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初心者が始めやすいポイント投資、おすすめは?税金はかかるの?

ふやす

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クレジットカードで買い物した時などにもらえるポイント、皆さんはどのように使っていますか?今回は貯まったポイントを投資に使う「ポイント投資」について特徴やおすすめの運用法、かかる税金のことについて紹介します。

ポイント投資とポイント運用の違いは?

一般に「ポイント投資」といいますが、投資の方法によって「ポイント投資」と「ポイント運用」の2種類があります。ポイント投資はポイントを現金化して株式や投資信託を購入することを言い、SBIネオモバイル証券のTポイント投資や楽天証券の楽天ポイント投資などが代表です。一方ポイント運用は、ポイントをそのまま運用することを言います。ドコモのdポイント投資がこれに当たります。

ポイント投資の特徴は?

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ポイント投資はポイントを現金化して投資を行うため、通常の投資とほとんど変わりません。もちろん元本が減るリスクもあります。しかし、本来自分のお金ではなく、買い物等で付与されたポイントなので、「元々無かったもの」として、リスクを恐れず、思い切り投資をしやすいと思う人は多いでしょう。

Tポイント&SBIネオモバイル証券の場合、1ポイント=1円で1株から購入することができます。1株の価格が数十円から数百円の銘柄も多いため、数百円分ポイントが貯まったところで購入すると良いでしょう。ただし株式は100株単元が原則です。それ未満の場合は単元未満株という扱いになり、株主総会に参加できないなど株主としての権利を有することはできません。

銘柄を選ぶ際は、業種や財務力、業績などを分析して選ぶ方法もいいですが、まずは「株価の低い銘柄から選ぶ」というのも1つの方法です。その理由は、1株数千円や数万円という銘柄もあり、かなりポイントを貯めなければ購入できないからです。株価が低い銘柄であれば頻繁に1株ずつ買い増しできます。

例えば日本精密(証券コード7771)は執筆時点で66円です。1978年設立、1997年上場と長きにわたる実績もあり、こういった銘柄を候補にするのも良さそうです。

また、ヤフーやLINE、ZOZOといったお馴染みの企業を傘下に収めるZホールディングス(証券コード4689)の株価は377.5円(執筆時点)です。これくらいの金額も効率よく投資できそうです。

ただし、株価が低い銘柄は「仕手株」とも呼ばれ、投機筋が積極的に売買することで、株価が乱高下する場合があります。過去の株価の動きをチェックするなど銘柄選びの際に注意してください。

ポイント運用の特徴は?

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ポイント運用は、どういう運用をしたいかによって自分でコースを選べるパターンが主流です。安全性を追求するか、積極的に運用するかといった具合です。ポイント運用も、もともとは自分のお金ではないため、ポイント投資同様、積極的にリスクを取りやすいでしょう。

dポイントの場合、「おまかせ」コースを選ぶと、積極的な「アクティブ」、安定的な「バランス」のどちらか好きな方を選べます。買付に手数料は必要ありません。ある程度お任せとなるため、個別銘柄や具体的なファンドを選びたい人にはやや物足りないかもしれません。ただし、長期・分散投資といった投資のセオリーに忠実な運用が期待できます。

ポイント投資とポイント運用にかかる税金は?

ポイント投資は通常の投資と同じく、譲渡益に対して20.315%が課税されます。NISA内での取引も可能です。一方、ポイント運用は原則一時所得となります。一時所得は原則年間で50万円の特別控除があるため、多くのケースで、税金についてはあまり気にする必要はなさそうです。

ポイント投資とポイント運用+αを考えよう

ポイント投資とポイント運用は、どちらもリスクが取りやすく、投資初心者には向いています。ただし、運用に使うポイントが貯まらないと、現金で株を買う通常の取引と比べて、より時間がかかり、投資効率が下がることも考えられます。

投資の原則の1つはしっかり時間をかけること。早めに多くのお金を投資に回した人の方が高い成果を得やすいのです。まずポイント投資・運用を通して投資の知識と経験を身に付け、月々の収支に余裕があれば、ポイントとは別に、月々数万円の積立投資などを行えると良いですね。

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。