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うそ!?ベーグル税にジャンクフード税、海外のビックリ税金10選

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うそ!?ベーグル税にジャンクフード税、海外のビックリ税金10選

【画像出典元】「iStock.com/Nuthawut Somsuk」

目次

消費税増税が予定される2019年10月。なにかとブルーになりがちですが、海外を見渡してみると少し受け取り方も変わってくるかもしれません。

世界には個性的な税金がたくさんあります。その背景を探ると、その国ならではの事情がわかり興味深いもの。海外のちょっと不思議な税金から意外と知らない日本の税金まで、セレクトしてご紹介します!

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世界中には、食べ物系の税金がいろいろある!

月餅と茶器
iStock.com/MonicaNinker

海外にはある特定の食べ物に課税する制度が数多く存在しています。

・月餅税

旧暦の8月15日にある中国の「中秋節」。「中秋節」は家族団らんの日とされ月餅を家族で食べる風習があります。いつしか日本のお中元・お歳暮のような形でその時季に月餅を贈り贈られるようになり、実は毎年かなりの出費になるのだとか。企業によっては従業員に対しても月餅を配るため、その分は会社から受けた利益とみなして従業員に給与所得課税されるとのこと。厳しいですね。

・ソーダ税

砂糖が添加された清涼飲料水に課税することで、肥満や2型糖尿病・虫歯などを抑制する狙いがあります。アメリカの一部やメキシコ・フランス・ポルトガル・タイやフィリピンなどで実施中。飲料メーカーとの攻防など、導入へのハードルは高いようです。

・ジャンクフード税

ソーダ税と同様の理由からルーマニアで導入。脂肪関係の税は他にもハンガリーのポテトチップス税や、イリノイ州のキャンディ税などがあります。デンマークでは以前、バターや牛乳など飽和脂肪酸の多い食品にいわゆる脂肪税をかけていたのですが、国民が近隣国で買い物をするようになってしまい現在は撤廃しています。

・ベーグル税

ニューヨークでは、スライスしたり焼いたりしたベーグルに課税されます。これは日本でもテイクアウトに課税されることで話題になっている軽減税率の一種で、アメリカでは州・郡・市によってさまざまな税率が存在しています。季節や時間帯によって変わるものもあるとか。

日本では「?」でも、よく知れば「なるほど」な海外の税金たち

ロンドンの渋滞している道路
iStock.com/MaxOzerov

海外では、意外なところに支払うべき税金もあります。

・渋滞税

イギリス・ロンドンで、渋滞緩和や環境保護のために2003年より導入されました。中心部の特定のエリアに特定の時間に車で乗り入れると課金されるシステム。一定の成果をあげていることから、ニューヨークでは2021年をメドに導入されることになりました。日本でも鎌倉市などで検討されています。

・学位税

ほとんどが国立大学であるオーストラリアの大学では、学生側が支払うべき学費の一部が原則卒業後の後払いとなっています。税というより日本の奨学金返済のようなイメージでしょうか。大学進学率がそれほど高くなく、大学卒は高収入になりやすいことから生まれた仕組みのため、収入金額によって税率が変わり、一定以下の場合は免除されます。

・犬税

ペットの犬が課税対象となり飼い主が支払う犬税は、スイス・オランダ・チェコなど意外と多くの国で採用されています。代表的なドイツでは、年に1回飼育している頭数分の納税が必要で、その際に受け取った札を犬の首輪に付けなければなりません。税金はフンの清掃費用などに使われ、野犬や迷犬も減るというメリットがあります。実は日本でも昭和時代には多くの市町村で犬税が採用されていました。飼い主のマナーが向上した現在からみると意外な気がします。

実は日本にも、身近なところに意外な税金が?

温泉に入っている女性の後ろ姿
iStock.com/PRImageFactory

・入湯税

入湯税とは、温泉や鉱泉の利用者に課せられる市町村税で、使途が特定されている目的税です。環境衛生対策や観光振興などに利用されます。日本人には割と身近な税金ですが、海外ではあまり類をみません。総務省の標準金額は1人1日150円となっていますが、自治体によっては500円など高額なところもあります。

・ワンルームマンション税

東京都豊島区が独自に徴収している法定外普通税で、集合住宅における1住戸の専用面積が30平方メートル未満の住戸を9戸以上建築等行う場合に、1戸につき50万円が建築主に課税されます。ファミリー世帯向けの住居を増やし、偏った世帯構成を解消するのが狙いとのこと。2004年から施行されており、現在も継続されています。

・歴史と文化を守る環境税

新たな元号である令和ゆかりの地として一躍有名になった福岡県太宰府市にも、実は法定外普通税が存在しています。太宰府市内にある一時有料駐車場の利用者から車種別の税金をそのつど徴収するもので、いわゆる駐車場税です。例えば太宰府天満宮の参道入口にある広大な駐車場では、普通車500円のうち100円が税金。歴史的文化遺産及び観光資源等の保全と整備を目的としているので、今後にむけて、より意義のある税金といえそうです。


こうしてみると珍しい税金には、きちんと目的があることがわかります。一定の効果を上げて存続しているものもあれば、過去には逆効果ですぐに廃止になったものも数多く存在するよう。調べてみるとなかなかおもしろいですよ!

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