値上げラッシュの救世主!?「rebake」でお得にパンをGET
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2022年はさまざまな商品の値上げが次々に発表されています。中でも、小麦の値上げは、パンや麺、お菓子などさまざまな商品の価格に影響を与えています。
2021年の家計調査によると、1世帯あたりのパン購入額は年間3万1456円。お米の購入額を2万3920円も上回っています。今後も小麦の価格は上がると予想されており、毎日パンを食べていない人でも、家計への影響は大きそうです。
今回は、小麦の価格高騰の中、お得にパンをお取り寄せできて社会貢献にもつながる「rebake」について解説。さらに、おいしい食べ方や、よりおいしく食べるためにあると便利な100均グッズもご紹介します。
ウクライナ情勢だけじゃない!小麦価格高騰の理由
現在の小麦価格高騰の大きな原因となったのは、日本が小麦を直接取引しているカナダやアメリカの不作です。昨年夏、カナダとアメリカでは異常な高温や乾燥が続きました。これにより小麦が不作となり、小麦の買い付け価格が高騰しているのです。
さらに、連日報道されているウクライナ情勢も影響しています。この地域は世界有数の小麦産地。世界中に小麦を輸出しており、小麦の供給が世界的に滞るのではないかという不安から、世界の小麦取引価格に影響する先物価格が上昇しました。日本はロシアやウクライナから直接小麦を輸入しているわけではありませんが、間接的に買い付け価格高騰の影響を受けています。
このほかにも原油価格の高騰が運送コストの上昇につながり、パンや麺、お菓子などの価格値上げにつながっています。
社会貢献にもつながる「rebake(リベイク)」を利用しよう
小麦の価格が上がって、値上げされてもやっぱりパンが食べたい!という方は少なくありません。そんな方たちの中で、今話題になっているのが「rebake」です。
rebakeは、全国のこだわりパン屋さんの商品をお取り寄せできる通販サイトです。2022年5月現在の登録店舗は800店舗以上。「一度は食べてみたいけど遠くてなかなか買いに行けない」と思っていた店舗のパンを冷凍便でお取り寄せでき、利用者が増加しています。
多くの取り扱い商品の中でも「ロスパン」削減の取り組みが話題になっています。ロスパンとは、各店舗で売れ残ったパンのこと。まだ食べられるのに廃棄せざるを得ないパンの割合は、毎日平均で5~10%もあるそう。
rebakeでは、そんなロスパンを詰め合わせたお得なセットを販売。事前に予約しておけば、店舗でロスが出たときに発送してくれます。届くまでの時間はかかりますが、食品ロスの削減につながる取り組みとして注目されています。
収益の一部は自然環境保護団体や貧困の解決に取り組む団体などに寄付されており、パンを購入することで社会貢献もできる仕組みになっています。
実際、どれくらいお得なの?
rebakeのパンは箱の大きさによって入っている数が異なります。大きさは4パターンあり、一番小さい1~2人用で5~7個。一番大きなサイズは5人以上用で20~40個のパンが入っていることが多いようです。
量や価格設定は各パン屋さんが決めるので一概には言えませんが、定価6000円相当のパンのロスパンセットが3240円になるなど、かなりお得な価格設定になっています。
rebakeの商品の中でも特に人気があるセットをご紹介します。
rebake特急おたのしみ便 2850円(税込)
どんなパン屋さんのパンが届くかわからない、ロスパンのセットです。30店舗以上のパン屋さんのどこかから、注文して5日以内でパンが発送されます。10個前後のパンが入っていることが多いようです。
北海道産小麦100%!毎日食べたいパンセット 3000円(税込)
北海道産小麦にこだわってパンを作っているパン屋さんから届けられるロスパンのセットです。総菜パンや菓子パンなど12~14個のパンが入っています。
旬の果物を召し上がれ!高級フルーツサンドのお楽しみセット 4400円(税込)
イチゴやメロン、マンゴー、パイナップルなど、その時季に旬を迎えたフルーツをたっぷり使ったフルーツサンドのロスパンセットです。8~11個のサンドが入っており、さまざまなフルーツを楽しめると人気です。
気になる賞味期限と保管方法
rebakeのパンは冷凍便で届けられます。パン屋さんで冷凍されたものが届くので、パン屋さん指定の保存期間を守って食べるようにしましょう。標準的には冷凍後3週間程度で食べきるのが目安です。解凍した後は2日以内に食べましょう。
すぐに食べない場合は、そのまま冷凍庫で保存しましょう。袋からだして、アルミホイルやラップで1つずつ包み、ジッパー付き保存袋に入れておくと匂い移りが防げます。
パンをよりおいしく食べる方法
rebake公式のおすすめの食べ方は、常温で自然解凍した後、予熱したトースターで焼く(リベイクする)方法です。
常温自然解凍時間
- 食パンやカンパーニュなどの大きなパン 1~4時間
- 菓子パンや総菜パンなどの小さいパン 30分~2時間
夏場は、一晩冷蔵庫で解凍するのがおすすめです。すぐに解凍したい場合は、ラップや袋のまま電子レンジで30秒温めます。解凍できたら、予熱したトースターで焼きます。
リベイク方法
1.ラップや袋のまま10~15秒電子レンジで温める
2.予熱したトースターで2~4分焼く
ひと手間加えるだけで、まるで焼き立ての味がよみがえります。
あると便利な100均グッズ
パンをリベイクして、よりおいしく食べるために、便利なグッズを活用するのもおすすめです。100均で手に入るものも多いので、ぜひ、試してみてください。
足つき、穴あきトング(セリア)
パンをトースターから出すとき、うっかりやけどしてしまった!という方も多いのでは?そうならないために持っておきたいのがトングです。セリアの「足つき、穴あきトング」110円(税込)は、長さや大きさがちょうどいいので、パンをしっかりつかめます。足がついているので、キッチンやテーブルに気軽におけるのもポイントです。
oui シトラス皮削り(セリア)
トーストやバゲットにバターをたっぷり塗って食べたい!と言う方におすすめしたいのが、焼きたてパンに、皮削り器でバターをたっぷりすりおろして食べる方法。細かく削られたバターは溶けやすく、香りも豊かになります。プラスチック製でお手入れも簡単な「oui シトラス皮削り」110円(税込)は、バターケースにも入る大きさで便利です。
オーブントースター用スチーム皿(ダイソー)
パンがおいしくトーストできることで話題になった、スチーム式のトースター。この高価なトースターと同じ役割を果たしてくれるのが「オーブントースター用スチーム皿」110円(税込)です。水をいれてパンと一緒にトースターに入れて焼くだけで、外はカリッ、中はフワッな食感に焼きあがります。
「値上げされてもやっぱりおいしいパンが食べたい!」そんな人の味方になってくれる「rebake」。上手に活用すれば、お得なだけでなく、今まで食べられなかったパンにも出会え、さらに社会貢献もできてしまいます。便利なグッズも活用して、素敵なパンライフを楽しみましょう!