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まだの人は早めに!3月末までにマイナポイントの申込み方法を分かりやすく

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まだの人は早めに!3月末までにマイナポイントの申込み方法を分かりやすく

【画像出典元】「pressmaster- stock.adobe.com」

2020年7月より申し込みが開始されたマイナポイント。「還元率25%」、「5000円がもらえる」など話題になりましたが、まだマイナンバーカードを登録していないので使っていないという人も多いのでは。

本記事ではこのマイナポイントについて、仕組み、メリット、手続きの流れなどを分かりやすく解説していきます。

まだの人は早めに!2万円チャージで5000円戻る「還元率25%」のマイナポイント

マイナポイントとは?

SuicaやPASMOなどICカードのイラスト6種
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「マイナポイント」とは、マイナンバーカードを利用したポイント制度です。政府(総務省)が運営するポイント制度となります。

具体的には、マイナンバーカード所持者が、自分の選んだ決済サービス(クレジットカードや電子マネーなど)を使って買い物やチャージをすることで、各決済サービス側でマイナポイントが得られる仕組みです。

導入の背景には、消費の活性化、マイナンバーカードの普及の意図があるようです。

申込は2020年7月から開始、実施期間は2020年9月~2021年3月末の予定とされています。(※その後、申込期間が2021年9月30日(木)まで延長となりました。2021年3月現在)

利用できる決済サービスは?

利用できる決済サービスは、現在総計113サービスに及びます(2020年8月8日時点)。

<決済サービスの一例>
電子マネー・・・Suica・PASMO・nanacoなど
QRコード・・・paypay・LINEpay・楽天ペイ・メルペイ・auPAYなど
クレジットカード・・・三井住友カード、オリコカード、エポスカード、楽天カードなど

このように有名どころの決済サービスのほとんどはマイナポイントに参画している形です。

詳細は、以下の総務省のページをご確認ください。

対象となるサービス一覧

ポイントはいくら貰える?

利用金額の25%分のポイントが貰えます。ただしポイントの上限はひとり5000円分までとなります。

たとえばクレジットカード「エポスカード」を決済サービスとして選び、エポスカードで1万円の買い物をしたとします。この場合、25%の2500円がマイナポイントとして付与されます。この2500円分は、エポスカード側で通常のポイントと同じように使用することができます。

また、たとえば楽天カードのように「累積2万円を利用した人に対して上限5000円分を付与する」などの独特のルールを設定している会社もありますので、詳細は各社のマイナポイント専用ページをご確認ください。

注意点として、ポイントの付与は2020年9月~2021年3月末までのチャージ又はお買い物が対象となります。

マイナポイントのメリットはなに?

5000円のリターンと書かれたマイナポイントの仕組みイメージ図
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マイナポイントのメリットは、申込するだけで買い物やチャージ時に別途ポイントが付与されることです。政府が運営するサービスなので、入会費や年会費も一切発生しません。

ポイントの付与率も25%と高く、単純計算で2万円分の買い物をすれば、上限の5000円分のポイントをもらうことができます。

デメリットについて

デメリットとしては、マイナポイントの申込の手続きがやや複雑なことです。

申込にはマイナンバーカードが必須となるため(通知カードでは不可)、マイナンバーカードを持っていない人であれば、カードの新規発行手続きも必要になります。

マイナポイント利用までの流れを分かりやすく

ICカードリーダーにICカードを指す
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1.マイナンバーカードの発行

マイナンバーカードを持っていない人の場合(通知カードでは不可)、新たにマイナンバーカードを発行する必要があります。

マイナンバーカード発行の詳細については、以下「J-LIS 地方公共団体情報システム機」の専用ページをご覧ください。

J-LIS 地方公共団体情報システム機 マイナンバーカード交付申請

2.手続きの方法を選ぶ

マイナポイントの予約・申込手続きは、以下A~C3つのいずれかの方法でできます。

<予約・申込方法>
A)スマホの「マイナポイントアプリ」で行う(iPhone、Androidの両方あり)
B)PCに「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールして行う(対応するICカードリーダライターが別途必要)
C)全国のマイナポイントの予約・申込のための端末で行う(市区町村窓口・郵便局・コンビニ・ATM・携帯ショップなど、全国約9万箇所)

最も手軽なのは1つ目の「マイナポイントアプリ」で行う方法であり、スマホ一つあれば手続きを進められます。

3.マイナポイントの予約・申込を行う

マイナポイントを利用するには「予約」と「申込」2つの手続きを行う必要があります。

スマホ・PC・端末それぞれで、若干手順が前後することがありますが、大まかな流れは共通します(以降はiPhoneの「マイナポイントアプリ」での手順を例に解説)。

<予約の流れ>
1)スマホアプリ・PC・端末いずれかから、専用画面を起動
2)パスワード(暗証番号)を入力(マイナンバーカード発行時に自身で設定した4桁番号)
3)マイナンバーカードを読み取り
4)「マイキーID」を発行(このマイキーIDの発行が「予約」と表現される)

<申込の流れ>
1)スマホアプリ・PC・端末いずれかから、専用画面を起動
2)マイナポイントの申込に進む
3)利用したい決済サービスを選ぶ(クレジットカードや電子マネーなど)
4)決済サービスID、セキュリティコードを入力(決済サービス側から提示されているもの)
5)パスワード(暗証番号)を入力(マイナンバーカード発行時に自身で設定した4桁番号)
6)マイナンバーカードを読み取り

4.買い物をしてマイナポイントをためる

上の予約・申込の手続きが完了していれば、2020年9月以降、マイナポイントを利用することができます。

選択した決済サービスで買い物やチャージなどを行うと、決済額の25%分のマイナポイントが都度たまります。

注意点、よくある疑問など

マイキーIDが取得できないときは?

「機械が苦手でマイキーIDの登録が自分ではよく分らない」、「対応するスマートフォンやICカードリーダーを持っていない」といった人に向け、マイキーID設定支援窓口を設置してる自治体もあります(窓口は主に市役所などに設置)。

また今回紹介したマイナポイントの手続きがよく分らない人に向け「マイナポイント手続サポーター」というサポートサービスも、市区町村の窓口・コンビニ・郵便局などで用意されています。

総務省:マイナポイント手続サポーター

決済サービスは複数選択できる?一つしか選べない?

マイナポイントで利用する決済サービスとして選べるのは1つのみです。たとえばエポスカードと楽天カードといったように、一人で2つの決済サービスを登録することはできません。

決済サービスは途中で変更はできる?

決済サービスを途中で変更することはできません。最初に選んだものが対象となるため、慎重に選ぶ必要があります。

個人情報なのでマイナンバーカードを使うのが心配

マイナポイントをためる上で、マイナンバーカードを都度に提示したり、持ち歩いたりする必要はありません。

マイナンバーカードはあくまで申込の手続き時のみ使用するものですので、マイナンバーカードの紛失などのリスクは少ないといえます。

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マイナポイントの付与率は25%と高いため、無理して買い物をしなくとも、多くの人は約半年の実施期間中に上限の5000円を得ることができることでしょう。手続きは少々面倒な部分もあるものの、お得なサービスであることには違いないため、ぜひこの機会に申込んでみてはいかがでしょうか。