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冬の電気代の平均って?今すぐできる節電方法6つ

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冬の電気代の平均って?今すぐできる節電方法6つ

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電気代の明細を見て「高い…」と思うことありますよね。夏と冬は冷暖房などで電気代が高くなりやすい時期。そして冬の方が夏より電気代が高いんです。今回は夏冬の電気代平均額の比較や冬の方が高い理由、上手な節電方法についてまとめてみました。

世帯人数別の電気代平均額は、夏と冬でどのくらい違う?4人家族では?

扇風機と電気ストーブの間に立って腕を組む男性
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まず、夏と冬の電気代平均額を比べてみましょう。

最新の「家計調査結果」(総務省統計局)における「1世帯当たり1か月間の収入と支出」において、四半期での世帯人員別平均額のうち、「電気代」項目の数値です。(電気の利用月ではなく電気代の支払い月)

【2020年7~9月期(夏)】

単身世帯:5330円  2人世帯:8832円  3人世帯:9965円  4人世帯:1万867円  5人世帯:1万1306円  6人世帯:1万4610円

【2020年1~3月期(冬)】

単身世帯:6535円  2人世帯:1万1396円  3人世帯:1万3117円  4人世帯:1万4329円  5人世帯:1万4910円  6人世帯:1万9581円

これらを見ると、冬の電気代の方が夏よりもかなり高いことがわかります。

出典:家計調査 / 家計収支編 総世帯 詳細結果表 

なぜ冬の電気代はそんなに高くなるの?

中心のエアコンのリモコンを境に20℃と28℃で左右に分かれているピンクとブルー
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なぜ冬の方が夏よりも電気代が高くなるのでしょう。それは例えば、

・日照時間が短いため、単純に電灯を利用する時間が増える
・寒いと在宅時間が増え、テレビやパソコンなどの使用時間が増える
・夏に比べて洗濯物のボリュームが増え、洗濯機や乾燥機を使用する頻度が増える
・エアコンを使用する場合、例えば夏の35度から28度に下げるより、冬の5度から20度に上げる方が温度差が大きいため電気使用量が多い
・夏場に使用する扇風機に比べ、電気ストーブ・ヒーターは消費電力が大きい

などの要因があげられます。

冬の節電6つのポイント

毛糸の帽子やマフラーにくるまれたミニチュアの家
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では、冬の電気代を抑えるための節電方法を6つ紹介しましょう。

1.照明をLEDに変える
LEDは省エネ効果が高く、消費電力は白熱電球の約20%、蛍光灯の約30%と言われています。

2.床の遮熱対策をする
カーペットの下にアルミを使ったシートを敷くと効果的です。

3.窓の遮熱対策をする
部屋の中でいちばん冷気を取り込みやすく暖気を逃がしやすい窓の断熱を見直せば、ぐっと暖房費が抑えられます。

二重サッシが最も効果的ですが、そこまでできなくても、カーテンを厚手のものにしたり、窓に遮熱シートを貼る、窓際に冷気を防ぐパネルを立てる、などの対策方法が。断熱用のカーテンライナーも、明るさを遮らず断熱効果があるため便利です。

4.エアコンは最初から自動運転にする
弱運転で暖めたり、途中でスイッチをON/OFFしたりするよりも、自動運転で一気に暖めて自動的に送風モードにする方が電気代はかかりません。また、エアコンの風向きも、冬場は必ず下向きに。

5.適度に加湿をして体感温度を上げる
湿度が下がれば体感温度も低くなると言われています。健康のためにも適度な加湿は必要です。

6.冷蔵庫の設定温度を上げる
意外と見落としがちなのが冷蔵庫。消費電力が大きい家電のひとつですから、冬場はきちんと設定温度を切り替えましょう。


他にも、エアコンの掃除や室外機の霜よけ、サーキュレーターの利用など、節電に効果的な方法はいろいろあります。また、電力会社や電気料金プランを変更することで根本的な対策につながることも。自分なりに工夫して、賢く光熱費削減を目指しましょう!