中国伝統の「花絵文字」で開運&幸せが訪れる!花文字の意味を解説
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花、竹、龍、鯉など、縁起のいい植物や動物の絵で構成された中国の伝統ある「花文字」。書道と絵画の融合のような華やかな花絵文字は、中国(香港・台湾)で縁起の良いプレゼントやお土産として人気です。最近は、大人の趣味として自分で描く人が増えています。どうして大人がはまるのか、花絵文字に込められた意味やその魅力や学び方についてご紹介します。お祝い事の贈り物にもピッタリですので参考にしてくださいね。
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「花文字」は二千年の歴史をもつ中国伝統芸術。正式には「花絵文字」と言って、気の流れによってさまざまな事象をとらえる風水術のひとつです。源流は「中国彩虹書法」にあると言われています。花文字を構成している絵のことを吉祥絵といいますが、その絵柄にはひとつひとつ意味があります。
たとえば、鳳凰は頂点に立つ人、竹は健康、燕は豊年、豊作、龍は成功、上昇など。ひとつの花文字には2~3種の吉祥絵が描かれます。願いや名前を吉祥絵に折りこんで描くことで風水パワーが得られ、開運招福の後利益がある縁起物とされています。
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風水パワーを呼び込む縁起物とされ、新築や結婚、出産を祝うギフトにおすすめ
風水は古くから日本にも伝わり、強い影響を与えてきました。平安京は風水の知識を駆使して地形を選び建設された都と言われています。風水では色彩にもその色特有のパワーがあると考えられています。
今でも黄色のものを西に飾ると金運アップなど、実行している人が多いのでは。「花文字」の配色はそれぞれの色のパワーを引き出す工夫がされています。「花文字」は風水パワーを呼び込むうえに、インテリアとして飾っても楽しめる縁起物。結婚や出産、新築や開業などの贈り物にすると喜ばれます。横浜中華街の風水グッズの店舗やネットの通販では、名前や願いなど希望のことばを書いた「花文字」が販売されています。
大人の趣味としてカタカナやひらがなのオリジナル花文字やハワイ花文字を習う人も
芸術性が高く、見るだけで楽しめる美しい「花文字」を、大人の趣味として始める人が増えつつあります。日本花文字の会では、講師による教室やDVDの教材などで「花文字」の普及を行っています。上達すれば試験を受けて、講師になることも可能です。
カタカナやひらがなのオリジナル「花文字」やアルファベットの「ハワイ花文字」などもあります。「花文字」を描くには、絵筆のほかに、専用のスポンジ筆(大・中・小)、フェルト筆、顔料、専用用紙などが必要になります。こういった道具もそれぞれの教室で通信販売されていますので、簡単に揃えることができます。Youtubeにも描き方の指導を行っている動画があります。まずはそこから見てみるのもいいかもしれません。
花文字作家の作品を見ると、どれもそれぞれに個性的。「花文字」は初心者でもわりと形になりやすく、上達すればするほど、自分の個性やセンスを活かした作品ができる芸術のようです。作品はインテリアとしてさまざまな飾り方を楽しめるし、友だちにプレゼントしてもきっと喜ばれます。