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ネットを活用?イマドキの登山に必要な情報収集術は?

0円でかなうコト のぼろ編集部

ネットを活用?イマドキの登山に必要な情報収集術は?

季刊のぼろ編集部

目次

いざ山登りをしようと思ったら必ず必要になるのが「情報」。目指す山の情報はもちろん、地図・天気・アウトドアイベントなど、情報はインターネットにもたくさん溢れています。どの情報を、どのように活用するのがいいでしょうか? 情報を集めるコツを季刊のぼろ編集部の中村真悟さんに聞いてきました!

Q1 登る山を決めたら初めにすることはなんですか?

登山

出典元:季刊のぼろ編集部

A1 例えば、あなたが京都に旅行に行くとしましょう。清水寺や二条城などを巡って、18時にはホテルに帰りたいと思ったら、まずは情報を集めてスケジュールを立てますよね。山も基本的にはそれと同じ。行く山が決まったら、どのルートで登り、何時に下山するか計画を練ります。特に初めて行く山の場合は、慎重に情報を集めてください。

まずは、登山口の場所。そこで迷ったら時間のロス。でもこれ、実は山であるあるな話。軽い気持ちで登山口に向かったら、林道が崖崩れで通行止めになっていたとか。ですから、登山口までどうやって行くのかをできれば道路情報を含めてきちんと調べましょう。

次は、標高。標高そのものが重要というよりも、登山口からてっぺんまで何百メートル高度を上げるかが重要。例えば北九州市の福智山は登山口が約200m、山頂が約900m。そうすると700m登らないかんという計算になります。一般的には500mを目安に、それを超えるとちょっと体力的にキツイと考えたらいいでしょう。あとはルート情報も必要です。登る山を決めたら、「登山口、標高、ルート」についての情報をしっかり集めましょう。

Q2 山の情報を集めたいけれど、コツはありますか?

岩場

出典元:季刊のぼろ編集部

A2 その山に詳しい人に聞くのが確実ですが、そうじゃない場合は書籍、ガイドブック、雑誌などから情報を得ることになります。ルートを決めたら、迷いやすい所や鎖場・岩場などの危険な所があるかどうかをチェックします。

「インターネットの情報は?」とよく聞かれますが、これが少し曲者。ネットの世界は玉石混淆。つまり、正しい情報も紛らわしい情報もあります。そこの目利きが必要ですね。例えば、山行ブログには個人の主観が強く反映されています。「楽だった」と書いてあっても、ビギナーにはきつくて危ない場所があるかもしれない。

それに対し、雑誌やガイドブックは、なるべく安全に登ってもらうという前提で情報を発信しています。個人の主観はもちろん入るけれど、客観性が随分強い。従って、雑誌やガイドブックをメインにして、ブログなどのインターネットの情報をサブ的に活用するのがいいでしょう。あとは、アウトドアショップですね。山に詳しいスタッフが多いから、なんなりと遠慮なく尋ねるといいですよ。

Q3 地図や天気などを調べる時に、使っているサイトを教えて!

地図

出典元:季刊のぼろ編集部

A3 まず天気ですが、「Yahoo!天気」というスマホアプリを使っています。ピンポイントで天気が分かるし、雨雲ズームレーダーが役に立つ。これを見れば、行く山域に雨が降るかどうかも分かります(もちろん、当たるという前提ですが)。次に地図ですが、国土地理院のサイトにアクセスして「地理院地図」をきちっと見ます。ただ、このサイトからは出力ができないので、「カシミール3D」という無料ソフトを使って出力しています。ただ、厳密に2万5000分の1の縮尺ではなく、それに近い縮尺だから、その辺は頭に入れておかなければなりません。

そして、今一番お勧めしたいのは「コンパス」というオンラインの登山届です。スマホアプリからもPCサイトからも利用ができ、登録をすると登山計画(登山届)を送信することができます。これがものすごく大事。何かあった時の保険というか、最後の命綱になる場合もあるのです。登山届のあるなしで、救助体制を組む際にえらい時間の差が出る。「コンパス」のいいところは、作成した登山計画書を家族、友人などの第三者に指定して送れる点。もし下山時刻に下山届が出ていなかったら、事前に指定した人に連絡がいくというシステムです。「コンパス」に、ぜひ一度アクセスしてみてください!


山も「情報」がなにより大切だということが分かりました! 今度くじゅうに行くので、今回教えていただいたことに注意して情報を収集したいと思います。地図や天気のサイトも使ってみます!

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