脚が太くなるのはアレのせいだった!やめるべき習慣は?
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ダイエットしてるけど脚はなかなか細くならない・・・とお悩みの方、知らず知らずのうちにしている毎日の習慣が、脚を太くする原因になっている可能性があるのをご存知ですか?意外と影響していたあのクセやあの習慣。知っていると差が付く「脚を太くする習慣」について調べてみました。
むくみを放っておくとどんどん太い脚に・・・!
脚が太く見える原因のひとつに「むくみ」があります。むくみは血液中の水分が血管の外に出て皮膚の下に溜まった状態のこと。正常ならば血管やリンパを通って体内を巡っているはずの水分が滞ってしまい、むくみとなって脚が太く見えてしまうのです。むくんでいる状態が続くと老廃物が溜まりやすくなり、そこに脂肪が付くとセルライトになって取れなくなってしまうという悪循環に・・・。むくんでいるだけだからといって放っておくのは危険。むくみを解消してスッキリした脚を目指したいですね。
むくみにはいろいろな原因がありますが、習慣になっていることを改善すれば解消されることも。知らず知らずにむくみやすい生活を送っていないか確認してみましょう。
長時間座りっぱなし・立ちっぱなしの習慣はむくみの大敵!
体内の血液やリンパ液を循環させるのに重要な役割を果たしているのが「心臓」と「脚の筋肉」。脚の筋肉を動かすことで血液を心臓に戻すポンプ作用が働きます。そのため、座りっぱなしや立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間いるとポンプの働きが弱くなって、脚に血液が滞りやすくなり、むくみにつながります。
立ち仕事やデスクワークで長時間同じ格好をしていることが多い方は、時間を見つけて意識的に脚を動かすようにしましょう。マッサージも効果があります。ふくらはぎの血行やリンパの流れをよくしてくれる着圧ソックスや着圧タイツを履くのもひとつの方法です。
脚を組むクセがいつのまにか脚を太くする?
脚を組むとリンパ液が流れる脚の付け根やそけい部が圧迫されて、血流が悪くなります。すると脚に血液が滞りやすくなり、余計な水分や老廃物が溜まってむくみにつながります。脚を組むことは体の歪みにつながるため、下半身だけでなく肩や首のコリなど上半身にも影響します。ついついクセになっていることが多い脚組みですが、直したほうがよさそうですね。
背筋を伸ばして座ると脚が組みにくくなりますので、脚を組みそうになったら背筋を伸ばすように意識してみましょう。また左右の膝の間にノートなどを挟むと脚を組まずにいられますし、内腿の筋肉が鍛えられて細くなり一石二鳥ですね。
濃い味付けやスナック菓子が好きな人は要注意!
味の濃いものやスナック菓子にはたくさんの塩分が入っています。塩分を摂り過ぎると、体内の濃くなったナトリウム濃度を薄めようという働きが起こり、水分をたくさん溜め込もうとしてむくみにつながります。
まずは塩分の摂取を控えてみましょう。お味噌汁やスープなどの汁物はだしをきかすことで塩分を控えめにしても美味しくいただくことができます。また、体内に溜まったナトリウムを排出する役割を持っているのがカリウムです。納豆やひじき、バナナやキウイフルーツなど、カリウムを多く含む食品を意識して食べるとよいでしょう。
コレは意外!コーヒー・紅茶の飲み過ぎもむくみの原因に
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインにはカリウムを壊す性質があります。カリウムが壊れてしまうと塩分が上手く排出されなくなり、むくみやすくなってしまいます。また、カフェインには利尿作用があります。一見、利尿作用によって体内の水分量が減ってむくみが解消されるように思えますがそうではありません。カフェインの摂り過ぎは利尿作用によって水分不足の状態を招きます。水分不足になると体は水分を逃さないように細胞間に溜め込もうとしてむくみを引き起こしてしまうのです。
適度な量のカフェインは脂肪燃焼効果があると言われていますが、摂り過ぎないように注意したいですね。いつも飲んでいるコーヒーや紅茶の代わりにカフェインの入っていないデカフェやハーブティー、ルイボスティーはいかがでしょうか?また、いつもの紅茶に生姜を加えてジンジャーティーにすると、生姜の効果で血流を促して冷えが取れ、むくみ予防につながります。
あてはまるものはありましたか?長時間同じ姿勢でいるのは仕事だから仕方ないし、いきなり運動することは難しい・・・でも、食べ物や飲み物に気を配ったり、脚を組まないように注意することはできそうですよね。毎日の生活習慣から見直して美脚を目指しましょう!