お金

「この年で貯金が無い」そんな時に絶対やってはいけない3つのこと

ためる

「この年で貯金が無い」そんな時に絶対やってはいけない3つのこと

【画像出典元】「iStock.com/SB」

お金は生きていくために必要不可欠なもの。自分らしく暮らしていくためには、正しいマネーリテラシーを身に付けておきたいものです。今回は「お金がないとき」に絶対やってはいけない3つのことと、「お金がないとき」にやるべきことをステップ順にご紹介します。

「お金がないとき」にやってはいけない3つのこと

キャッシング
【画像出典元】「iStock.com/Jonathan Austin Daniels」


【その1:カードローン(キャッシング)】
キャッシングを含めてカードローンは、すぐに必要なお金が引き出せる方法のひとつです。30万円程度の額であれば、保証人も印鑑も必要なく簡易な手続きで手に入れることができるので、気軽に利用を考える人もいるかもしれません。しかし、そのお金はそもそもそのお金は自分のお金ではなく、いずれ返さなければならないもの。利息で大きく膨らんだ額を返済しなければいけないことをお忘れなく!

【その2:リボ払い】
リボ払いはクレジットカードを利用して購入したときの返済方法のひとつで、月々の支払い額を一定にするというものです。一見手軽な支払い方法のように見えますが、リボ払いの返済には実質年率15~18%の金利手数料がかかるのをご存知でしょうか。クレジットカード会社がこれでもかと勧めてくるのは、カード会社の儲けが大きいからです。

【その3:ギャンブル(競馬、パチンコ、宝くじなど)】

ギャンブル
【画像出典元】「iStock.com/Sezeryadigar」

ギャンブルといわれるものでお金を増やすことはできません。例えば宝くじは、6畳間の部屋に宝くじを敷き詰め、天井に届くまで積み上げた枚数の中で1枚当たる確率といわれています。「一攫千金を夢見る、趣味」と割り切ってギャンブル関連の支出を抑えていくことが大事です。

20歳過ぎたら、お金の出入りのバランスを取ろう

お金のことを意識し始めたら、まずは家計の安定を目指しましょう。家計の安定とは、収入の中で支出を抑えるということ。もっとゆとりある生活をしたいかもしれません。そのためには収入を増やすか支出を減らすしかありません。経験が増えていったり、能力がアップしたりすることで収入は増えていくでしょう。一方、支出においては数々の節約術がSNSでもアップされているので、楽しくできそうなことを取り入れてみましょう。

家計が安定したら、少しずつでも貯蓄を始めよう

ネットバンキング
【画像出典元】「iStock.com/Poike」

毎月の家計が安定してきたら、収入の中から貯蓄をしましょう。貯蓄のコツは、給与が入ったら、先に貯蓄分を確保すること。先に貯蓄分を確保するためには、毎月一定額を指定日に引き出し、積み立てていく「積立貯蓄」がおすすめです。積立貯蓄は各金融機関で様々な商品が用意されていて、中には積立て途中で自由に引き出せるものもあります。

また、会社の財形制度は積立期間の税率が優遇されていてお得です。話題のiDeCoも税制優遇制度があり、老後資金の貯蓄として優秀です。ただし60歳まで引き出せないので注意が必要です。

貯蓄が一定額貯まったら、増やすことも考えよう

収入と支出のバランスが取れて、貯蓄もスムーズにできた場合、将来的には投資をしていくことを考えてみましょう。投資というと腰が引けてしまうかもしれません。投資にはリスクが伴いますので、納得できるまで検討が必要です。投資信託や株式投資、外貨FX、先物取引など投資商品はたくさんありますが、これらに投資するなら多少の知識が必要になります。


貯蓄額を増やしたい場合に重要なのは、まず収入と支出のバランスが取れていること。これができていて、なおかつ将来の不測の事態や老後に向けて貯蓄ができているならまずはOK。その上で余裕資金があれば投資でお金を増やすことも考えてみましょう。