その順番、間違ってた!正しい窓掃除のコツは?
監修・ライター
毎日目につく窓ガラスや網戸の汚れ・・・気にはなっているのですが、なかなかきちんとした掃除ができません。年末にむけて慌ただしくなる前に窓だけでもまとめて掃除しておきたいと思っているのですが、身近な道具で簡単に掃除できるコツってありますか?
Q1 窓ガラスは水拭きだと水滴の跡が残るし、子どもが触ったり舐めたりするのでクリーナーなどはあまり使いたくなくて・・・何を使えばいいですか?
A1 台所用(中性)洗剤を数滴水に薄めるだけで十分ですよ!多すぎるとギラギラしてしまうので、ほんとに何滴かでOK。洗剤を薄めた水が少し滴るくらいタオルを濡らして、横向きに拭きます。横拭きにするといい感じでしずくが下に落ちていきます。
タオルは新しいとワックスがついているので、使いこんで水をたくさん含むものがベストです。タオルの面は頻繁に変えながら拭くのがポイント!なので、縫ってあるぞうきんより、タオルをそのまま折って使う方が面をたくさん使えます。その後は硬く絞ったタオルで水拭き。最後に乾拭きします。この乾拭きが窓掃除の要!水拭きの跡が残らず、ガラスがきれいに輝きます。
クリーナーはアルカリが強いと夏場は特に太陽の光で焼け付くので、水で掃除するのが一番です。中性洗剤は指紋も脂もしっかり落ちます。薄めて使いますし、水拭きもするので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心ですよ。
Q2 窓の場所によっては外側の汚れがひどいのですが、その場合は何を使うとよいですか?
A2 基本的には同じですが、最初の中性洗剤入りの水で拭く時に、より水を多めに含ませて、ジャブジャブ拭いてください。それでも汚れが取れない場合は、少し時間をおいてもう一度拭いてみてください。おいている間に汚れがふやけるので、拭き取れるはずです。
Q3 窓のサッシもホコリやゴミがたまって汚いです。特に隅々の汚れがなかなか取れないのですが、どうしたらきれいになりますか?
A3 ブラシでホコリやゴミを寄せながら掃除機で吸い取ります。その際に役立つのが、100円ショップ『セリア』で売っているブラシ!毛足が長いので奥の方まで届きます。この方法だけでもかなりきれいになりますが、さらにやるならば、歯ブラシにタオルをかぶせて磨くとよいです。タオルを2重にするなどタオルの厚みで幅を調整してください。ブラシ部分が押さえつけてくれるので、隅々まできれいになりますよ。ちなみに歯ブラシはヘッドの部分が長いものがやりやすいです。
ここで重要になるのが窓掃除の順番です。窓を掃除するとなるとつい網戸や窓からやってしまいがちですが、サッシのレールからやるのがポイント!掃除機を使うので乾いた状態であることが絶対条件です。
Q4 網戸はあまりゴシゴシすると破れそうで・・・拭く程度しかしておらず、汚れがあまり取れていないようです。網戸掃除にはどんな道具を使えばいいですか?
A4 網戸も窓と同じ要領でやります。中性洗剤を薄めた水が滴るくらいタオルを濡らして、ビチャビチャの状態で拭きます。そうすることで、水が網戸に膜を作ってくれるので、その後水拭きすれば汚れがきれいに落ちます。本当にドロドロと汚れている場合は、ホースで水を流すのがよいでしょう。その際、真上から流すと膜ができやすいです。
Q5 網戸って、つい蚊の出る夏の前後にしか気にしませんが、年中汚れますよね・・・。年間どれくらい掃除したらいいですか?
A5 立地条件によって汚れやすい、汚れにくいというのがあるので、家の環境にもよりますが、2~3か月に1回程度すればいいのではないでしょうか。ポイントは、一気にやろうとせず、例えば今日はレールだけ、明日は窓だけ、など少しずつする“プチお掃除”感覚でやることです。
(相談者の感想)
道具も掃除のやり方も意外とシンプルで驚きました!これならすぐにでも取りかかれそうです。今まで窓掃除の順番を完全に間違っていました・・・。まずはサッシのレールから、早速やってみようと思います。