毎月の電気代が1500円以下に!? 今すぐできる2つの節電術
監修・ライター
毎月の電気代が1500円以下で生活できるようになりました
「毎月の電気代が高くて家計を圧迫している」
「少しでもいいから電気代を安く抑えたい」
生活するにあたって固定費として掛かってくる毎月の電気代、今よりも安くしたいと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
僕自身もそんなふうに悩んでいた一人で、どうにか電気代を安くできないかを調べた結果、今では電気代が毎月1500円以内に収まるようになりました。(上記の画像が僕が実際に支払った電気代の明細です。直近1年以上、1カ月の電気代が1500円を超えたことがありません。)この記事では僕が電気代を安くするために実践した2つの節電術を紹介します。
契約アンペア数の見直しで数百円の節約ができました
僕が電気代を節約しようと一番最初に実践したのが「契約アンペア数の見直し」です。意外にも「そもそもアンペアって何?」「自分で契約を変更して料金を見直せるの?」と契約アンペアについて知らないという人は多いです。
まずアンペア(A)とは「一斉に使える電気の量」のことです。例えば自分の家で使っている家電を思い浮かべてみて、「エアコンをつけながら、IHヒーターを使うとしたらアンペア数はいくら必要か」といったふうに、同時に使う家電と相談しながら契約アンペア数を必要最低限まで絞りましょう。
どの家電がどれくらいのアンペア数になるかは下記の東京電力ホームページを参考にするとわかりやすいです。
僕の契約アンペア数は現在”30A”ですが、自分にとっておそらく最大となる「暖房を付けたままにして、IHヒーターを使う」を想定して、以下のように計算しました。
暖房:6.6A
IHヒーター:20A
合計:26.6A
暖房とIHヒーターを同時に使うとすると”26.6A”必要なので、”30A”のプランを契約すれば良いということになります。そこで、僕は40Aから30Aの契約アンペアを見直すことで月200円ほどの節約に成功しました。
ただし契約アンペア数を極限まで低くしすぎると、ブレーカーが落ちる原因になるので注意してください。
省エネ家電に買い換えて節約に成功しました
次に実践したのが「省エネ家電への買い換え」です。”省エネ”という言葉が一般的になったように、家電の買い替えで節電するというのはイメージしやすいと思います。しかし「家電を買い換えるためにお金を使っていたら、電気代が安くなっても意味がないんじゃないか」と思われるでしょう。
そこで、そこまでコストがかからない、700~1000円程度で購入できる「LED電球」に買い替えることをおすすめします。賃貸などに標準でついている電球は消費電力(W)の大きい「白熱電球」であることがほとんどですが、この白熱電球の消費電力は40~60Wです。しかしLED電球であれば4~6Wの消費で済みます。
・消費電力40Wの白熱電球を1日8時間x30日使用すると約259.2円
・消費電力4Wの電球を1日8時間x30日使用すると約25.92円
(※1kWh 単価 27円で計算)
LED電球に買い換えるだけでも電気代が10分の一に下がり、1個の電球で1カ月234円の節約になります(259円ー25円)。700円の電球を買ったとして、1カ月で200円の節約になるなら4カ月目で元が取れる計算になります。
たった2つの方法で電気代はグッと安くなります
この記事で紹介した電気代の節約術は「契約アンペア数の見直し」「省エネ家電への買い換え」ですが、この簡単な2つの方法を実践するだけでも電気代は数百円以上も下がります。
毎月400円下がったとして計算すれば、年間4800円節約できたことになります。1カ月単位だと小さな金額に思えますが、年間にして計算すると馬鹿にできない金額になってきます。また、毎月の請求額が数百円下がるだけでも気持ちが軽くなります。何だか楽しくなって、電気代を下げるためにもっといろいろ工夫しようという気持ちになりますよ。
電気代を少しでも安く抑えたい・・・と悩んでいる人は、ぜひこの2つの方法を実践してみてください。