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海外旅行のために外貨預金をしたらオトク?

ためる 白浜 仁子

海外旅行のために外貨預金をしたらオトク?

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目次

ちょっとでもおトクなことには目がない私。旅行が趣味なんだけど、海外旅行にいくのに外貨預金をしていたらオトクって本当ですか?

Q1 そもそも外貨預金ってなに?

A1 外貨預金とは、いつも使っている普通預金や定期預金などの外貨バージョン。 私たちは通常「円」で預金しますが、外貨預金は「ドル」「ユーロ」「オーストラリアドル」「ニュージーランドドル」など外貨で預金をします。

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Q2 メリットを教えて?

A2 外貨預金のメリットは、日本と違う金利水準でお金が預けられること。今は外貨預金全般で低金利の傾向にありますが、それでも日本より高金利のものはあります。また、外貨預金は「為替差益」を狙えるのも魅力。例えば、ドル建て外貨預金に10万円分預けたとします。「円→ドル」に替えて預ける時のレート(TTSといいます)が1ドル=100円で、「ドル→円」で払い出す時のレート(TTBといいます)が、円安になり1ドル=110円だったら、日本円での受取額は11万円。レートの違いだけで1万円の利益がでます。(※利息は考慮せず) 他には、インフレヘッジができることもあげられます。例えば、海外ブランドの時計。円安になると輸入価格が上昇するため、当然、百貨店での値段もあがります。実際に、今回のアベノミクスでは約1.5倍まで値上がりしました。もしその間、外貨預金をしていたら・・・。当然、円安のお陰でこちらの受取額もアップしているはず。

つまり、外貨預金が時計の値上がり分をカバーしてくれるというわけです。

Q3 デメリットもあるの?

A3 デメリットは「為替差損」。前述の「為替差益」の反対で、預入時より円高になっていたら、日本円での受取額は目減りします。 それから知っておきたいことがもうひとつ。銀行では、毎日、両替レートが決められていて、このレートは「円→ドル」にする場合と「ドル→円」にする場合に「差」があります。例えば、「円→ドル」レート(TTS)は101円、「ドル→円」レート(TTB)は99円というように。つまり、払い出し時に為替変動がなかったとしても、この「差」によって元本割れする可能性がでてきます。他には、外貨預金はペイオフの対象外であることもあげられます。

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Q4 海外旅行の時におトクなのはなぜ?

A4 海外旅行は、円高の時に行くのがお得。でも、為替レートに合わせて休暇を取るのはそう簡単ではありません。実は、そんな時にも外貨預金が活用できます。円高のタイミングを見計らって外貨預金で積立しておけば為替レートの変動をある程度緩和でき、旅行までの間は利息も付きます。そして、いざ海外旅行に行くときに、円に替えず外貨で受け取れば、現地でそのまま使うことができるのです。旅行をどのくらい先に予定しているか、また、為替レートや金利の状況にもよりますが、海外旅行好きな人はコツコツ外貨預金しておくのも手です。※金融機関によって取扱いや手数料などが異なりますので、事前に確認しましょう。

Q5 ほかに海外旅行の時に、こうするとおトクという方法ありますか?

A5  海外旅行の時に加入する「海外旅行保険」。これは、万一、旅先で病気やケガをしたときや、お店の商品をうっかり壊したとき、また、カメラなどの携行品が盗られたときなどに備える保険ですが、保険に加入する前に、まずは今持っているクレジットカードをチェックしてみて。クレジットカードには、オマケで海外旅行保険が付帯されていることも。保障の中身はそれぞれですが、カードの保障で足りるようなら、その分保険料が浮くので、お土産代に回せますね。


外貨預金っていろんな魅力があるんですね。アベノミクスでずいぶん円安が進んだけど、最近は円高の様子。海外旅行のため、そして大好きなブランドバッグのためにも、タイミングをみて始めてみようかな。

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