なぜ今プラバンアクセサリー作りに大人がはまるのか?
小さい頃、一度はやったことがあるプラバン。プラスチックの板にマジックなどで絵を描いて、トースターなどで焼いて小さくするアレです。その懐かしのプラバンを使ってピアスやリングなどのアクセサリーを手作りするのが、ちょっとしたブームになっているのをご存じですか?簡単なものなら1時間程度で作れることから、親子でプラバンアクセサリー作りを楽しんでいるようです。今回は簡単にできるプラバンアクセサリーの基本的な作り方をご紹介します。
材料は100円ショップでそろいます!
必要な材料は、100円ショップで買い揃えることができます。
<基本的な材料>
・プラスチックの板
・油性マーカー
プラスチックの板は「プラバン用」のものが売られているので、それを購入しましょう。白い板と透明の板がありますが、板の下に絵を置いてトレースしたい場合は透明な板を選んでくださいね。絵を描くための画材は油性マーカーのほか、アクリル絵の具、パステル、クレヨンなどが使われ、それぞれ仕上がりの雰囲気が異なります。スタンプやマニキュアを使うケースもあります。
<用途に応じて必要な材料>
・アクセサリー用の金具
・レジン液
アクセサリーにするために必要な金具なども最近は100円ショップで販売されています。レジン液は、できあがったプラバンの上に塗ることでぷっくりした仕上がりにすることができる樹脂です。これも100円ショップで購入することができますよ。
また、以下の道具も用意しておきましょう。
<必要な道具>
・プラバンを焼くためのトースターまたはグリル
・はさみ
・アルミホイル
・穴あけパンチ
まずは平面的なデザインのピアスを作ろう
材料がそろったら、まずは基本の作り方で、平面的なデザインのピアスを作ってみましょう。
1.プラバンに絵を描きます
透明なプラバンの下に絵をしいて、なぞるとキレイに描けます。焼くと4分の1から6分の1程度まで縮みますので、それを見越した大きさで描きましょう。
2.はさみで切り抜きます
このとき、必要に応じて穴あけパンチで穴をあけます。
3.アルミホイルに乗せてトースターで焼きます
トースターは予熱しておきましょう。アルミホイルはいったん丸めてくしゃくしゃにしておくと、プラバンがくっつきません。
4.小さくなったら取り出して熱いうちに本などではさんで平らにします
トースターから取り出したばかりのときはとても熱いので気をつけてください。
ちょうどいい加熱時間や平らにする方法など、コツをつかむまで何度か作ってみてくださいね。満足できるものが仕上がったら、ピアス用の金具を接着剤等でくっつけて完成です。
慣れてきたら立体的なリングに挑戦
プラバンアクセサリーは、工夫すれば立体的なデザインのものも作れます。シンプルなリングを作ってみましょう。
1.厚紙を指のサイズに丸めておきます
2.プラバンを2cm×12cmの大きさに切り、角を丸くカットしておきます
3.絵を描きます
4.アルミホイルに乗せてトースターで焼きます
5.縮んだら取り出して、すぐに1の厚紙に巻きつけて形を整えます
リングの形に丸めるときは、火傷に注意してください。指のサイズにあえば、マジックペンなどに巻きつけても作れます。うまく丸めることができなかった場合は、もう一度温めてから丸めてみてくださいね。
手作りの温かさと透明感が魅力のプラバンアクセサリー。自分好みのデザインを自由に作れることがうれしくて、始めてみると思った以上にはまってしまいます。1時間もかからずにできあがる手軽さや材料が簡単に手に入るのもいいところ。ちょっとした気分転換にもぴったりです。お子さんと一緒に楽しむのもおすすめですよ!