驚愕の事実!実は最も電気代が高い家電は○○な冷蔵庫だった!

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一般的に4人世帯で月に平均で約1万円かかるといわれている電気代(2016年総務省家計調査より)。あなたの家庭の電気代はもっと高いのではありませんか?使っている電気の節約を意識しても電気代があまり変わらないのなら、電気代が高い原因は、基本的に電気代がかかる家電製品を使っている可能性が・・・心当たりありませんか?毎月の電気代が平均して高い原因は、家の中にあるTVやエアコン、洗濯機、乾燥機、電子レンジなど利用している家電はさまざま。家の中にある家電を探ると意外な事実が見えてきます。
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電気を一番消費している家電…電気代が高い原因は10年前に買った冷蔵庫

電気代を節約したいときにいちばん効果的なのが、「古い冷蔵庫の買い替え」だといわれています。実は冷蔵庫は最も消費電力量が多い家電。最新型冷蔵庫は10年前のモデルと比較すると、電気代がなんと年間約1万円程度安くなるのだとか。
冷蔵庫は、壊れない限りもったいなくて簡単には買い替えないもの。10年どころかもっと長く使用している家庭も多いと思います。でも考えてみてください。年間1万円を節約できれば、その後10年分の金額で新型の冷蔵庫の費用がまかなえるかもしれません。1年の型落ちを狙えば、大容量の人気モデルだって夢じゃありません。
ご存じのように家電の進化はめざましく、どんどんエコになり素晴らしい機能が追加されています。最新の冷蔵庫を使ってみると、きっとその便利さ快適さに驚くことでしょう。大きくて機能的な冷蔵庫があれば、まとめ買いができ食費の軽減にも繋がるかもしれません。もちろん電気代が体感的にぐっと安くなることでも驚きがあるはずです。
しかし、買い替えて本当に電気代が安くなるんだろうか?と半信半疑の方も多いかもしれませんね。実は2006年と2015年に、冷蔵庫の「年間消費電力量」の測定方法が変更になったため、単純にカタログの数字だけでは古い冷蔵庫との電気代の比較が難しいのです。
そこでオススメなのが、環境省が提供しているシミュレーションサイト「しんきゅうさん」。消費電力量の多い家電製品の年式や型番から、測定方法変更を反映した電気代の比較ができるようになっています。かんたんな比較だけでなく、冷蔵庫の場合なら壁とのすき間や庫内の詰め込み具合などを考慮した「しっかり比較」や、電気代の順番も一目瞭然の「省エネランキング」など、便利でおもしろい機能が満載。しかもスマホのアプリを使えば、店舗に置かれている製品の「統一省エネルギーラベル」を撮影するだけで比較することもできるという優れもの。ぜひチェックしてみてください!
しんきゅうさん
では、最新の冷蔵庫のなかから、コスパのよい節電型のオススメをご紹介していきます。実は冷蔵庫の電気代は大きさには比例しません。それに、ある程度余裕のある大きさのほうが詰め込みを防げることから消費電力も抑えられるのです。そこで今回は、ファミリータイプでも少し大きめの500~600Lの新型をピックアップしてみました。
肉や魚を約1週間も新鮮保存可能!?忙しい人の味方です

パナソニック
「NR-F553HPX」は、大容量の550Lでありながら幅は685㎜。しかも年間電気代は7530円とかなりエコなモデルです。
パナソニックのいちばんのポイントは、「微凍結パーシャル」。チルドより低温で、冷凍のように解凍がいらないギリギリの温度(約-3℃)により、肉や魚も約1週間保存が可能に!共働きなどまとめ買いが必要な家庭にはとてもうれしい機能です。
また野菜室の使い勝手のよさも特筆もの。「ワンダフルオープン」という名前どおりに奥までしっかり引き出せて、なんと丸洗いも可能です!
パナソニック NR-F553HPX-N
34万8000円(税込)
酸化を防いで鮮度長持ち!冷蔵庫内の温度もスポットで設定可能

日立
「R-XG5600H」は、容量555Lで年間電気代は7430円とさらに節電型。幅は685㎜です。
日立の優秀な機能はやっぱり「真空チルド」。0.8気圧の真空環境で酸化を抑え、密閉構造なので乾燥も防ぎます。また、この最新モデルにはプラチナ触媒もプラスされていて、ニオイ成分やエチレンガスを炭酸ガスに分解し、食品の酵素の働きを抑えて長持ちさせる効果があります。
その他にも便利なのが「スポット冷蔵機能」。冷蔵庫内の3・4段目を低温冷蔵スペースに設定することができ、つくりおきの惣菜を長持ちさせることが可能。さらには「オート急冷却スペース」なら、まだ温かい鍋を入れても自動的にピンポイントで急冷却してくれるという、ありがたい機能もあります。鍋が完全に冷めるまで待つ手間が省けますね!
置けるスマート大容量!こだわりの冷凍技術が光る

三菱
「MR-WX52C」は、幅が650㎜とスリムながら517Lの容量を実現。年間電気代も6750円とグッと抑えられ、節電効果抜群です。
三菱のいちばんのポイントは、冷凍技術のスゴさ。「過冷却現象」という一瞬で凍らせる技術を利用しているため、食材を芯から均一に凍らせることができます。
普通のアイスクリームや冷凍食品を入れる-18℃の「しっかり冷凍庫」の他に、野菜もOKの-7℃で冷凍する「切れちゃう瞬冷凍」、さらに、肉や魚を冷凍しないでストックできる「氷点下ストッカーD」と、この1台の冷蔵庫の中になんと3通りの冷凍庫が!食材の保存期間に合わせて使い分けができるようになっています。
また製氷機のパイプやポンプなどをすべて取り外して洗えるところも、かなりポイントが高いですね♪
三菱 MR-WX52C
オープン価格
2017年最新モデルをご紹介しましたが、冷蔵庫は毎年9月頃に新型が発売されています。ちょうど1年前に発売されたモデルがとても安くなる時期でもありますので、電気代の節約を重視する方は、そちらを狙うのも賢い購入術といえます。古い家電は電気代が高い原因となりますし、突然壊れたらとても困るの冷蔵庫。いざというときに慌てて買い替えるよりも、余裕を持って早めに検討しておくのが結局はお得ですね!
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