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チリツモ消費の代表!コンビニ傘を買う人向けの節約&エコな撥水グッズ

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コンビニなどで販売されているビニール傘。急に雨が降ったときなど、買ったことがある人も多いはず。

ですがこのビニール傘、ほとんどが1年以内に廃棄されてしまっているそうです。とある廃棄物処理工場には、月に20~30トンものビニール傘が運ばれているのだとか。

そこで、今回はプラゴミ問題にも自分のお財布にもやさしい撥水グッズを集めてみました。小雨程度ならコンビニの傘いらず!おしゃれに節約しちゃいましょう。

コンビニ傘にかける年間費用は馬鹿にならない!日本人の消費数は世界トップ⁉

ビニール傘の画像
【画像出典元】「Juliasudnitskaya- stock.adobe.com」

国内で消費される傘は年間約1億2000万から3000万本。このうち、ビニール傘は年間約6500万本で、そのほとんどが廃棄され、ゴミになっています。 出典元:日本洋傘振興協議会調査

また、日本の一人当たりの傘の所有数は3.3本。世界の平均2.4本よりも多く、35カ国中1位なんです。一方、年間降水日数は13位。雨が多い気候ではないものの、傘を購入する人が多いのがわかります。 出典元:ウェザーニュース

ヨーロッパでは少しの雨なら傘をささない人がほとんど。そのため天気の変わりやすいイギリスでは、急な雨でも対応できるようにと生地にオイル加工を施したオイルコートが流行したのです。日本でも撥水加工のアイテムなどを利用して、無駄な傘の消費をなくしたいものですね。

撥水機能と防水機能ってどう違うの?

撥水加工の布
【画像出典元】「photoAC」

撥水機能とは、生地の表面をシリコンなどでコーティングして水をはじく機能のこと。水が丸く弾かれる様子を見たことがありませんか。これを接触角が大きいといい、濡れにくい状態だといえます。

それに対して防水機能は、塩化ビニルなどもともと水を通さないよう加工された機能のこと。撥水よりも水を通さない素材ですが、蒸れやすいというデメリットもあります。コートの素材などでよく聞く「ゴアテックス」も防水素材を用いたものです。

GORE-TEX(ゴアテックス)

靴や服を撥水加工

靴に撥水加工をする
【画像出典元】「dzono - stock.adobe.com」

ここでは、傘を使わず快適に過ごせる撥水アイテムを紹介します。今ある服や靴にスプレー剤をかけたり、洗濯したりすることで撥水加工を施すことができますよ。

撥水スプレー「アメダス420」

皮革製品、キャンバス地、布などに使える万能防水スプレー。防水スプレーの中でも持ちがよく、水はもちろん汚れが付くのを防いでくれます。素材の風合いを損なわないのもポイント。

アメダス420

撥水洗剤「NIKWAX(ニクワックス)」

ニクワックスは、防水や撥水の効果を取り戻してくれる洗剤&撥水剤です。防水・撥水機能が落ちてきた服をこれで洗濯すると、再び水濡れからガードしてくれます。撥水スプレーより手間がかかりますが、コスト的にはこちらのほうがお得。

NIKWAX

チリツモ消費から脱却!小雨を乗り切れる撥水加工アイテム

撥水ウェア
【画像出典元】「KiU公式Instagram

最近の服やバッグには、撥水加工などを施した多機能な商品が多く販売されています。いくつか紹介しましょう。

「洋服の青山」の撥水スーツ

スーツで有名な「洋服の青山」には、撥水機能を持ったスーツが販売されています。ナノペル加工という特殊加工で撥水し、雨の日でも安心。形状記憶の機能もあり、乾いた後も型崩れすることがありません。

「洋服の青山」撥水スーツ

「KiU」のウェアやバッグ

「KiU」は、もともと大人のアウトドアを応援するブランド。そのため、コートやバッグ、スカートやパンツまで撥水・防水の機能がついたものがあります。オシャレなデザインのものが多く、アウトドアだけでなく日常的に使えますよ。

KiU

コンビニ傘はもう買わない!男女別おすすめハイスペック折りたたみ傘

雨の日をスマートに過ごせる、ハイスペック折り畳み傘。収納時のコンパクト設計にも感動!

おしゃれで快適な撥水アイテムを使うと、ビニール傘を買う習慣をやめることができそうですね。ちょっと生活習慣を変えるだけで、エコにつながることがまだまだたくさんあります。これを機に、生活の中にエコを取り入れてみませんか。