トランプ・ショックで大暴落、夏枯れ相場も助長【初心者株投資15話】
監修・ライター
アメリカのトランプ発言に荒れまくる株ニュース
この猛暑、いや酷暑の中、私のポートフォリオは相も変わらず冷え切っております。
いわゆる夏枯れ相場というやつなのでしょうけどね。でも暑い外に出るくらいなら、エアコンの効いた部屋で株投資してお金を増やした方がいいじゃないですか、ねえ。
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前回、デイトレするには前日の仕込み(勉強)が必要だと、やっと気づいた私。
暇を見つけては、夜中にスマホでポチポチ、株ニュースを流し読みしながら銘柄チェックをしておりました。
そうしますとね、夜中だというのに、ニュースが賑やかになってくるのです。
どうしたと見てみると「トランプさんが何か言ったぞ、ぎゃー」とかなんとか。
そこからはドドドドッと、ダウが暴落だの円高だの明日の相場は荒れるだの…。もう私には文字を目で追うのに精一杯。そこからどうするか、なんていう思考にはたどり着けないまま、パタンとスマホを置いてお布団にイン。
「明日は明日の風が吹く…」最後の方は寝息になりながらつぶやくくらいしかできませんでした。
世界的な大赤字。心がついて行けずにPCを閉じる
8/2(金)には、前日夜のトランプ発言に起因してダウは280ドル安にまで。
いつもの「予算内ボリンジャーバンド」で検索した結果、前日夜は30件だったのに、どんどん少なくなって9:15には14件と半分以下。こうなってくると、どれもこれも下がるように思えてきます。うん、無理。そっとPCを閉じました。
しかし今思うと、この日はまだ序の口、国内向け企業や輸入産業なんかは、まだイケたのかもと。なんて、後からなら何とでも言えるのですけどね。
その後、8/6(火)は、日経平均も暴落、2万円切る!?というくらいのスリリングさ。
リスク分散で少額積立の投資信託を、いろんな投資先でコツコツチマチマ買っているのですが、今まではどこかがマイナスならどこかがプラスくらいにいい感じの分散だったのが、この日は全部大赤字。
日本株も、全米株も、世界株も、先進国株も、新興国株も、J-REITまで真っ赤っか。いつもの検索で引っかかったのも1件だけ。短い投資生活ですが、こんなの初めて見ました。
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株の買い時はいつ?焦って時間ばかりが過ぎていく
こういう暴落のときこそ、買い時!ごっそり拾おう!と思うのですよね、賢い皆さまは。
私も、頭では分かります。でも実行できるかどうかは、また別の話。
だってここのところ、「やっぱりファンダメンタルズ分析よりテクニカル分析だ!」とチャートばかり見ていたから。
今日のチャートはみんな下がっている。じゃあ、これから上がるのは?
…それは、いっときの流れで下がっているだけの、将来有望な、割安株。だけど、それがどれなのかがわからない!
頭が真っ白になりました。一時期はちゃんと勉強していたのに、ここのところ全然してなかった…。
気持ちが焦ります。今からチェックしてみようか。スーパースクリーナーではイマイチ分からない、四季報もちゃんと読めてない。Twitterの株クラスタさんのつぶやく銘柄をチェック、でもその銘柄はもう上がっている、そうこうしているうちに全体的に少しずつ回復して、日経平均もー130円ほどで着地。
遅い。何もかもが後手後手。モニター前で頭抱えて、絶望的な気持ちになりました。
後ちょっとだったのに、見えたのに、ピンチをチャンスにできたのに!キー!!
次こそは、次こそはー!!