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お金が増える運気最大の日は？【4月お金・恋愛・仕事占い】

マリ・カルロッタ・フォルトナータ

2025.4.1 06:00 更新

監修・ライター

イタリア仕込みのタロット占い師

マリ・カルロッタ・フォルトナータ

占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、4月の暦占いをお届けします。

4月は、日本の旧暦において卯月（うづき）とも呼ばれる月です。これは卯の花が咲く頃を意味しています。ただ、卯の花は初夏の花で今の4月には咲きません。これは旧暦が現在とひと月ほどずれているため、旧暦では今の5月頃が4月にあたり、ちょうど卯の花が咲く頃だったのですね。

4月の前半は、二十四節気【清明（せいめい）】の頃となります。
今年の清明（せいめい）は4月4日に始まり、4月19日まで。
江戸時代の『暦便覧』という書物において、清明（せいめい）は「万物発して清浄明潔なれば此芽は何の草としれる也」と書かれています。
これは、草木が芽吹き花が咲き、万物が明るく生き生きとしていて、何の花や草が咲き始めたのかが分かる、という意味になります。
何だか春の浮き立つ足音も聞こえてきそうですね。

そして、4月後半は【穀雨（こくう）】の頃となります。
穀雨（こくう）は4月20日から始まり、5月4日まで続きます。穀雨（こくう）とは、稲や麦をはじめとした穀物の芽を出させる雨という意味です。暦の上ではこの穀雨で春が終わり、次の二十四節気は立夏。夏がやってくるのです。

今月は4月13日～4月24日まで、八専（はっせん）という低迷期に入ります。雨が多くなると言われる時期なので、バッグに折り畳み傘の用意をしていた方が良いかもしれません。

この時期はあまり物事が上手くいかないとされています。4月に何か始めようとしているのなら、八専に入る13日より前、あるいは八専が終わった24日以降に行うと良さそうです。

さて、今月もっとも運気の良い日は、

◆4月25日◆

になります。この日は、

・甲子の日（かっしのひ）
・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
・鬼宿（たまほめぼし・たまおのぼし）

といった吉日が重なります。

・甲子の日（かっしのひ）
甲子の日は大吉日とされる日です。特に、何か新しい物事を始めるのに向いているとされています。やりたいことがあるならこの日に始めると良いでしょう。ちなみに、甲子の日が吉日とされているのは、

・五行思想で木の属性を表す「甲」
・十二支でいう、ネズミを表す「子」

この2つが重なる日だからです。甲は木の属性を持ち、ネズミは水の属性を持つと言われています。木と水の属性の相性は素晴らしく、木と水の属性が重なる甲子の日は『物事が調和し、順調に流れていく素晴らしい吉日』とされるのです。

また甲子の日はネズミが司る日。富を呼び、商売繁盛を司る七福神の一人、大黒天の使いがネズミだったことから、地域によっては甲子の日に、大黒天をまつる甲子祭などのお祭りが行われることもあります。

物事が順調に流れ、すべてが調和していくとされる甲子の日は、事始めの大吉日です。恋愛や仕事、お金にまつわることや習い事などは、この日に始めると良いでしょう。何事も長続きし、また幸運が得られる予感です。

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
小さなアクションを起こすだけで、それを起点として物事が広がり、大きな収穫を得られるようになるとされる吉日です。一粒万倍とは『一粒の種まきで、千も万も、実りを得られる』という意味。あなたがこの日にお金のご縁を増やすような行動を取れば、お金は増えていくでしょうし、新しいことに挑戦すればそれはぐんと発展し、あなたに実りをもたらしてくれます。

恋愛のことでもお金のことでも、あなたのやりたいことや何か善きことを始めれば、素晴らしい結果に繋がっていく日です。宝くじ売り場でも、この『一粒万倍日』に吉日のノボリを出しているところもあり、ギャンブルのご縁の強い日でもあります。

ただし、借金には注意です。この日は種まきをしたことが膨らむ日であることから、借り物、借金をすると、借金が千にも万にも膨らんでいくことになってしまいます。

・鬼宿（たまほめぼし・たまおのぼし）
吉凶を占う二十八宿のうち、もっとも良いとされているのが鬼宿です。万事大吉の日。何をするにも良い日です。何か行動を起こすならこの日なので、あなたのやりたいことをやってみましょう。

ただし、結婚やそれにまつわること、婚礼に関することは凶となります。それらは避けることです。