、明るく清らかな春の活気を感じられることを意味します。

この時期は、冬の北風が去り、清明風と呼ばれるあたたかな春の風が吹いてきます。桜が咲き、心地よい清明風が吹き、春の訪れに心も明るくなりますね。

沖縄では、この清明の頃に清明祭と書いて『シーミー』と呼ばれる清明祭が行われます。沖縄ではかなりメジャーな行事である清明祭では、先祖のお墓に一族で集まり、ピクニックのように墓前でお弁当を食べ、お供え物をして先祖を供養します。

他の地域から見ると、先祖供養だけど何だか楽しそう、なんていう声が聞こえてきそうですね！

春めく4月上旬ですが、運気的には下がってから上がっていく、という感じです。
4月1日から10日までは『十方暮（じっぽうぐれ)』という低迷期に入り、この10日を境に運気が大きく上向き、天一天上（てんいちてんじょう）という、何をしても吉な時期に入ります。

何かをやろうとしているのなら、この10日以降、天一天上の時期にやってみると、良い運気がつかめるかもしれません。

さて、今月上旬、もっとも運気の良い日は、

◆4月10日◆

になります。この日は、

・巳の日（みのひ）
・天一天上（てんいつてんじょう）

といった吉日が重なります。

・巳の日
巳、すなわち蛇のことです。そしてこの蛇とは、財運と美、芸術をつかさどる弁財天の使いとされています。

そのため、蛇がつかさどる巳の日は、弁財天の加護がある日とされ、財運を引き寄せ、美や芸術に関する技能の向上が見込めるとされてきました。

財産を増やしたいなら、この日に何かやってみると吉。巳の日には弁財天をまつる神社仏閣で、銭洗いなどのイベントをやっていたりもするので、そういった巳の日にまつわる行事に参加してみるのもいいかもしれませんね。

また、歌や踊り、音楽にまつわる才能を伸ばしてくれる日でもあるので、これらの芸事の練習をしてみるのも吉でしょう。

・天一天上（てんいちてんじょう）
どこにいっても吉となる時期。今月は、4月10日～25日までの長い期間がこの天一天上にあたります。

この世には、天地をめぐり、四方をめぐる天一神（てんいちしん）という神様がいるとされています。この神様のいるほうに人間が向かうと凶となる、といういわれがあるのですが、天一天上の時期は、この神様が天にいて地上にはいないことから、全方位、どこへ行っても吉となる、そこから転じて、何をしても吉になるとされるようになりました。

ただし、この天一神がいない時期は、代わりに日遊神（にちゆうしん）という神様が地上にいるとされています。この神様はきれいな場所が大好きで、汚い場所が大嫌い。掃除を怠ると災いを呼ぶとも言われています。天一天上の時期は、お掃除を怠らないこと。