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不快な湿気に!100均や家にあるものでできる湿気対策まとめ

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不快な湿気に!100均や家にあるものでできる湿気対策まとめ

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湿度80%超えの日もあるジメジメとした時期は、湿度コントロールが生活の快適さを左右します。今回は自宅にあるもので簡単にできる部屋の湿気対策や、100均で買える湿気対策グッズをご紹介します。

湿気対策はここに気を付けよう!

湿度
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一般的に快適といわれる湿度は、40~60%。60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなります。梅雨の季節がある日本では、湿気対策が快適な環境を維持する重要なポイントに。ちょっとしたアイデアで、快適度を上げることもできますよ。

換気する

まずは基本である「換気」。室内に滞留している空気を入れ替えることは、衛生面から見ても重要です。雨が降っていないタイミングを選んで、窓を開けて風を通します。対角線上にある窓を開けるのがベストですが、対角線上に窓がない場合もこまめに開けて空気を入れ替えましょう。

水分を拭き取る

なるべく部屋から水分を追い出す工夫をしたいもの。台所や洗面所などの水気はこまめに拭き取るようにしましょう。雨が続くと床もベタベタになりがち。掃除ついでに、乾いたタイプのフローリングワイパーや、乾いたぞうきんで床を拭くとスッキリします。

浴室も水分はなるべく残さないように。入浴後はスクイージーなどで壁や床の水気を取り除いておきます。タオルを使用して拭き取るなら清潔なもので。併せて換気扇も、浴室の湿気がなくなるまで回しておきましょう。

カビの発生の原因は、温度・湿度・栄養分(汚れ)です。この3つが揃いやすい浴室は、カビが生えやすい場所。同様に、部屋の中でもこの3つに気をつけるようにしましょう。

新聞紙やエアコンでできる除湿対策

エアコンにスイッチを向ける女性の手
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自宅にある身近な道具を使った湿気対策も有効です。

新聞紙

新聞紙はコーティングされていないため、湿気をよく吸収します。洋服ダンスの底や靴箱などに敷いておくと除湿剤代わりに。気軽に取り換えられて、汚れ防止にもなります。押入れの奥に丸めて置いておくのもおすすめ。

エアコン

梅雨の時期にぜひ活用したいのが、エアコンのドライ機能。家庭用のエアコンは湿度と同時に温度も下がるタイプがほとんどなので、蒸し暑い時も快適な環境に整えてくれます。換気を行った後に運転すると効果的です。

モノが多いと、どうしても湿気や汚れが溜まりがちです。床に直接モノを置きっぱなしにしないことが大切で、タンスやクローゼットの中も、衣類をぎっしりと詰め込まず、なるべく隙間を作っておきましょう。クローゼット内の衣装ケースなどはなるべく動かしやすい状態に。空気が通りやすく、掃除をしやすい部屋に整えておくことがポイントです。

重曹や竹炭も…100均で手に入る湿気対策グッズ!

ワイパーで結露をとる
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100円ショップには、用途に合わせたさまざまなタイプの除湿剤や、珪藻土を使ったアイデアグッズなどがたくさん並んでいます。自分のライフスタイルに合わせて取り入れて、不快な梅雨の時期を賢く乗り切りましょう!

重曹

重曹
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掃除用として人気の重曹は、湿気取りにも有効。消臭効果もあるので一石二鳥です。瓶や皿などに入れて、湿気の気になるところに置きましょう。爽やかな香りのアロマオイルを垂らしてもGOOD。

備長炭や竹炭

炭
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消臭効果があることで有名ですが、湿気対策も。時々天日干しをすれば長く使えるのでコスパも良好です。100均には、防臭・防湿用として袋に入った置くだけの商品が売られています。

湿気取り

湿気とり
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置くだけで塩化カルシウムの粒が除湿してくれ、水分が目に見えることで効果を実感できる湿気取り。600~800mlなどの大容量のものは、取り換える手間が省けて便利です。炭を使ったものや香り付きのものなどもあります。

除湿シート

除湿シート
【画像出典元】「DAISOオンラインショップ

シリカゲルを使った商品。タンスに置くだけのシートタイプや、クローゼットに掛けられるフック付きのタイプもあります。乾燥させて繰り返し使うことができます。

珪藻土グッズ

珪藻土
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吸湿力の高さから、コースターやバスマットなどで人気の珪藻土ですが、今やさまざまなグッズに使われています。キッチン用の水切りマットや歯ブラシスタンドなど水まわりの乾燥に役立つものから、吊り下げタイプの除湿プレートや靴の中に入れるシューズドライまで。いろいろな場所で活躍してくれます。


なるべくお金をかけずにできる除湿の工夫をご紹介しました。換気の工夫をしたり、エアコンや100均で買える除湿グッズを使ったりして梅雨の不快感を軽減させることができます。どれも気軽にできるものばかりなので、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。